奥玉振興協議会と奥玉市民センターが主催する第53回奥玉地区民芸大会が、11月15日(日)に千厩維新館を会場に開催されました。当日は、朝からあいにくの雨となりましたが、地区内外から大勢の観客が集まり、多彩な展示や芸能発表を楽しんでいました。
展示部門では、各地区の自治会活動の紹介、奥玉保育園児や奥玉小学校児童の作品、地域の皆さんの絵画や書道、手芸など様々な作品が展示されたほか、奥玉市民センターで開催している「せんまや里山塾」の「ガーデニング実践コース」と「食べて健康コース」の様子や、奥玉地区で活動しているＮＰＯ法人響生（ひびき）の活動の紹介など、様々な展示が観客の目を引き付けていました。芸能発表部門では、奥玉小学校児童のダンスや奥玉保育園児のお遊戯、神楽や打ちばやしなどの伝統芸能、各種舞踊や詩吟、大正琴など様々な演目が披露され、出演された皆さんは日頃の稽古の成果を存分に発揮された様子でした。今年の特別出演では、奥州市からお呼びした「みちのく祭り太鼓」の皆さんが沖縄の伝統芸能「エイサー」を披露してくれたほか、先月17日に東京で開催された「民謡民舞全国大会・民謡中年部旗戦」で優勝して農林水産大臣賞に輝いた藤野君子さんの特別公演も開催されました。藤野さんは、全国大会でも歌った十八番の「南部牛追唄」など数曲を披露。その素晴らしい歌声に会場は大変盛り上がりました。このほか、会場内では奥玉婦人会の売店や大平そば愛好会の食堂、NPO法人響生の喫茶コーナーが開設され、大勢のお客さんを集めていました。また、民生児童委員の皆さんが開催した不用品バザーにも、掘り出し物を探そうと大勢のお客さんが集まり、大変な賑わいを見せていました。

藤野君子さんの特別公演の様子。素晴らしい歌声でした。

奥玉地区子供会育成会連絡協議会と奥玉市民センターが主催する、第30回奥玉地区子供会バレーボール大会が11月8日（日）に千厩維新館で開催されました。この大会は、経験の少ない子ども達でも参加しやすいよう、以前からソフトバレーボールを試合球にしたり、サーブをアタックラインの後方からさせるなど、独自の競技規則を作って実施してきましたが、今年は更に競技規則を変更し、コートの大きさをバドミントンと同じサイズ、１チームの人数も４人として実施しました。このため例年になく参加チームが集まり、「大平」「中日向」「三沢」「町下」「花貫」から２チームずつ、「宝築」「天ヶ森」「寺崎前」から１チームずつが参加。計13チームが総当たりのリーグ戦で優勝を争いました。
各チームとも、大会前の11月2日から6日にかけて2回ずつの練習を積み、気合十分で試合に臨みました。（中には練習を頑張りすぎて、翌日学校を休んだ子もいたとか…）　熱戦が繰り広げられた結果、「大平Ａ」「中日向Ａ」「町下Ａ」の３チームが11勝1敗で並んだため、今年は３チームが優勝という結果になりました。参加された選手の皆さん、声援を送った父兄の皆さん、大変お疲れ様でした。

奥玉市民センターで開催している、せんまや里山塾「食べて健康コース」の第５回の講座が11月17日（火）に開催されました。今回は、岩手県歯科衛生士会一関支部長の石田かつ子さんを講師に迎え、「健康寿命の延伸は、お口から」と題して講演をしていただき、口腔機能の維持向上が健康維持や健康寿命の増進に繋がることを学習しました。講演の後には、よく噛む食材を使ったメニューの調理実習を行い、「具だくさんチヂミ風」「けんちん汁」「かぼちゃのきんぴら」を作りました。配膳された料理を見ると、パッと見は少ないかなと思いましたが、どれも噛みごたえ十分だったため、しっかり満腹中枢が刺激され、お腹いっぱいになりました。
写真は、講演の様子。受講生の皆さんは、熱心に聞き入っていました。