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奥玉市民センターでは毎年、奥玉小学校5年生の総合学習と共催で稲作体験を実施しています。今回は9月15日(火)に行った「稲刈り」と、10月6日(火)に行った「脱穀・籾摺・精米」の様子を紹介します。
☆「稲刈り」
9月15日(火)に、吉田常夫さん(入山沢)、加藤正勝さん(宿下)を講師に迎えて稲刈りを行いました。最初に、稲がどのような様子になったら刈り取りの適期かなどを解説していただき、稲の結束の仕方を練習してから稲刈りを始めましたが、慣れない鎌の扱いにみんな悪戦苦闘の様子でした。 また、前の週に雨が続いた後で田んぼが渇いていなかったため、みんな裸足になって泥だらけになりながら作業を行いました。

事前の勉強が欠かせません |

慣れない作業に悪戦苦闘でした |
☆「脱穀・籾摺・精米」
10月6日(火)には、入山沢の菅原一郎さん宅の倉庫をお借りして、吉田常夫さん、加藤正勝さん、管原一郎さんに指導していただきながら脱穀・籾摺・精米作業を行いました。今年も機械には頼らず、昔ながらの足踏み脱穀機での作業です。
最初は稲のあて方が分からず、脱穀機に稲を巻き込んでしまう児童がいましたが、何度かやるうちにコツを掴んだようで、後半にはきれいに籾が外れるようになりました。選別作業も、昔ながらの「もみとおし」と「唐箕」を使って作業を行いました。今年の収量は玄米で27.5キログラムとなり、昨年に比べると11キログラムの減収と少し残念な結果でしたが、きれいなお米が穫れました。収穫した米は、PTAの親子レクでお握りにして試食するそうです。

足踏み脱穀機の作業の様子 |

唐箕での選別作業 |
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