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奥玉公民館では毎年、奥玉小学校5年生の総合学習と共催で稲作体験を実施しています。今回は5月11日に行った「事前学習会」と、5月14日に行った「田植え」の様子を紹介します。
☆「事前学習会」
5月11日(月)に、吉田常夫さん(入山沢)を講師に迎えて事前学習会を行いました。この事前学習会では、田植え前の作業(種籾の準備からハウスでの育苗管理)について講義してもらいましたが、種籾の塩水選の話や育苗管理での日中・夜間の適温の話など、なかなか専門的な内容で子どもたちは理解するのが大変な様子でした。(大人が聞く分には大変面白い内容でした)ただ、苗を育てるには大変な手間がかかることや、伸び過ぎた苗や病気になった苗を実際に見せてもらい、ちょっとした温度管理などの失敗が苗の生育に影響を与えることを理解できたようです。
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吉田さんの手作りの資料で学習しました。 |
最後に子どもたちからお礼を述べました。 |
☆「田植え」
5月14日(木)には、岩渕春喜さん(中日向)からお借りした水田で田植えを行いました。この日は、吉田常夫さんのほか、加藤正勝さん(宿下)、岩渕春喜さんも講師として子どもたちの指導をしてもらいました。
最初に、吉田さんから作業の手順、植えてからの管理について説明を受けた後、全員裸足になって手植えを体験しました。事前に田んぼの中に線を引いてもらって植え付けを行いましたが、上手く植えられないところもあり、講師の皆さんに手直しをしていただきました。ただ、吉田さんの評価では「今年は上手く植えられた方だ」とのことでした。
6月には、手作業での草取りにもチャレンジしたいと計画しています。
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最初に作業手順の説明を受けました。 |
失敗もあったけど、全員まじめに取り組みました。 |
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