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奥玉公民館では毎年、奥玉小学校5年生の総合学習と共催で稲作体験を実施しています。今回は9月22日に行った「稲刈り」と、10月10日に行った「脱穀・籾摺・精米」の様子を紹介します。
★「稲刈り」
9月22日(金)に、吉田常夫さん(入山沢)を講師に迎えて稲刈りを行いました。最初に、稲がどのような様子になったら刈り取りの適期かなどを解説していただき、稲の結束の仕方を練習してから稲刈りを始めましたが、慣れない鎌の扱いにみんな悪戦苦闘の様子でした。刈取り終了後は、はせ掛けを行いましたが、はせ掛けのやり方をマスターしている児童がいて、吉田さんが説明しなくてもてきぱきと作業を進めてくれたので驚きました。
★「脱穀・籾摺・精米」
10月10日(金)には、入山沢の菅原一郎さん宅の倉庫をお借りして脱穀・籾摺作業を行いました。今年も機械には頼らず、昔ながらの足踏み脱穀機での作業です。最初は稲のあて方が分からず、脱穀機に稲を巻き込んでしまう児童がいましたが、何度かやるうちにコツを掴んだようで、後半にはきれいに籾が外れるようになりました。選別作業も、昔ながらの「もみとおし」と「唐箕」を使って作業を行いました。今年の収量は、玄米で38キログラムとなり、講師の吉田さんからは「今年は豊作」「きれいな米だ」と、お褒めの言葉をいただきました。 収穫した米は、奥玉小学校の収穫祭で試食する予定です。

足踏み脱穀機での作業の様子です |

唐箕を使って選別しました |
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