奥玉地区生涯学習懇談会が七月十三日、奥玉公民館で行われました。
この懇談会は、生涯学習推進員会議の際、地域に根差した学習活動や地域課題を解決する学習などを展開していきたいという話題が出され、各自治会から三十五歳前、五十歳前、六十五歳前の三人に参加してもらい、「奥玉地区の課題と学習活動について」と「十年後の奥玉について」の二つのテーマについて話し合いをしました。
　全体会に続き、四班に分かれた分科会討議では、事業が多いので、地区民が集まりやすいように見直しが必要。奥玉の魅力が足りなく、良さが感じられない。ふるさとの良さを思い出して帰りたくなるように、小さい頃の思い出づくりをしてあげたいなどが出されました。

里山塾のガーデニング入門コースの第１班の研修会が、７月１９日、山形県上山市で行われました。
今回のテーマは高原のオープンガーデンということで、木や石、建物などを配しての庭作りや、雄大な山並みを背景にした「借景」という作り方を学びました。この場所は、蔵王ペンション村にある９軒のペンションが共同して行っているオープンガーデンで、庭の形状が、当地域に似たものが多く、葉物の配置や花、エクステリアの置き方など、参考になるものが多く、参加者は熱心にカメラに記録していました。
なお、このガーデニング入門は、１０月にハンギングバスケット製作を行い、産業文化祭や民芸大会に作品を展示する予定です。

奥玉公民館の「男女共同参画推進研修会」が７月２１日、宮城県大崎市で行われ、岩手県の男女共同参画サポーター養成講座の受講生など１４人が参加しました。少子高齢化社会の中で老老介護などがクローズアップされてきましたが、女性の社会参加に加え、男性の家事参加が大きな決め手になってきています。研修では、大崎市で六年前から活動している「男の台所古川塾」（安海信幸塾長）を訪問して、塾に参加している会員のうち１１名に交流研修会に参加していただきました。塾の活動紹介の中で、定年後の男性の居場所づくり、仲間作り、自分の健康管理などを行いながら、趣味活動やボランティアなどを行っている様子や有名料亭やホテルなどの料理長を講師に、包丁の使い方から始まり、本格的な日本料理まで基礎から学んでいることが紹介されました。
また、料理を通じて仲間が増えたことに加え、夫婦間の話題も増え、今までは、単に買い物の運転手だった自分たちが、スーパーで食材を見立てながら自ら台所に立ち調理ができるようになったこと、ピザ職人から本格的なピザを教えてもらい、孫に喜ばれたことなど、人生が楽しくなったという体験も話されました。
写真：研修会の様子です