奥玉公民館とせんまや里山塾自主講座奥玉パッチワーク学習会が主催するパッチワーク・キルトまつりを、３月２４日、２５日の２日間、奥玉公民館を会場に開催します。奥玉パッチワーク学習会は、受講生自らが学習計画を立て、小物から大きな作品作り、そして、目標としていたフレンドリーパッチワークが完成しました。そこで、奥玉公民館では、パッチワーク学習会の作品を披露する場をと考え、この度のパッチワーク・キルトまつりを企画しました。今回展示する作品は、奥玉パッチワーク学習会の作品はもとより、一関市内の公民館を拠点として活動するグループの協力を得て、およそ千点の作品が集まり、両磐地域職業訓練センターパッチワーク教室が中心となり、展示作業を進めました。是非、ご来場いただき、パッチワークやキルトの魅力に触れて見てください。
写真：各団体毎に作品を展示する様子

奥玉愛林公益会と奥玉公民館が主催した地域お宝歴史講演会講演会が、３月１０日、奥玉公民館で行われました。中世の城郭に詳しい、元北上市立博物館長の本堂寿一さんを講師に迎え、「橘城（奥玉城）の役割について」と題して講演をいただきました。講演では、地区内に残る橘城以外の城館についても触れ、成立年代に差はあるものの、もし、攻撃にあった場合に奥玉全体で守っていくため、複数の城館が築かれたと想定できるとの話がありました。

今年度最後のガーデニングコースの講座が、3 月9日、大船渡市の猪川小学校で行われました。当館と受講生の皆さんが協議して、被災地支援の形で「復興支援花壇」を作ろうと、昨年5 月に、全長１２０メートルの花壇を作ってきましたが、同校から、今年も花壇を作ってほしいと要望があり、今回の講座では、花壇の準備とプランターなどの床作りをしてきました。花壇づくりには、受講生の皆さんが経費を支出し、花苗や肥料などを購入しての制作でしたが、参加者からは。「被災地支援は、力仕事だけと思っていたが、花を植えても支援ができることを知って、少しでも被災地の皆さんの役に立てば思います」と感想をいただきました。

奥玉公民館長　佐藤広徳