千厩川に清流を取り戻そうと一関市と千厩川をきれいにする会が主催したサケの稚魚放流が、２月７日、町下地内の千厩川で行われ、奥玉保育園の園児２５人が、サケの稚魚約３，０００匹を放流しました。園児は、バケツいっぱいに分けてもらった稚魚をどうしてよいか戸惑っていましたが、会のメンバーからやさしく流れに乗せてやることを学び、慎重に放流していました。放流が終わり、園児は、元気に泳ぐサケの稚魚を見ながら、「大きくなって、帰ってきてね」と呼びかけていました。サケの稚魚は、大航海の後、四年後に、千厩川に帰ってくる予定です。その際、きれいな川で迎えるために、川に直結している台所や風呂場から、油汚れや化学洗剤を流し込まないような工夫が必要です。皆さんも家庭雑排水に注意して下さい。

約3,000匹のサケの稚魚が、保育園児の手によって放流されました

奥玉小学校ＰＴＡと奥玉公民館が主催した家庭教育講演が、２月２３日、奥玉小学校音楽室で行われました。田野畑村在住で、田野畑山地酪農牛乳�鰍ﾌ吉塚公雄さんを講師に迎え、牛との出会い、恩師との出会い、山との出会いをお話しいただき、また、同じ生きるなら希望や夢に向かった方が人生明るく楽しい。自分の人生、輝ける人生にするのは自分を信じる力だと思うと力の入った講演をいただきました。

奥玉地区福祉活動推進協議会と奥玉公民館が主催した奥玉地区新春・夢の講演会が、２月４日、奥玉公民館で行われました。岩手の発明王として、日本中から注目を浴びている花巻工業クラブ会長の藤沼弘文さん（花巻市・旭エンジニアリング株式会社代表取締役）を講師に迎え、アイデアあふれる事業展開をする上で、他人より多くの情報を得る努力や機械を使う人の身になっての創意工夫について講演いただきました。また、昨年三月の東日本大震災では、震災翌日から沿岸部に自らがリーダーとなり、支援活動を展開した話など、人一倍の行動力に圧倒され、参加者は、真剣な面持ちで聞き入っていました。

なお、寺花チームは、千厩支部お茶ぱたきカルタ大会にも参加し、見事優勝を果たしました。
写真は、熱戦が繰り広げられたカルタ大会