|
平成２２年２月２５日発行
|
千厩川に清流を取り戻そうと一関市と千厩川をきれいにする会が主催したサケの稚魚放流が、2月9日、町下地内の千厩川で行われ、奥玉保育園の園児29人が、サケの稚魚約二千匹を放流しました。この放流は、平成14年から行われているものですが、奥玉地内での放流は、今回で四回目になります。園児たちは、バケツいっぱいに入ったサケの稚魚を、「早く大きくなってね」とか「早く帰ってきてね」と声をかけながら放流しました。サケの稚魚は、北上川を経由して、太平洋に出て、四年後には、ふるさとの千厩川に帰ってくる予定です。ところで、川を汚くしているのは、各家庭から排出される生活雑排水です。下水道がない千厩では、風呂や洗濯で使われる洗剤や台所から排出される油などが直接川に流れ込みます。そこで、てんぷら油は、新聞紙で吸い取り、燃えるごみとして取り扱うなど、皆さんの工夫を、ぜひ、お願いいたします。
奥玉公民館と奥玉小学校ＰＴＡ、奥玉小学校で共催した家庭教育講演会が、2月9日、奥玉小学校で行われ、腹話術で人気の世界児童ボランティア・藤野静枝さん（大東町在住）に、「子どもたち・輝くときがきっと来る」と題して、講演をいただきました。藤野さんは、中国やスペイン、南米、東欧など九カ国での公演に行くため、部屋中に外国語の練習カードを張って言葉を覚えたことや、訪問先で出会った子どもたちとのふれあいなど、写真なども使って紹介しました。また、得意の腹話術も披露。人形のダイちゃんとの軽妙なやりとりに、聴講者も爆笑する場面もたくさんあり、楽しい講演会となりました。 また、藤野さんが経営するレストランに訪れた家族連れなどの行動を見て、親が手本を見せないと子どもは、マナーを覚えないで育っていくので、口で言う前に「やってみせるのが大人の役目」と力説しました。
一関市老人クラブ連合会千厩支部が主催した第12回お茶ぱたきカルタ大会が、2月12日、千厩老人センターで行われ、寺花老人クラブが四年連続六度目の優勝に輝きました。また、準優勝には宝築老人クラブ、三位には三沢老人クラブと、奥玉地区が上位を独占する快挙を見せました。
千厩地域防犯協会奥玉支部では、このたび、平成21年度事業として、一関市の補助を受け、中日向地内（JA奥玉支店前）と深芦沢地内（バス停付近）に2基の防犯灯を設置しました。 また、東北電力からの寄贈として、三沢地内（三沢会館付近）には1基の防犯灯が設置され、奥玉地区内には３基の防犯灯が整備されたことになりました。 今年度、地区内では、車上荒らしなどの被害が発生し、犯罪の影が都会だけではなく、地方にも及んできていますので、外出の際の鍵掛けや車の施錠を心がけてください。 また、巧妙な振り込め詐欺、コンピューターによるフィッシング詐欺などの犯罪が、私たちの日常生活にも迫っていますので、お互いに注意するようにしましょう。
来年７月２４日には、すべてのアナログ放送が終了して、テレビはデジタル放送に移行します。 １月２７日には、地デジ移行の説明会が奥玉公民館で行われましたが、地区内でも、中継施設のある室根山やこれから整備される予定の三島山からの電波を受けられない場所があるようです。受信については、町内の電気屋さんでも調べてもらうことが可能なので、早めのご相談をお勧めします。 また、アンテナなどの受信施設や新たにチューナーなども必要になる場合がありますので、相談してみましょう。 ちなみに、今年になって公民館にも、地デジ対応のテレビが設置されました。
奥玉公民館では、当館が関係する会議を、「効率よく、わかりやすく、参加しやすい」会議にするため、継続して会議改善に取り組んでいく予定です。 また、会議を改善することで、リーダーや事務局だけが苦労するような組織運営も見直す、良いきっかけになりますので、皆さんも、積極的に「会議改善」に取り組みませんか？ 「会議」から、地域の活性化を進めましょう。
気仙沼市に在住する奥玉出身者で組織されている｢ふるさと奥玉会｣(千葉武二会長)の総会が、二月十一日、気仙沼市内のホテルで行われました。 今回から、昨年合併した本吉町在住の方も加わり、和やかな交流がなされました。 参加した会員の皆さんは、故郷「奥玉」への熱い思いや昔話に花を咲かせたようです。
| 編集後記 |
|
一関市役所内の業務改善について、過日発表会が行われ、新聞等で、その結果が発表されましたが、地域の皆さんから、「なぜ、奥玉公民館の会議改善の取り組みが評価されなかったのか？」と問い合わせがありました。これについては、今年度、千厩支所の取り組み自体、審査対象外になっていて、発表の機会がありませんでしたので、残念ながら･････ しかし、審査以前の問題として、会議を負担に思っている人が多かったことに驚きました。この取り組みは、継続していかなければと、強く感じていますので、地域の皆様のご理解とご協力をお願いします。 |