平成21年12月25日発行
高齢者の病気をテーマに福祉講演会開催
奥玉地区福祉活動推進協議会では、12月19日、奥玉公民館で福祉講演会を開催し、「高齢者のかかりやすい病気」と題して講演が行われ、五十人を超す聴講者が出席しました。 講師は、千厩地区内で内科医院を開業している谷藤正人先生で、新型インフルエンザの現在の流行状況から、千厩地域内の医療事情まで、具体的な資料をスクリーンに投影しながら講演をいただきました。講演では、「地域内にも、多科(多重)受診をしている人が多く、すべての病院から薬の処方を受けているほかに、健康食品を購入している人もいる。また、薬が飲みきれず、勝手に、飲まない薬は捨てたりしている人もいるので、医療費の無駄遣いになっている」といった例も紹介されました。また、千厩病院の医師不足問題に触れ、「病院はコンビニではないので、医師の過重負担にならないように利用していくことが、最終的に拠点病院を守ることになると訴えました。
※写真は「公立病院や地域医療」のあり方も提案した谷藤正人先生

学びの土曜塾で海外のクリスマスを体験
奥玉公民館が開設している学びの土曜塾は、毎回、趣向を凝らし、日本と海外の行事や習慣の違いなどを学んでいます。 12月5日に行われた講座では、講師のアラナ・グリーンさんの出身地であるカナダのクリスマス行事について学習しました。 日本では、クリスマスというとケーキや豪華な食事でお祝いをしますが、カナダではマッシュポテトや固いパンのようなビスケットにグリーンピース、ゆでたカブなどを乗せて食事にしています。また、日本で人気のフライドチキンは食べないようで、クリスマスには、たくさんの野菜などをつめた七面鳥を食べるそうです。もちろん、シャンパンで乾杯ということもしないそうです。 乾杯は、新年を祝うときのセレモニーで、どうも、商魂たくましい業界に、「日本独自のクリスマス」を植えつけられていたような気がしました。
※クリスマスといえば「プレゼント」。大きな包みの中には何が入ってるかな?

中日向老人クラブから、今年も門松寄贈
奥玉公民館の玄関に、縁起物の門松が飾られました。 この門松は、毎年、中日向老人クラブ(千葉俊一会長)から寄贈をいただいているもので、今年は、12月25日に同老人クラブの会員の皆さんに設置していただきました。 公民館では、年明けの九日に新年交賀会が行われることから、お正月ムードをいっそう盛り上げていただきました。ありがとうございました。
※門松が飾られた公民館の正面玄関

■お知らせ
公民館・日本間の利用休止について
1月5日(火)〜1月8日(金)
*畳の表替えのため、利用ができませんのでご了承願います。

新年1月9日(土)は
13:00 奥玉振興協議会総会
14:30 奥玉地区新年交賀会
  会場  奥玉公民館
 
1月の「あらたまきっず」
1月 15日(金) 14:30〜16:00
   22日(金) 14:30〜16:00
   29日(金) 14:30〜16:00
 会場 奥玉公民館(維新館ではありません)


ありがとうございました。
多くの利用団体の皆さんから、公民館や維新館、おくらんどの大掃除を手伝っていただきました。ありがとうございました。
きれいになった施設を、来年もいっぱいご利用ください。



弓手川俳句会 12月例会抄
★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 皆さんからの情報をお待ちしています。

編集後記
11月に開催した民芸大会の余韻がまだあるようで、多くの皆さんから「楽しかった」とか「民謡が楽しめ」、「松田さんの声はすごかった」と感想が寄せられています。晩秋にしては、暖かかったことも民芸大会の好評の要因かと考えています。さて、今年も残すところわずか。公民館や維新館、おくらんどは利用団体の皆様の協力で、すっかりきれいになりました。新年も、皆様に愛される公民館となるよう努力してまいりますので、よろしくご支援をお願います。
奥玉地域の皆様、ご健勝で良い年をお迎えください   (職員一同)