奥玉振興協議会総会と新春講演会、新年交賀会　１月１０日
平成２１年度奥玉振興協議会総会及び新春講演会並びに奥玉地区新年交賀会が１月１０日午後奥玉公民館で開催された。総会は４０人以上の会員が出席して行われ、菅原一郎会長が「昨年は多くの事業を皆様の協力を得て行った。特に地域おこし事業の室根山麓・歴史とロマン・健康の里作り事業を取り組み、３月にはイベント開催も予定している。みんなで盛り上げていきたい。スポ少活動では県大会や全国大会出場など大活躍であった」と挨拶を述べた。議長に小野寺時雄交通安全協会奥玉分会長が選出され、平成２０年度事業報告と収支決算、２１年度事業計画と収支予算が原案どおり承認された。地域おこし事業会計の中間報告もされ、３月まで事業計画に沿って継続することが確認されました。
　総会終了後、勝部修岩手県企画理事兼県南広域振興局長による「これからの地域産業と活性化」と題する新春講演会が行われ、自身の生い立ちから現在の社会情勢、地域の取り組み方、心構えなど約一時間、聴衆を前に終始穏やかな語り口で「百年（ひゃくねん）に一度の危機」を「飛躍の年（ひやくのとし）」にしましょうと締め括った。同氏は奥玉字宝築出身の５８歳。会場には勝部さんの講演だけを聞きに来た人も含め７０人が耳を傾けていた。
最後は、講演会に引き続き振興協議会員や来賓等約６０人が出席して新年交賀会が行われた。小野寺洋一千厩支所長、村上悌市議等から祝辞をいただき、残念ながら欠席した千葉康一郎県議のメッセージが披露された。佐藤慶嗣市農業委員が乾杯の音頭を取り、菊池憲一１８行政区長と金安信町下自治会長が祝謡で場を盛り上げました。振興協議会が主催する新年最初の大きな行事で、総会と講演会が無事終わったことや勝部講師を招待したことも手伝って会場は一気にヒートアップ、２１年新春の交賀を深め合っていました。

真新しい奥玉保育園（加藤つる子園長）のお披露目が１月１８日午後１時３０分から、市議会議員や行政区長、保育園父母の会関係者等地区住民３０人を前に小野寺洋一千厩支所長が祝辞を述べ、関係者のテープカットの催し物で開園を祝いました。引き続き園舎の見学会が行われ、午後３時３０分までの間に多くの人が訪れてパンフレット片手に各部屋をのぞいては「りっぱだね」と感想をもらしていました。すでに引越しを終えていて翌１９日からは新園舎での業務がいよいよスタートします。園児も新しい園舎に大いに興味を持って喜んでくれることでしょう。

年が明けた奥玉地区では、毎週いずれかの自治会の新年会・祝年会が開催されています。１１日は寺崎前をはじめ大平に中日向と花貫。１７日には宝築。１８日は町下で開催され、各会場には多くの自治会員や来賓が集い、新年や年祝いに盛り上がっていました。新春講演会や研修会を抱き合わせたり、新婚さんや新成人のお祝いを加えるなど特色が表れていました。今後は２５日が三沢。最後は２月１日の天ケ森が予定されている。2月から自治会等の総会が控えており主催する側もされる側も大変ご苦労様です。