平成19年07月26日発行
中日向が優勝、8チーム、100人参加=千厩野球場で熱戦繰り広げる
準優勝は花貫、3位に大平・宝築=第58回奥玉地区野球大会
第58回奥玉地区野球大会が、7月8日千厩野球場に梅雨の合間の晴天の中、8チームが参加し、熱戦が繰り広げられました。開会式には8自治会もれなく参加し、菊地福男大会長があいさつ。選手宣誓が前年度優勝の中日向チームからあり、7回又は1時間10分の中で試合が繰り広げられました。中日向チームは女性も参加し熱戦の試合でした。試合結果は、1回戦=花貫10:6三沢、宝築13:5町下、大平18:7寺崎、中日向8:8天ヶ森(ジャンケンで中日向勝)、準決勝=花貫11:3宝築、中日向15:11大平、決勝=中日向16:8花貫。その結果、優勝に中日向が輝き優勝旗等が贈られました。準優勝は花貫、3位に大平と宝築が賞状等をそれぞれ手にしました。最優秀選手に千葉和也選手(中日向)、優秀選手は菅原亮選手(花貫)が選ばれました。ホームラン賞は、藤森仁選手と畠山恒春選手(大平)と太田政巳選手と千葉和也選手(中日向)の4人に贈られました。

奥玉小学校6学年「奥玉一周あらたま探検隊」で地域の史跡巡る=7月17日
7月17日「奥玉の宝(昔から伝わっているものや地名の秘密)を発掘し、それをみんなに伝えよう!」ということで、奥玉小学校6学年19人は総合的学習の時間で「奥玉の秘密」について調べました。「一周探検バスの旅」で奥玉地元学研究会(会長武者昭一)7人の皆さんの協力によりそれぞれ説明をいただいた。「白藤」では源義経にまつわること。奥玉の地名の由来となった水晶が掘られた摺沢長者の「玉堀山」では、小さい水晶らしき物を堀あてた児童もいた。玉を地中に埋めその上に「興玉神社」を建てた桜森神社では神社参拝の仕方や、地名の由来が刻まれている石碑「桜森伊勢祠碑」のこと。「橘城跡」では奥玉を一望できる場所で当時の町並みのこと。物見石にある稲の種を蒔く時期咲くことから名づけられたという「種蒔桜」。吉立では閉山まで働いていた畠山春男さんから、鉱山で金が産出され名古屋城の金の鯱に三枚献上したことから「三枚山」と名を称したと説明。ここでも金があるかもと石を持ち帰った児童もおりました。終わりに児童から「普段行けない所に行ったのがよかった。大東では水晶が取れたのがよかった。」など感想として話していました。6年生は成果を秋の学習発表会に劇で発表する計画をしています。

「千厩地域防犯協会奥玉支部合同役員会」=6月25日
千厩地域防犯協会奥玉支部(吉田幸昌支部長)の平成19年度合同役員会(総会)が、6月25日奥玉公民館において、理事11人代議員7人などの出席により開催されました。 議事では、平成18年度事業報告と収支決算が承認されたほか、季節安全運動の実施、非行防止や暴力追放運動、悪徳商法や振り込め詐欺の予防対策の推進。新たな試みとしての防犯講演(講習)会の開催、奥玉小学校通学路や中学校スクールバス停車地付近を中心に防犯灯を3基設置する計画などの、平成19年度事業計画と収支予算が上程され議決されました。なお、緊急性があれば補助金がなくても防犯灯を設置し対応するとの支部長の考えも示されました。

きれいな川を証明=水生生物調査で奥玉小4年生20名らが
奥玉小学校(三浦哲朗校長)4年生児童20名による奥玉川の水生生物調査が7月3日、奥玉停留所付近(太田忍様宅裏)で水生生物アドバイザー奥玉昌代氏の協力を得て行われました。 はじめにアドバイザーから「4班を上流2班と下流2班に分かれて水生生物をたくさん採取して下さい。水生生物は石の周りや石の下にいます、網や水中メガネを使って見つけてください。水質測定もするので水も採取して下さい。」と指示があり、上流と下流の2班にわかれ川に入りました。 児童らは、長靴に水が入ることなどお構いなく、丹念に石をひっくり返して水生生物を採取、たくさんの生き物が取れました。終了の合図が出てもまだやりたいという声が聞こえ、残念そうに水からあがる子もいました。続いて、採取した水のCOD(化学的酸素消費量)を調査した結果、上流はきれいな水質で、下流は生活排水の影響か若干汚れた水質であることがわかりました。また、採取した水生生物からもきれいに近い水質であることが証明されました。雨のため2回延期しての調査でした。

多賀城碑と東北歴史博物館・葛西滅亡の地を訪ねて=「奥玉地元学研究会」
「奥玉地元学研究会」移動研修(奥玉公民館共催)が7月28日、多賀城市の多賀城碑、東北歴史博物館等を18名が訪れ、奥玉の地名を賜った大野東人が築いた多賀城の地等を訪ねた。 初めに、多賀城跡でボランティア案内の方に多賀城の南門跡の近くの覆屋の中にある多賀城碑の碑文と多賀城についての説明を受けた。その後、東北歴史博物館を訪れ博物館職員から展示室にて多賀城の規模や構造、性格から行政的性は格が強い、立地として仙台平野を一望できる。外周の塀は土をつきかためて築き屋根をかけた築地、厚さ3m高さ4mを超す塀に囲まれ、外郭の門は南・東・西の辺で門が確認され創建時は簡単な構造であったが、奈良時代中頃以降には各の高い八脚門に変わった。政庁は中央に約100m四方を築地で囲んだ政庁が置かれ、重要な決裁や儀式が行われたとみられた。城内の各所には多数の役所、木工や鍛冶などの工房、警備する兵士の宿舎が配置。官人は都から赴任してくる官人のほかに書生など下級役人、兵士など全体で1,200人をこえる官人がいた。年代は8世紀前半〜10世紀中頃まで存続、この間3回の建て替えがおこなわれた。T期(724~762)は、大野東人が創建しその後修造・焼失大地震で被害を受け復興された。性格として多賀城は基本的には福島・宮城・岩手県地域を治める陸羽国府、出羽国まで管轄する広域行政府、蝦夷対策を進める中心拠点であった。ことを展示物の前で説明を受けました。
午後には、葛西滅亡の跡である佐沼の地を訪れ登米歴史博物館・佐沼城跡を見学した。

バトスカフェ特別編・奥玉プロレス興行
奥玉出身の加藤誠凱旋記念プロレス(バトスカフェ主催、町下自治会後援)が、7月16日千厩維新館で300名の観衆のなか、15人の選手(女性1名)によるシングルマッチ2試合、タッグマッチ3試合、全選手によるバトルロイヤル1試合がおこなわれました。この試合の収益金の一部が加藤選手の幼いころお世話になった気仙沼市の児童養護施設に寄付されました。

【お知らせ】 第35回奥玉ふるさとまつり
イメージ■と き 平成19年8月15日(水)
      午後7時開幕
■ところ 奥玉ふるさとセンター庭

◆仮装盆踊り大会:総勢400名参加

◆花火大会:豪華約180発打ち上げ
◆各種出展コーナー
 ビール、かき氷、焼きそば等

<主催>
奥玉振興協議会・奥玉公民館



弓手川俳句会 7月例会 抄


8月2日
景観まちづくり懇談会
 (午前7時〜千厩支所
15日
第35回奥玉ふるさとまつり
 (午後7時〜奥玉公民館)
5日
交通安全環境整備事業(クリーン作戦)
28日
千厩地域大学「手づくりリフォーム手芸コース」B
 (午後1時〜奥玉公民館)
7日
あらたまキッズ「流しそうめん体験」
 (午前9時半〜奥玉公民館)
29日
あらたまキッズG
 (午後2時〜維新館
8日
第2回千厩地域協議会
 (午後3時〜千厩支所
9〜10日
子ども会リーダー研修会(8/10まで)
 (午前9時〜花山青少年自然の家
 

* 体育施設の休館日・全館休館日=8月13日
★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 皆さんからの情報をお待ちしています。