平成18年11月27日発行
800人以上が鑑賞8自治会作品活動展示等第44回民芸大会=11/19
「よさこい」や奥玉小・各自治会・芸能団体等24団体370人出演
第44回奥玉地区民芸大会(奥玉振興協議会・奥玉公民館主催)が、11月19日千厩維新館で開催され、菅原一郎大会長が「奥玉地区の伝統芸能を受け継ぎ各自治会の作品展示も多くの出品があり会場を飾って頂いた。本日が盛り上がった一日になるように」とあいさつがあり、小野寺洋一一関市千厩支所事務長(市長代理)などから来賓あいさつがありました。 展示コーナーでは、各自治会活動展や女性・高齢者作品などのほか写真・俳句・絵画展、奥玉小の絵画や工作・総合学習・金管バンド活躍展や成人講座展示など約600点が展示されました。(写真下右)懐かしの小梨駅付近と大船渡線沿線展も。芸能発表部門では、奥玉小学校4〜6年生による「室根山」等の合唱に続き、「ふるさと」を会場参加者による全体合唱ではじまりました。 その後、奥玉保育園の「親子ソーラン」や踊り、大平・三沢の打ちばやし、入山沢田植えおどり、花貫伊勢神楽、詩吟、おいとこ踊り、新舞踊など盛りだくさんの演技28番まで47演目が披露されました。特別公演として大東YosaKoi恋・来い連「菅原組」のみなさんによる勇壮なよさこい踊りで会場も熱気に包まれました。(写真下左) 各自治会ごとに趣向を凝らした踊りも会場を沸かせました。奥玉わをん会の大正琴、三味線いろは会の「津軽三味線」やかっぽう着姿の服装等での各自治会から楽しいオリジナルの「おいとこ」が披露されました。奥玉神楽「大蛇(おろち)退治」が演じられ、演技発表は閉じられ、昨年より多い24団体約370人が出演し、延べ800人以上の方々が鑑賞しました。食堂コーナーでは「こだわり手打ちそば」も振る舞われたほか、奥玉婦人会による福祉バザーも行われました。

「『老けない ボケない 転ばない』健康づくり」でお元気講座=11/8
「血圧の管理の大切さと病院に行く『目的』意識を」=会場いっぱいの85名
奥玉地区高齢者お元気講座「『老けない ボケない 転ばない』健康づくり」をテーマに、11月8日奥玉公民館で開催され会場いっぱいの85名が受講しました。講師には千厩ひかりクリニック院長の岩本浩之先生をお招きし、わかりやすく詳しいお話と映像で説明があり、高齢者のこれからの健康づくりの認識を深めました。(写真)
初めに、これまで歩んできた経歴を話され、「老けない=特に脳卒中について@脳血管障害A脳梗塞B脳内出血の三つに分けられ、ならないために『@血圧をきちんと管理するAタバコは要注意B糖尿病等に注意C不整脈にも注意』とのべ、血圧の管理の大切さと病院(医院)に行く『目的』を意識し、医師の指示を守ること。」等に触れました。ボケない=いわゆる『認知症』の症状の例も上げ、「@記憶力障害A失見当識B理解・判断力低下が見られること。」周辺状況や治療・介護の考え方等説明された後、周りの家族だけでなく地域としてもフォローの(支える)大切さを説きました。「@病気として正しく理解し、勇気を持って受け入れましょう。A認知症の人生を大切にしましょう。B家族の生活破壊を防ぎましょう。C社会資源、医療機関、介護・福祉サービスをうまく使いましょう。」とし、成年後見制度についても説明し、患者が、普段の暮らし=なるべく在宅介護ケアを求めていることもお聞きしました。予防としては、「一概に予防法はないが、『頭と手を使うこと。それぞれが浮き浮きすることをやること。他の人との交流や自分自身で出来ることはやること。』などが大切と言われている。」ことが話されました。「転ばない=高齢者に多い骨折として@転んで腰を打ったり、しりもちをついたりした後、歩けない。A転んでしりもちをついたら、強い痛みが出た。B転んで手をついた後、手首がはれて痛い。などであり、転ばないために体操(ころばん塾での実技などの例)が有効。」と語りました。 「東北に興味があり、『なぜ、奥州・藤原氏か?』『金・漆(うるし)・馬・海産物』や豊かな自然があることを学んだ。環境にやさしく『地域を照らす ひとすじの光明(ひかり)たらん』を基本理念に『@安心A納得B勇気』のキーワードで地域医療にあたりたい。」と抱負も述べられ、講座を終えました。

大平A子供会優勝=第21回奥玉地区子供会バレーボール大会で熱戦が展開
第21回奥玉地区子供会バレーボール大会(千葉成悦大会長、奥玉子育連・奥玉公民館主催)が、11月12日午前9時から千厩維新館で行われ、7子供会から8チーム80名の選手と親や家族など合わせて160人が参加しました。(写真)開会式では、千葉大会長から「今、世界女子バレーが行われているが、最後まであきらめないでどのチームもがんばってほしい。」とあいさつ。三浦哲郎奥玉小校長や菊地福男奥玉体育協会長らの来賓祝辞等行われました。ソフトバレーボールにより、6人編成で4チームづつのリーグ戦を行いリーグ代表4チームが決勝トーナメントリーグに進出しました。 どの子供会チームも日頃の練習成果もあり、チームワークも良く白熱した試合が展開されましたが、レシーブが課題にも。その結果、優勝は大平子供会A、準優勝に三沢子供会、3位に町下子供会と中日向子供会が輝きました。閉会式では、優勝と準優勝チームにトロフィーと賞状が、3位に賞状が千葉大会長からそれぞれに、また全参加者に奥玉体育協会から参加賞が贈られました。

『四季の山野草・園芸コース』県立花きセンターや染物体験等で移動講座
奥玉公民館が担当する千厩地域大学「四季の山野草・園芸コース」の移動講座が、11月13日、金ケ崎町の県立花きセンター等の見学と染物体験を行い、受講生22名が参加しました。 県立花きセンターでは、中森普及員さんから施設の概要や今が満開のシクラメンなど花の説明を受け南緯40度温室、亜熱帯温室内の花々を見学しました。昼食時に千厩地域大学展「菊(福助)展示作品」に16点の出品の中から入賞した方々(特選・金勝子さん、優等・宍戸英子さん、入選・千葉義子さん)の表彰も行われました。 奥州市江刺区のえさし郷土文化館では、型枠を利用した染物体験として絵付け等もしました。(写真)自然の恵みのありがたさや四季の移り変わりを肌で体験できた講座でした。 帰りの車内では、「福助(菊)づくり」の成功談や失敗談等をのべてもらい、菊作りの経験豊かな小野寺十三男さんから助言を受けました。

奥玉小5年生がもちつきを体験=総合的学習「米作り」のまとめで収穫祭
11月23日午前、総合的学習や自然奉仕体験講座として米作りに取り組んできた奥玉小学校の5年生19名は、これまでのまとめとして手でつくもちつきを体験する収穫祭が天ヶ森会館内で行われました。(写真下)米作り指導者の吉田常夫さん(入山沢)と加藤正勝さん(宿下)や水田所有者の岩渕豊喜さん(中日向)らから指導を受け、教室でのお話や田んぼで実際に体験してきました。収穫祭には、5年生のPTA学年行事と並行し、児童らの父母や祖父母あわせて30名のお手伝いをいただき、「あんこ」のほか「じゅうねん」「お雑煮」「きな粉」「納豆」「のり」もちにしていただきました。指導していただいた方々からお話があり、三浦哲朗校長や担任の小山和子先生らから「お米づくりをこれまで指導いただいた方々や応援していただいた方々に感謝します。」とのことばがのべられ、児童からは指導いただいたみなさんに「今まで私達5年生のことを見守ってくれて『ありがとうございました。』おいしいおもちが出来ました。お世話になりました。」など感謝のメッセージが発表されました。

地域ニュース
秋の褒章で工業統計調査員の太田二千夫氏(字中日向)が、藍綬褒章を受章し、このほど伝達されました。長い間のご労苦を讃え、受章おめでとうございました。




弓手川俳句会 11月例会 抄


12月3日
小学生バレーボール教室A
 (午後4時半〜千厩維新館
中旬
平成18年度第2回奥玉公民館運営審議会
 (午後2時〜奥玉公民館
2日
・奥玉保育園生活発表会
(午前9時〜奥玉保育園ホール
・平成19年度奥玉野球スポーツ少年団育成会総会
 (午後6時半〜奥玉公民館)
18日
奥玉保育園映画会
(午前9時〜奥玉保育園ホール
5日
小学生バレーボール教室B
 (午後4時半〜千厩維新館
16日
奥玉振興協議会監査会・ 運営委員会(19:00)=予定
(午後6時〜奥玉公民館
6日
・千厩地域大学「いきいき人生女性向け」最終回・修了式
 (午後1時半〜千厩農村環境改善センター
千厩地域内婦人会との交流会
 (午後7時〜奥玉公民館)
22日
あらたまキッズスクール「ケーキづくり」
(午後12時〜奥玉公民館
10日
千厩町小学生バレーボール大会
 (午前9時〜千厩体育館
25日
維新館ワックス清掃
(午前9時〜千厩維新館)
中旬
千厩地域大学「地元学講座3」最終講座
「東磐井の地名と地図を読む」阿部和夫氏
  藤原の郷で染物体験ほか) 
 (午後1時半〜奥玉公民館)
 26日
あらたまキッズスクール「しめ縄づくり」
(午前9時〜奥玉公民館
27日
維新館・おくらんど・ふるさとセンター清掃作業日
(午前9時〜奥玉公民館

* 体育施設の休館日=12月25日 全館休館日=12月11日
★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 皆さんからの情報をお待ちしています。