平成18年10月26日発行
「押し花づくり教室」や「リース」づくりも=奥玉地区成人講座
「世界に一つだけの押し花」創意と工夫で楽しく身近な素材生かして
10月18日、いちのせき健康の森を会場に奥玉地区成人講座「押し花づくり教室」と題して移動講座が持たれ、20名が受講・体験しました。講師の長野さん、佐々木さんの指導を受けた後、実際に押し花づくりに挑戦しました。身近にある花や樹木の葉等を新聞紙等に挟み、1週間ほど前から水分をとり準備していたものを素材に、思い思いの「世界に一つだけの押し花」作品がりっぱに出来上がりました。 講師から「@花を摘んだら、新聞紙等にはさみ、ゆっくり乾燥させる。A花の色は、熱を加えると色がおちる。花の形や茎は、電子レンジで脱水できる方法。陶器も出来ているが、段ボルーとスポンジ・キッチンペーパー2枚をはさみ、ガムテープで一巻きする。その間に花や茎を挟み、500wで1〜2分加熱。アイロンでやる方法もある。」素材を活かして、しおりやカードにするため色の台紙に俳句や一言を入れたりしながら、ラミネート加工し出来上がりとなりました。(写真左)この日は、一関市の骨寺荘園遺跡や一関市博物館も途中見学し、身近な歴史を感じ取るなど充実した講座となりました。 
 成人講座(女性向けコース)として「身近な素材を生かして、いきいき手芸」をテーマに手芸講師の藤原初江さんを迎えて10月21日夜、宝築集落センターを会場に開催されました。今回は、移動教室として宝築地区に出向いて開設し、通常の受講生とあわせて20名が受講しました。いろいろな身近な素材(今回は乾燥した草花や藤の枝)を使って「リース」づくりに挑戦。(写真右)2時間ほどで思い思いのリース手芸が出来上がり、身近ないろいろな素材を生かして作れることなど応用も学びました。奥玉地区民芸大会に出品される予定です。 

「農を興し地域を支える集落農業」楠本山形大教授講師に集落営農講演会
「元気な農業、活力ある地域は『地域の人を減らさない、農地荒らさない』営農を」
集落営農講演会(奥玉地区営農組織連絡協議会主催、岩手県・一関市・JAいわい東後援)が、10月14日午後、奥玉公民館で開催されました。基調講演に「農を興し 地域を支える集落営農」と題し、山形大学農学部楠本雅弘教授を講師に迎え、約60人が真剣に聞き入りました。
はじめに佐藤正男会長があいさつを行い、菊地宏雄千厩地域自治区長が「これからの集落営農に期待する。」とあいさつを行い、ビデオ上映「なんじょすっぺ、おらほの集落営農」を鑑賞し、講演に移りました。全国各地の先進事例もあげながら「個別経営は、限界にきており集落営農が求められる。『元気な農業』と『活力ある地域社会』を両立させ、地域を守り、人を減らさない。」新しい農業のやり方として解説しました。そのためには「より多くの人々が参加できるしくみづくりが大事で、高齢者・女性・子どもたちなどが参加できるように。獲得した所得を地域で循環させ、地域経済を活性化させる。」こととして具体例として広島県や滋賀県、大分県、山形県等の営農組織の事例を紹介。宮城県栗原市一迫町「清水目機械利用組合から巨口グリーンセンターと改称し法人化をめざす過程を説明。ぐるみ型任意組織から担い手型集落法人で収入を増やし、経費を減らす努力。」が語られました。 「農地は国民全体の財産であり、祖先から守り継いだもの。子孫まで残していく責任がある。昭和21〜25年に農地解放をし、個人の責任にした。米自給できるようになって、減反・転作の時期を迎えたが、国は一定の要件を備えた認定農業者や集落営農組織を構成することで助成金交付に変え、農地を守っていく政策に19年度から着手。10年は維持していく方向なので政権が変わっても変更はない。奥玉はじめみんなが楽しく、元気になる新しい計画・いい案をみんなの参加で作っていくように。」と結び、特にも女性の力を大切にしていくよう力説しました。

老ク地域見守り隊・防犯パトロール隊員と奥玉小児童の対面式=24日
10月24日、奥玉小学校体育館において、全校児童と一関市地域学校安全指導員(吉田剛:千厩・室根地域担当)、千厩地域奥玉地区防犯パトロール隊員(佐藤弘隊長他7名)及び奥玉地区内7老人クラブから「子ども見守り活動」構成員(41名)など、当日出席した26名の地域見守り隊との対面式が行われました。児童会代表の藤野涼平君から「いつも見守っていただきありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。」と謝辞が。

「スポーツと実りの秋」5地区で最大イベント運動会が=10月中に
宝築・天ヶ森・三沢・寺崎前・中日向で趣向こらした種目で親睦交流深める
実りの秋そして「体育の日」を前後して10月8日には宝築・天ヶ森・三沢地方で15日には寺崎前の運動会がそれぞれ開催され、大勢の地区民が参加のもと、スポーツで健康増進と実りの秋を楽しみました。 8日の第41回宝築地方親睦体育大会では、会館前広場で開催(写真上左)。約100人が参加し、4組に分かれ「リサイクルリレー」など14種目で競技が進められました。一方、第40回天ヶ森地方運動会は、千厩維新館で3組に分かれ約200人が参加し、「初期消火リレー」など12種目で競技。40回記念種目として「世代間交流・花いっぱい」競技も。(写真右上)終了後は、いものこ汁を囲み和気あいあいの交流会が行われました。三沢オータム・フェスティバル(第38回運動会)では、奥玉小体育館を会場に「愛情テスト」など13種目に5組に分かれ約140人の参加で競技。昼食を挟んで、遠野市の昔話語り部の細越雅子さんをお迎えして笑いの中で親睦交流を深めました。 15日には寺崎前運動会が会館前広場で「おやつの時間」など6種目で60人が参加のもと開催されました。(写真左下)22日には、第30回中日向地方運動会で記念のもちまき等も行われ120人が参加、交流を深めました。(写真右下)花貫では11月にゲートボール交流を予定しています。

全国地域安全運動に呼応し奥玉地区内を防犯パトロール
千厩地域防犯協会奥玉支部(吉田幸昌支部長)では、10月11日から20日までの全国地域安全運動に呼応し、10月11日昼と夜の2回に分けて昼4班、夜4班編成で計28名が参加のもと防犯パトロールが実施されました。奥玉地区防犯パトロール隊(佐藤弘地区隊長)を中心に安全な地域づくりのため一丸となっての運動展開をしようと確認しています。今年度は、全役員に防犯腕章を交付し常時啓発できるよう体制を強化、防犯意識を促していきます。




弓手川俳句会 10月例会 抄


11月3日
一関市千厩町産業文化祭開場式(〜5日)
 (午前8時45分〜千厩体育館前)
14日
千厩地域大学「いきいき人生女性向けコース」E
 「女性の健康づくり」
 (午後2時〜一関市役所千厩支所・大会議室)
5日
一関市千厩町産業文化祭芸能発表部門
(午前10時〜千厩体育館)
6日
奥玉地区民芸大会プログラム編成会議
 (午後7時〜奥玉公民館)
16日
奥玉地区民芸大会会場準備
(午後1時半〜千厩維新館)
8日
奥玉地区高齢者講座
 「『老けない、ぼけない、転ばない』健康づくり」
 (午後3時〜奥玉公民館)
18日
奥玉地区民芸大会自治会等作品搬入
(午後1時〜千厩維新館)
12日
第21回奥玉地区子ども会バレーボール大会
 (午前9時〜千厩維新館)
19日
第44回奥玉地区民芸大会
(午前9時〜千厩維新館)
13日
千厩地域大学
「四季の山野草・園芸コース」E、花きセンターほか
 (午前8時40分〜奥玉公民館〜金ヶ崎町や
  藤原の郷で染物体験ほか) 
  

* 体育施設の休館日=11月27日 全館休館日=11月13日
★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 皆さんからの情報をお待ちしています。