平成18年07月25日発行
夫婦石観光まつりで「おいとこ」おどりの数々=花貫の渡辺吉郎さんら団体準優勝
新市誕生記念・一関市7地域選抜おいとこ大会と第12回夫婦石おいとこ大会
岩手県南・宮城県北に伝わる「おいとこ」が一同に会して披露されました。7月8日夜、新市誕生記念・「一関市7地域選抜おいとこ大会」と「第12回夫婦石おいとこ大会」が、夫婦石前特設会場で開催されました。夫婦石おいとこ大会には、16個人8団体が一関市各地域や宮城県栗原・登米、気仙沼市から参加し、その中で奥玉・花貫の渡辺吉郎さんら8名(写真)が団体の部で準優勝に輝きました。7地域対抗では、旧市町村代表が団体や個人で披露され会場いっぱいの観客を沸かせました。「おいとこ」の元祖とも言われる千葉県芝山町に伝わる「白枡粉屋踊り」も千厩民謡保存会員の手で協賛イベントとして踊られました。「同じ郷土芸能を共有しながら新市の一体感醸成に大きな一歩をふみだしてほしい。」とあいさつであったように、一関地域の隅々に伝わる「おいとこ」復活と伝承にはずみがついた大会でした。

小さな自治会の大きなイベント=あんべ光俊コンサートやWAO演奏も
「小さな自治会の大きなイベント=町下サマーナイトフェスティバル」が、7月23日夜町下広場特設会場で開催され、地区内外から約300名を超える夏の夜の交流が行われました。町下自治会(金安信会長)などが主催し、地元アマチュアバンドWAO演奏やスペシャルゲストとして釜石市出身のあんべ光俊さんが4年ぶりに町下広場でのコンサートも実現しました。「遠野物語」「星の旅」や前日、岩泉町安家でも披露した「ウレイラの森」などを歌い、会場の人たちと手拍子で一体となりました。(写真)町下の子ども達も紹介され、一緒に歌い、夏の夜のひと時を過ごし、外屋台では生ビールや焼き鳥・焼きそば、かき氷なども出て完売の盛況。すばらしい盛り上がりとなりました。

8チーム100名の参加で霧雨の中千厩野球場で熱戦繰り広げる
中日向が優勝、準優勝に大平3位宝築・寺崎前=第57回奥玉地区野球大会
第57回奥玉地区野球大会(奥玉体育協会・奥玉公民館共催)が、7月9日千厩野球場を会場に霧雨の中、8チーム100名の選手が参加し、熱戦が繰り広げられました。開会式には8自治会からもれなく参加し、菅野房夫副大会長(菊地福男大会長代理)が「伝統ある野球大会でどのチームもがんばって栄冠を」とあいさつしました。(写真)選手宣誓が前回優勝の大平チームからあり、5回又は1時間のなかで試合が繰り広げられました。試合結果は、1回戦=中日向9:3町下、寺崎前16:6天ヶ森、大平8:3花貫、宝築6:4三沢、準決勝=中日向7:1寺崎前、大平12:2宝築、決勝戦=中日向13:1大平でした。 その結果、優勝に中日向が16年度に続き12回目の優勝に輝き優勝旗等が贈られました。(写真下)準優勝は大平、3位に宝築と寺崎前が賞状等をそれぞれ手にしました。最優秀選手に千葉和也選手(中日向)、優秀選手は日下明選手(大平)が選ばれました。ホームラン賞には、藤森仁選手(大平)と小野寺卓(たかし)選手(三沢)2人に贈られました。

奥州市・羽田の鉄、「高野長英・後藤新平・斎藤実」三偉人館等見学
「奥玉地元学講座」移動研修に21名、奥玉との関連も学習=7/19
「奥玉地元学講座」移動研修(奥玉公民館主催)が7月19日、奥州市の三偉人館等を21名が訪れ、「奥玉と水沢との関わり」『鉄』や先人の偉人たちの生き様を学習しました。 初めに「キューポラの館(水沢伝統産業会館)」で鋳物業の歴史を学びました。奥玉でも栄えた鋳物業の変遷と鋳物業が羽田地区になぜ発展したかを展示やビデオ等で見学。三偉人、高野長英・後藤新平・斎藤実の各記念館や武家屋敷、偉人通りを見学。学芸員から詳しい説明があり、真剣に聞いていました。 帰りには、感想を含め新たな発見や学習成果を話してもらい、今後も深めていくことを確認しました。岩手が生んだ先人の先見性のすばらしさを感じとり、奥玉との関係も伺い知ることができた有意義な講座となりました。(写真は、斎藤実記念館前で参加者全員)

「園芸の基礎について」学ぶ、近代的温室や設備も見学=6月24日
千厩地域大学「四季の山野草・園芸コース」3回目講座に28名
奥玉公民館が担当する千厩地域大学「四季の山野草・園芸コース」の第3回講座が、千厩高等学校農場を会場に6月24日、草花担当の小野寺公男先生を講師に開催され、「園芸の基礎(コンテナ栽培)」について28名が学びました。(写真)わかりやすい資料をもとに、植木鉢やプランターを利用した栽培で注意すべきことや、温室等の施設も見学しました。園芸は、楽しみながやる工夫してやることの大切さと花壇づくりについても助言いただきました。農場では、遮光カーテンや補光装置、施肥など近代的に取り組まれていました。受講生からも多くの質問を受けました。最後に、受講生に「インパチェンス」の花苗が手渡され、宿題が出されました。花にも私的財産権があることなども説明されました。

「女性の年金・健康保険や生命保険」のしくみや見直し理解=7/18
「社会保険制度理解し、生命保険は不安解消の助け」=いきいき人生女性向け
奥玉公民館担当の千厩地域大学「いきいき人生女性向けコース」2回目=「女性の年金・健康保険や生命を考える」が、7月19日千厩公民館で開催されました。「FP(ファイナンシャルプランナー)の菅原初江さんから社会保険制度と基礎年金等のしくみ、生命保険について理解し見直しをすることの必要性について21人が受講しました。(写真) 「人生は、『目標・夢』であり、『人』=健康、『仕事・趣味・お金』等が保障されているが、公的年金や健康保険だけでは充分ではなく、突然収入が途絶えたりする『不安』解消の助けとして生命保険があること。どの位あればいいのかは自分で認識しておくこと。」と生命保険の持つ意味を解説。生命保険の3つの基本@終身保険A定期保険B養老保険、それらの組み合わせでいくつもの商品ができている。貯蓄性があるものもあるが、特にも掛け捨ての保険は、給付金の支払い限度日や期間、給付金の額、オプションなど良く理解し、無理なく掛けていく。説明書の小さな説明文をよく読むこと。」の大切さのお話がありました。普段、聞くことの出来ない女性の立場にたった年金や保険について受講生もうなずいていました。



弓手川俳句会 7月例会 抄
土用風入れて拭きけり新畳
吹きぬけにごろり土用の子の眠り
土用波三陸巨巌噛み砕き
鍬仕事区切りのつかず土用来る
土用の日厨にうなぎ焼く匂ひ
古風鈴吊れば今年の音出せり
風鈴や鉄焼く匂ひ届く駅
駅風鈴頻りに誘ふ旅心
風鈴の音色を選ぶ夜市かな
手枕に風鈴涼し宵の口
風薫る新車の中に道路地図
梅雨晴間刈草焼きの煙這ふ
・青梅や男の子は男らしく成り
・浮草を揺らし悠々朝の鯉
金 野 竹 水
藤 野 田 露
菅 野 春 陽
小野寺よし子
金 野 東 圃
千 田 白 鳳
佐 藤 知 男
千 葉 梨 風
村 上 達 男
千 葉 哲 郎
金 野 閑 水
高 橋 省 三
千 葉 利 江
鈴 木 孤 聴



お知らせ
千厩地域防犯協会奥玉支部長に吉田幸昌氏
 千厩地域防犯協会奥玉支部の総会が、六月二十日に行われ、新方針・理事を選出。七月二十四日に新理事会を開催し、新支部長に吉田幸昌氏(三沢)、副支部長に畠山朋郎氏(宝築)、大場修子氏(天ヶ森)を互選しました。任期は、二年です。 地区防犯パトロール隊員や学校安全見守り隊(市老連千厩支部)、子ども110番などの方々と協力して、地域防犯啓発活動と子どもの安全確保を一層強化していくことにしました。
8月3日
あらたまキッズスクール「わいわい工作」
(午前9時半〜奥玉公民館)
18日
奥玉地区福祉活動推進協議会(奥玉地区敬老会打ち合わせ)
 (午後2時〜奥玉公民館)
6日
地区内交通安全環境整備事業(クリーン作戦)やぐら移動
(午前6時〜奥玉地区内)
20日
第3回両磐郷土芸能祭「奥玉神楽」が千厩地域代表参加
 (午前10時〜平泉町郷土館)
9日
〜10
子ども会リーダー研修会
 (国立花山青少年自然の家)
23日
・いきいき人生女性向け「しなやかな女性活動」=移動研修
(午前9時〜一関文学の蔵・厳美町ほか)
・奥玉体育協会第2回運営委員会・「奥玉地区民運動会」
(午後7時〜奥玉公民館)
15日
第34回奥玉ふるさとまつり
(午後7時〜奥玉ふるさとセンター広場)
  
30日
「奥玉地元学講座」C「室根山三十三観音と奥玉」
(午前9時〜奥玉公民館)

* 体育施設の休館日=8月28日 全館休館日=8月14日
★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 皆さんからの情報をお待ちしています。