平成18年05月26日発行
平成18年度千厩地域大学が開講
「自己を高め、定着と健康で生きがいづくりを」と学長あいさつ
平成18年度千厩地域大学・メオトピアカレッジ開講式が、5月17日千厩公民館で、受講生ら約70名が出席して行われました。学長である一関市教育委員会教育長・藤堂隆則氏(金弘則教育部長代読)から「受講生の皆様には、自己を高め、学習の定着を図っていただきたい。これからは、地域力が試される時代に入る。健康で生きがいづくりのため、力まず・楽しみながら学んで下さい。」とあいさつ。(写真下左)10コースの延べ232名の受講生を代表して小山眞さんが「こうした学びの場が合併でも継続されて良かった。千厩には先人が沢山いるが、磨きをかけながら学んでいきたい。」と学習への抱負がのべられました。 その後、記念講演に移り、奥州市社会福祉協議会長の油井明氏から「人生後半がおもしろい」と題し、「日本は世界一の長寿国。お年寄り扱いするが、活躍する場をつくりだすステージづくりがない。高齢者が「夢」を持ち社会参画することで人生の後半をすばらしく生きることができる。「か・き・く・け・こ」か=@感動A感激B感謝、き=記録する。く=くつろぎタイム。け=継続は力。こ=好奇心。新しい発見で楽しいことがでてくる。」といろいろな例を出して楽しくお話しをいただきました。旧水沢市の活動についてもふれ、「好奇心を持つことなどでいつまでも若く生きることができる。地域大学を大事にし、まとめを残して次の世代へバトンタッチを。と結びました。 千厩地域大学は、5月14日からの奥玉公民館が担当する「四季の山野草・園芸コース」を皮切りにスタート(写真下右)しており、「いきいき人生女性向け」「ウオーキング」「軽登山」「古文書」「陶芸」など10コースと特別課程で展開されます。

奥玉体育協会副会長に菅野房夫氏と学識理事3名を補充選出=4.26
17年度事業報告・決算認定と18年度事業計画・予算が承認=18年度代議員総会
奥玉体育協会の18年度代議員総会が4月26日奥玉公民館で開催され、代議員ら35名が出席のもと17年度事業報告・決算が認定され、18年度事業計画・予算が拍手で承認されました。総会では、菊地福男会長が「昨年は野球大会・地区民運動会が雨等で中止となったが、各事業ともすべての地区から参加のもと盛大に開催できた。新一関市となって体育協会の設立も早まると聞いている。規約改正と役員の補充選出をお願いするのでよろしくお願いしたい。」とあいさつがありました。 来賓祝辞で千厩町体育協会の三浦興一副会長から「奥玉地区のスポーツ行事が盛んに行われていることに敬意を表する。新一関市になり新たな連合組織が誕生する予定だ。スポーツの振興と地域発展に尚一層の活躍を期待したい。」とありました。 議長に佐藤知男代議員を選出し、議事ではすべての議案が満場で承認され、空席となっていた体育協会副会長に新しく菅野房夫氏(三沢)、学識経験理事に小野寺勝義氏(天ヶ森・市体育指導委員)、金野剛一氏(花貫=陸上ほか)、藤野守氏(中日向=バレーボールほか)を全員の拍手で補充選出しました。

新会長に藤野福男氏、事業計画等原案通り承認=奥老連総会
「夜間は反射材や明るい色の服を」と交通安全講話=5.19
平成18年度奥玉老人クラブ連合会総会が、5月19日奥玉公民館で開催され、代議員な ど50名が参加して平成18年度活動方針・予算などが全員一致で承認されました。佐藤初雄会長から「高齢者といえども社会の担い手であり地域にあっては、社会貢献する活動をしていきたい。」とあいさつ。小野寺健市支所福祉課長、市老連千厩支部長金野肇氏から「自立できる高齢者めざし今後もご活躍を」などのご祝辞をいただきました。議長に小山岩男さん(天ヶ森)を選出し、17年度事業報告・決算や18年度事業計画・予算が全員の拍手で承認されました。 役員改選では監事3名を選出。理事互選による新会長に藤野福男さん(宝築)、副会長に千葉英一郎さん(大平)と佐藤つや子さん(町下)のそれぞれからあいさつがありました。 終了後、「高齢者が交通事故にあわない・おこさないために」市専任交通指導員の五嶋さんから「千厩署管内6人死亡事故。夜間は、反射材や明るい色の服を」と強調されました。

「家庭における幼児期の教育」と題して奥玉保育園家庭教育講演会
元千厩小学校長・和賀成夫氏から45名の父母・祖父母ら真剣に
奥玉保育園家庭教育講演会が5月12日午前、奥玉公民館を会場に「家庭における幼児 期の教育」と題して元千厩小学校長の和賀成夫(なるお)氏から講演をいただきました。和賀さんは、「教員生活を通じて幼児期の教育がいかに大切かわかった。幼児期は養育・保育・愛育であり主体は親にある。『だめはだめ、良いことはほめる』ことが必要。早寝・早起き・一緒に食事を。学童期になれば学習の主体は子どもにあり、子どもの理解者になってほしい。」と話しました。「『心は形を求め、形は心を現わす」』という言葉があるが、礼儀・作法的な『いただきます、ごちそうさま、こんにちは』を言えるようにしておけば一生身につく。幼児期が大切です。」と力説しました。また、「『なぜ勉強するか?』と問われたら『有為な人間になるため=世の中の人々の役に立つため』と背中を押してあげてください。おじいさん、おばあさんも子育てにかかわって。」と激励しました。最後に相田みつお氏の詩「〜親は子供を 見ているつもりだけれども 子供はその親を みているんだな 親よりも きれいな よごれない 目でね」を朗読し、子どもから親へのメッセージも感じとりました。 保育園参観と合わせて行われ、参加した45名の父母・祖父母らは園児の成長した様子や親子野外探索などもされました。あらためて、子育ての大切さを知る機会となりました。

『田植え作業体験』5月23日=奥玉小5年19名
5月23日午前、曇り空のもと奥玉小学校(三浦哲朗校長)5年生19名による田植えが、奥玉保育園向い側の水田、約1.5aで行われました。講師の吉田常夫さんらから、「一株に何本植えたらよいか」、「植える幅はどの位がよいか」などの指導を受けた後、担任の小山先生を先頭に全員が小分けしたヒメノモチ苗を受け取り、田んぼに入って田植えを体験しました。子供達は裸足での貴重な体験に歓声を上げ作業を楽しんでいました。「昨年より上手だったよ。」とお褒めの言葉が掛けられました。田植え終了後、「米作りで大変なところは何ですか。」の質問のほか、「田植えがうまく出来て良かった。面白かった。田んぼの中が温かかった。」などの感想がありました。



弓手川俳句会 5月例会 抄
遠足の列の乱れし帰り道
遠足の列を繋ぎし愛唱歌
遠足のしんがりいつも駆けている
遠足の童蛇口に列なして
気にかかる初遠足の背のカバン
遠足のリュックをそばに子の寝顔
熊よけの鈴が先立つ遠足路
聳え立つ花の中なる天守閣
ながながと犬が寝そべる花の昼
校舎跡花は無心に匂ひけり
母校跡盟友と酌む花見酒
花見客帰り疲れの発しけり
谷川の弾む響きや雪解水
・髪染めて五月の暦めくりたり
・如雨露手に米寿の翁黄水仙
金 野 竹 水
千 葉 梨 風
阿 蘇 蘇 歩
高 橋 省 三
畠 山 我 楽
金 野 竹 水
村 上 達 男
菅 野 春 陽
千 田 白 凰
佐 藤 知 男
藤 野 田 露
小野寺よし子
鈴 木 孤 聴
千 葉 利 江
金 野 東 圃



まがたま
「奥玉と奥多摩」いつも間違われるおくたま(奥多摩)をいつか確認したいと日帰りで訪ねました。東京の雑踏とは裏腹に巨樹と清流に恵まれた神秘的な所でした。観光案内所で「岩手のおくたまから参りました。」とあいさつすると名所や特産を沢山紹介されました。奥多摩むかし道ウォーキングコースや奥多摩温泉・もえぎの湯、奥多摩湖など古い民家や街道の面影と奥多摩わさび・そばなどに感激し、そこに住む人々の息吹きを感じ帰ってきました。「奥玉」も担い手基盤整備や簡易水道布設を機に資源を生かし次に繋がる若者定住の地を創りだしたいものです。(村)
6月1日
・「いきいき人生女性向けコース」@「男女共同参画について」
(午後2時〜千厩図書館ミニシアター
「奥玉地区子ども教室」あらたまキッズ@〜今後開催
(午後2時〜奥玉公民館)
18日
大平地区おさなぶりスポーツ大会
 (午前9時半〜大平集落センター前広場
4日
第26回奥玉地区壮年スポーツ大会
(午前9時〜奥玉小校庭・維新館ほか)
23日
「奥玉地元学講座」A「奥玉を古文書から学ぶ」
 (午前10時〜奥玉公民館)
14日
第32回奥玉地区老人スポーツ大会
 (午前9時半〜維新館)
24日
地域大学「四季の山野草・園芸コース」B「園芸の基礎」
 (午前9時半〜県立千厩高校
15日
・町社会福祉協議会奥玉支部第1回運営委員会
(午後3時〜奥玉公民館)
奥玉振興協議会第2回運営委員会
(午後7時〜奥玉公民館)
25日
・奥玉地区女性教室=JA女性部・奥玉婦人会合同研修
(午前9時〜大船渡市方面)
天ヶ森自治会健康増進おさなぶり行事・ゲートボール大会ほか
(午前9時〜維新館・おくらんどほ
17日
映画「待合室」上映=2回,夜19:00〜
(午後2時半〜千厩環境改善センター
  

* 体育施設の休館日=6月26日 全館休館日=6月12日
★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 皆さんからの情報をお待ちしています。