平成18年03月24日発行
「親子で楽しむ読書と語らいの大切さ」を学ぶ=奥玉小家庭教育講演会
「虹色の部屋」の丸山ちはやさんが語り聞かせ交え講演=60名熱心に
「親子で楽しむ読書と語らいの大切さ」と題して奥玉小父母等を対象に家庭教育講演会(奥玉小学校・同PTA・奥玉公民館共催)が、2月23日奥玉小学校音楽室で行れました。盛岡市在住で「虹色の部屋」主宰者・丸山ちはやさんを講師に迎えて、語り聞かせを交えお話がありました。60名の父母らが熱心にお話を聞きました。 丸山さんから「乳児期から幼児期の『食』の発達とともに絵本や本と出会うが、心と身体が成長する時期でもある。実体験がともなうことで脳も発達する。親も子どもの目を見て語りかけること。テレビを見る場合でも子どもと一緒に。コミュニケーションが生まれる。」「子どもひとりだけで食事する『孤(独)食=こしょく』にはさせない。心の栄養が生まれない。バランスをとるのが親の仕事。なまけない。」など親子一緒に楽しむことの大切さを語りました。 参加者とともに手遊びをし、ストーリーテーリング(語り聞かせ)でグリム童話の「手なし娘」の朗読がされました。「昔話に出てくるものでも現在の子どもたちにわからない言葉があるので、実際の体験や見せてあげることも大事。言葉という、目に見えないものでもイメージを膨らませ、想像力を高めます。現実をどう生き。お話の世界に引き込み、現実に戻すことも大事です。」最後に、「@読書の時間の習慣化A子どもと一緒に本屋さんや図書館へ。B面白い本は茶の間で話題にする。C親の読書している姿を見せる。」など親への期待も話されました。「子どもには大人にはない『五感』のするどさや感動する力を持っています。テンポにあわせゆっくりと待つ姿勢も。」と子どもの立場になって親が支えていくことで大きく成長していくことが語られました。ファンタージの世界に触れ、親としての役割を再認識した講演でした。

「むりなく・楽しく・いつまでも」転ばないよう奥玉地区「ころばん塾」終了
3月8日まで8回開催し、16人が受講=運動効果が発揮される
「『むりなく・楽しく・いつまでも』転ばないように」と一関市千厩支所福祉課所管(奥玉公民館後援)で転倒予防教室=奥玉地区「ころばん塾」が、1月20日から奥玉公民館集会室で奥玉地区内老人クラブ員ら16人が受講して行われ、3月8日で8回の教室が終了しました。最終日には、健康運動士の藤野恵美さんから「北国の春」や「水戸黄門」などの曲に合わせ、筋肉アップなど高齢者の立場に立った体操の復習でしめくくりました。日常生活に必要な筋力を鍛えるトレーニングからはじめていくことから、転倒予防に効果がでています。この日は、握力・落下棒・イス立ち上がりなど5項目で初めと対比した効果度測定も行われ、16人中すべての人がいずれかで向上しました。皆勤賞の方もあり、記念品が贈られるなど終始なごやかに開催されました。  閉講式では、小野寺健福祉課長から「はじめ、効果も含めて不安だったが、各地区で開催し喜ばれた。これからも続けて85歳までがんばって下さい。」とあいさつ。その後、受講者全員に「体力測定結果表」(修了書)が渡され、保健士からコメントが添えられました。各老人クラブの受講者を代表して「保健士さんに声をかけられ参加し、習ったことを家でもやったところ手すりを使わなくても良くなった。」「お金には買えられない位良かった。」などの感想も寄せられ、これまでの教室を振り返り、更に若返った気分で先生を囲んで記念写真をとって「ころばん塾」を終えました。

「西和賀地方の昔話と生活」の講話や健康を保つ交流親睦も
平成17年度奥玉地区高齢者健康増進研修(奥玉老人クラブ・奥玉公民館共催)が、3月9〜10日の日程で西和賀町・湯川温泉「高繁旅館」にて行われました。地区内5老人クラブから32名が参加し、交流と親睦を深め、体と心の健康を保つ研修なども行われました。「今日、明日の研修で楽しく交流を深めましょう。」と佐藤初雄会長からあいさつがあり、各老人クラブからの謡曲に始まり、ころばん塾で会得した「箱根八里の半次郎」体操や大黒舞等数々の踊りや得意のカラオケの歌や芸もとびだし、心の健康増進がされました。翌日は、西和賀町在住で童話作家の小林輝子さんから「西和賀の昔話と山菜の調理法」と題してお話をいただきました。「屁っぴりばさまの話し」、「そばからじさま、豆じさま」では、沢内・湯田地方に伝わった話で、どちらも白いお米ご飯を大事にしてきた楽しい内容でした。山菜調理法ではカタクリやアザミ、ワラビ、フキ、山ウドなどについてあく抜きの仕方や調理法など大変ためになる内容で、なぜ緑色のワラビが冬場でもあるかなどわかりました。今年は行事が重なり、昨年より少なめの参加でしたが、車中でも楽しいお話があり、終始なごやかに、そして一回り若くなった感じで帰ってきました。

6年間の思い出胸に奥玉小学校第113回卒業式で28名が巣立つ
=「三つの『い』『命・意志・今』大切に」とはなむけの言葉.17日=
平成17年度奥玉小学校第113回卒業式が、3月17日午前10時から奥玉小学校体育館で行われ、数々の思い出を胸に28名が巣立ちました。来賓や父母が見守る中、三浦哲朗校長から卒業証書をひとり一人に授与しました。「6年間で心も体も大きく成長し、すばらしい学校生活だったと思う。3つの『い』のつくことば、@『命』=生きることの喜びとたくましい子どもに。A『意志』=成しとげようとする心。自信を持って自ら努力を。B『今』=くよくよしないで、今、この時、明るい気持ちで生きてほしい。広い世界に羽ばたいて下さい。」とはなむけのことばが贈られました。市教育委員会告辞が代読してありました。宍戸久夫市支所地域振興課長、小野寺勝義PTA会長らから祝辞として「6年間学んだことを中学生活で新しいアルバムに加えて下さい。」などあり、祝電の紹介の後、卒業生からブルーヒーターの記念品贈呈がされました。 6年生28名が、在校生や来賓、父母、先生方に呼びかけや合唱で「思い出多い学校生活を胸に刻み、仲間を大切にしていきます。」と力強く感謝と別れの言葉をのべました。在校生から卒業のみなさんに「いろいろ教えていただいてありがとう。中学生になってもがんばって下さい。」と、いままでつちかった伝統をしっかり受け継ぐことを約束しました。

交通安全啓発看板を設置
3月16日、東磐井地区交通安全協会奥玉分会(菅原一郎分会長)役員ら6名が,奥玉字寺崎前地内の市道千厩奥玉線沿いに交通安全啓発看板を設置しました。「早め点灯 夕暮れ・夜間は右側に死角」等の三面表示で運転者・歩行者に目立つよう交差点付近に設置し、行き帰りに目に触れるようにしています。(写真) 4月6日から15日まで春の全国交通安全運動がくり広げられます。くれぐれも交通安全と火災予防を。



弓手川俳句会3月例会 抄
摺り切れしジーパンの膝山笑ふ
割りて食ふ大握り飯山笑ふ
一雨に一気に室根山笑ふ
嶺々の空へ膨み山笑ふ
陽の恵み風のたよりに山笑ふ
笑ふ山映る湖水の静かなる
まが玉のいわれの里や山笑ふ
白無垢の衣を脱ぎて山笑ふ
山笑ふ夢持つ子等の門出かな
追分の生む渓こだま山笑ふ
先祖より命繋ぎし田を打てり
四ツ鍬で打つや棚田の休耕地
晩年の一日惜しみて田打ちかな
自動ドアゆるりと聞きて日脚伸ぶ
金 野 閑 水
千 田 白 鳳
千 葉 梨 風
鈴 木 孤 聴
千 葉 哲 郎
阿 蘇 蘇 歩
菅 野 春 陽
金 野 東 圃
金 野 竹 水
千 葉 利 江
佐 藤 知 男
村 上 達 男
小野寺よし子
藤 野 田 露

4月4日
奥玉保育園入園式
(午前9時半〜奥玉保育園
15日
平成18年度奥玉地区公職者関係歓送迎会
 (午後3時〜奥玉公民館
6日
奥玉小学校入学式
(午前10時〜奥玉小学校体育館
16日
平成18年度奥玉婦人会総会
 (午後1時半〜奥玉公民館
7日
千厩中学校入学式
 (午前9時半〜千厩中学校体育館
22日
平成18年度奥玉小学校PTA教職員歓迎会
 (午後5時〜奥玉公民館
8日
平成18年度千厩町婦人団体連絡協議会総会
(午前10時〜千厩公民館
26日
平成18年度奥玉体育協会代議員総会
(午後7時半〜奥玉公民館)
上旬〜下旬寺花・町下・天ヶ森・三沢・中日向・宝築・大平各老人クラブ総会
29日
飛ヶ森キャンプ場びらき
 (午前10時〜飛ヶ森キャンプ場)
    

* 体育施設の休館日=4月24日 全館休館日=4月10日
★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 皆さんからの情報をお待ちしています。