平成17年9月16日発行
381名敬老対象者中228名が出席し千厩町最後の奥玉地区敬老会
奥玉保育所園児・奥玉小金管バンドや婦人会などから敬老者をみんなで祝福
千厩町として最後の奥玉地区敬老会が、9月10日維新館で開催され、77歳の喜寿を迎えた方39名を含む381名中当日出席228名を迎え、来賓・実行委員・婦人会員など約100名と奥玉保育所園児59名・奥玉小金管バンド25名などみんなで祝福しました。 藤野晃奥玉地区実行委員長が開会のあいさつをのべ、吉田幸昌町実行委員会副実行委員長(助役)から「千厩町として最後の敬老会だが、敬老者の皆様方が元気で活躍なされることが新一関市になっても大きな励みであり、豊かな人生経験を学ばせていただき、これからもご壮健でありますように」と主催者あいさつ。(写真左)来賓祝辞・紹介・祝電紹介のあと千厩中学校3年生菊田 貴晃(たかあき)君が「いつまでも長生きして私たちに色々なことを教えて下さい。」とお祝いのことばをのべました。 100歳の及川とみさん(代理受領)と、白寿の太田行雄さんや卆寿・米寿・85歳・喜寿・高砂夫婦該当者や全員に千厩町や各団体から祝品が贈呈され、菅原一郎奥玉振興協議会長の音頭で長寿と健康を祝し乾杯しました。(写真右) アトラクションでは、奥玉保育所園児の「在郷サンバ」リズムや奥玉小金管バンドクラブによる「水戸黄門」等演奏、天ヶ森等3婦人会から「マツケンサンバ」や「ドンパン節」等の踊りで敬老者を祝福しました。
50年の歴史に幕、新たなまちづくりと飛躍へ=1200名が出席し、千厩町閉町式
地域の思いに感謝し構成詩「50年の歩み」を次代担う児童・生徒が上演=9・15
「〜次代へ引き継ぐ新たなまちづくりに向けて〜町民みなさんの地域への思いに感謝」千厩町の閉町式が、9月15日千厩町体育館で1200名が見守る中行われました。式典では、県立千厩高校と千厩中学校吹奏楽部のプロローグ演奏に続き千厩ゴールド合唱団による「千厩町民の歌」の合唱、黙祷を行い、町民憲章唱和が千厩中学校から千厩・小梨・清田・奥玉・磐清水各小学校児童生徒の代表が読み上げました。 菊地宏雄町長が「50年の歴史に幕を閉じる。小さな町でありながら東磐井郡の中枢的機能を有し美しい里山風景の中で強力なコミュニティ・完結した町として発展。一層の自主自立が求められ、新『一関市』千厩町として希望を託す道を選んだ。心をひとつにして新たな光輝くまちづくりがあると信じている。」と式辞をのべました。村上悌町議会議長は「千厩町の歩んだ道のりを町民として誇りを持ち続け、融和をはかってほしい。」とあいさつ。来賓あいさつの後、千厩町議会議員や教育委員・選挙管理委員などを務めた延べ36名に感謝状が贈呈されました。次代を担う町内小中高校の児童・生徒らが、構成詩「50年の歩み」を上演。各学校の校歌やこれまで千厩町で制定された宣言文も織り交ぜ、保育所園児らによる「在郷サンバ」も演じられました。町旗降納に移り、高校生が旗を降ろし、中学生・小学生・保育園児の手から町長に手渡され、50年の歴史の幕を閉じました。(写真左)
 全員で「故郷(ふるさと)」を合唱し、「千厩町ありがとう」を胸に刻みました。(写真右)町民の歌「光と風とぬくもりと」のエピローグ演奏の中、会場を後にしました。その後、「千厩町閉町 思い出を語る会」が約200名が参加のもとマリアージュで行われ、元藤野光男町長らから50年の一端を語るスピーチ等で歩みを振り返り、「千厩町に感謝し、新たな一関市へ引き継ごう。」と結びました。

千厩少年野球クラブが連続優勝=第14回スポ少親睦野球奥玉大会
県内10チームが参加交流、奥玉レッドビーンズは3位に輝く=9月4日
第14回スポーツ少年団親睦野球奥玉大会(菊地福男大会長・奥玉野球スポーツ少年団育成会主管)が、9月4日県内10チーム参加して千厩町営球場で開催され、千厩少年野球クラブが滝沢スポーツ少年団(一関市)を19対3で破り2年連続6度目の優勝をしました。開会式では、小雨が降りしきる中入場し、前年度優勝の千厩少年野球クラブから優勝旗返還のあと菊地大会長が「雨模様の天気を押し返し、思い出に残るいい試合を通じて交流を深めてほしい。」とあいさつ。歓迎(写真左)や来賓祝辞に続き奥玉・藤野直喜主将が選手宣誓のあとA・B球場に分かれ熱戦が繰り広げられました。奥玉レッドビーンズは、1回戦から出場し、蛸ノ浦(大船渡市)と対戦し13対7で下し、2回戦松崎野球スポ少を6対5と抽選勝ちし、準決勝に進出滝沢スポーツ少年団に0対7破れました。3位には準決勝で敗れた中里(一関市)と奥玉レッドビーンズが獲得しました。表彰式では、菊地大会長から千厩少年野球クラブに優勝旗と優勝カップ等と各選手に優勝メタルが、準優勝の滝沢スポーツ少年団に準優勝杯・準優勝メタル等が贈られました。最優秀選手に小野寺拓磨選手(千厩)、敢闘賞に女性ピッチャーの岩渕彩花選手(滝沢)打撃賞に鈴木大地選手(千厩)が選ばれサインボール等が贈られました。講評では三浦哲朗奥玉小校長から「千厩は攻・走・守ともそろっていた。滝沢は、今一歩及ばなかったが、みなさんには野球用具を大切にしてほしい。イチロー選手は試合後1時間道具を磨くそうです。心も鍛えて野球を通じてがんばってほしい。」とありました。

みやぎの明治村研修と写真カードづくりで最終講座=町民大学「パソコン活用術コース」
奥玉公民館が担当した町民大学「中高年のパソコン活用術コース」は「デジカメ等使ってカード作り」の8月24日の最終講座で終了しました。最終講座には、みやぎの明治村=登米市を見学、17名が参加しました。バスの中では、自己紹介も含め、パソコンについての質問や挑戦してみたいことなど気軽に話され、講師の小田島清人さんらから助言をもらいました。デジカメでポイント撮影を行い、教育資料館(旧登米高等尋常小学校)など思い思いにカメラに納めていました。 両磐職業訓練センターで撮影した作品をパソコンで取り込みCDロムに保存し、これまで学習した成果をカードづくりで締めくくりました。受講者からは、「基礎から学べて本当に良かった。親切丁寧に疑問も解決していただき温かい雰囲気の中でパソコンを学べた。」など感想を寄せていただきました。

地域の方々と合同演奏も=定期演奏会
奥玉小学校金管バンドクラブ(25名)の第17回定期演奏会が9月6日午後、奥玉小体育館で父母や祖父母ら100名と全校児童が鑑賞しました。バンドリーダーの小野寺はなさんが、「心をひとつにして練習してきました。きれいな音になるようがんばります。最後までお聴きください。」とあいさつしたあと「魔女の宅急便のテーマソング」など11曲を披露。最後に地域の方々10名も加わって「宇宙戦艦ヤマト」を合同演奏し、会場からアンコールも飛び出し大きな拍手が贈られました。
お知らせ
奥玉公民館等は、9月20日からの合併に伴い一関市立「奥玉公民館」、「千厩維新館」、「おくらんど」と名称が変更されます。電話番号等は、変わりありません。引き続きご利用や参加をお願いします。

異動あいさつ小岩雄主任主査=20日付で一関市役所市民課へ異動になります。
この度、合併にともない異動することとなりました。約2年2ヶ月という短い期間でしたが、在任中は奥玉の皆様方には大変お世話になりました。非常に温かく迎えていただいたという感謝の思いでいっぱいです。また、奥玉の世代を超えた、地域での様々なバイタリティ溢れる活動は、私の今後に大きな指針となりました。大変ありがとうございました。(小岩) 
後任には、町民課より館長補佐として藤野栄美(えいよし)=奥玉字松原出身がまいります。よろしくお願いします。

10月3日
〜7日
第52回奥玉地区夜間バレーボール大会
(午後7時〜維新館)
15日
成人講座(女性向)
「身近な素材を使って生き生き手芸」C
(午後7時〜天ヶ森会館)
4日
奥玉地区「むつみ会」懇談会
(午前9時〜栗駒市)
16日
中日向・三沢地区運動会
(午前9時〜各会館前広場)
9日
一関市長・市議選挙
17日
千厩町婦協レクリエーション大会
(午前9時〜千厩体育館)
10日
・宝築地区運動会
(午前8時〜集落センター)
・天ヶ森親善スポーツ大会
(午前9時〜維新館)
20日
成人講座(女性向)D
「魅力ある女性活動の進め方とにこにこ体操」(仮題)
(午後7時〜奥玉公民館)
12日
奥玉振興協議会運営委員会・総務部・教育文化部合同会議
(午後7時〜奥玉公民館)
22・23日
千厩中学校紅輝祭
13日
町民大学「奥玉地元学2特別」コース
「奥玉の遺跡を訪ねて」
(午後2時〜奥玉公民館)
25日
町民大学「四季の山野草・園芸コース」
「冬の山野草管理について」
(午前9時半〜奥玉公民館)
28〜30日
千厩産業文化祭(千厩体育館ほか)
29日
奥玉小学校学習発表会
(午前9時〜奥玉小体育館)

* 閉館日=10月24日(維新館・おくらんど) 10月11日=全館休館日

★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 皆さんからの情報をお待ちしています。