| ◆平成16年度町民大学閉講式=地元学コースなど181名が修了 |
「平泉とその世界」と題し東北歴史博物館長工藤雅樹氏の記念講演
平成16年度千厩町民大学(メオトピアカレッジ)閉講式が2月10日午後1時30分から千厩公民館で行われ、地元学・軽登山・歴史・山野草・陶芸など10コース298名の受講者中181名が修了証を手にしました。閉講式には約100名が出席して行われ、代表者の修了証授与に続き学長である菊地宏雄千厩町長から「熱心な学習の輪が広がり、地元を見直す機会を得たと思う。学びと共に自立・明るく住み良い地域づくりに役立ててほしい。」とあいさつがありました。(写真) 来賓の町議会議長代理の藤原幸夫議員から「本日は修了おめでとうございます。みなさんが光輝いてみえる。これからも力まず楽しい学習を。」と祝辞のあと、10コースのそれぞれの受講生を代表して6名から感想発表がありました。男女共同参画推進コースの受講生8名が学んだ成果の寸劇「お宅の男女共同共同参画は?」を上演しました。 |
| ◆『山野草コース』=とうほく蘭展バラとガーデニングフェスタに29名 |
町民大学「山野草コース」最終講座の移動研修が、1月29日仙台市の夢メッセで「とうほく蘭展バラとガーデニングフェスタ2005」を見学、受講生ら29名が参加しました。(写真)昨年の5月17日に開講し、これまで「山野草の育て方と管理」「エビネの育て方」や「福助(菊)づくり」「冬の山野草管理」などを学んできました。 |
| ◆4地区からの「地元学実践発表会」が千厩公民館で70名参加n |
めずらしい史跡・河川調査等をまとめ、受講生代表が熱く報告
16年度千厩町民大学「地元学実践発表会」が1月30日に千厩公民館を会場に約70名参加のもと開催されました。 午後1時半から開会行事があり、小野寺清教育次長が「87名の方々が自分の足で歩き調査し、『原石』を発見され、これから『宝石』とするため実践発表を機会に今後も期待したい。」とあいさつがありました。 実践発表に移り、各地区代表から展示物やパワーポイント・資料など駆使して報告があり、はじめに千厩地区の金野良一さんから北ノ沢・神子沢地区を調査し、『聖徳太子堂・戦勝桜・白山堂』などの数々の史跡について写真解説。小梨からは小山眞さんが「養蚕にまつわる史跡や北小梨舘・西城家のさいかちの木、大登の梅屋や静御前伝説」など興味深い報告も。奥玉からは、4班に分かれて調査した「寺崎前の夫婦杉や沢前遺跡、町下の愛宕公園、三枚山鉱山跡と金山堰。義経伝説の『白藤』、林ノ沢観音堂。京の森公園や深芦沢観音山、地蔵田の石碑や夫婦杉」など巾広く探索した様子が熱く語られました。(写真左=発表者の金安信さん。)ほかに千葉貞一さん・武者昭一さん・渡辺吉郎さんが。磐清水からは菊地一久さんから地区内3河川とため池の水生物調査一部始終が。メダカやサワガニ・たにしを発見した反面、アメリカザリガニのすがたも参加者は真剣に聞き入っていました。 その後、質疑・交流が行われ西和賀文化遺産伝承協会事務局長の廣瀬龍一氏から感想・助言をいただきました。「発表している人が実に楽しそうだった。若い人や子どもも含めてやれたら良かった。調査に終わらないで次の世代につなげていくため冊子や記録集にとどめたりすることも大切。せっかく探した宝を外部のお客さんを呼ぶようなイベント等も地域おこしに役立てたらどうか。合併があっても地域のことは地域で考えることが大切になってくる。」などの提言もあり、有意義な発表会となりました。
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【奥玉地区の話題】
| ◆「笑顔は言葉をこえて」ダイちゃん・藤野さん奥玉小に |
「目標もって自分のためにいろんな勉強を」と藤野静枝さん
1月24日午前奥玉小学校音楽室で奥玉小学生129名全員を対象にボランティア教育講演会(少年自然・奉仕体験講座)として、腹話術サークル「あのね」代表の藤野静枝さんを迎え「笑顔は言葉をこえて」と題して、楽しいお話をいただきました。(写真)大きな声で「ダイちゃん」と呼ぶと、「こんにちは」と袋の中からでてきて、腹話術で呼びかけると大きな笑い声が響きわたりました。人形劇・腹話術ボランティアをはじめて25年。ダイちゃんと中国やモロッコ、アルゼンチン、フィンランド、ハンガリーなどの子供たちを訪ねたことなどをおりまぜながら、世界中には勉強したくても机やイス・文房具がない中で勉強している子供たちがたくさんいることも話されました。車イスの子、目の見えない子、耳が聞こえない子供たちでも言葉のカベを超えていっぱい受け止めてくれる様子の写真も。奥玉小児童の多くは、ダイちゃんと対面するのははじめてで、腹話術のしくみ特に目と口の動きから大きな感動を得たようです。「大きな古時計」を歌ったり、昔話を語ったりし、ひと時のダイちゃん・藤野さんと奥小の子供たちとの笑顔での出会いでしたが、みんな輝いていました。「人は、目標を持った時、どれだけ努力するかが大事。うまくいかなくてもいいし、人と比べなくていい。ひとり一人みんな良いところを持っているの。両親もいない人も世界中にたくさんいるし、はずかしいことではないの。」「いろんなことを勉強して。自分のために勉強するの。大きな夢に向かって親が何と言おうとあきらめないで。」「人の心はパラシュート。」と藤野さんの体験から子供たちにエールが贈られました。
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| ◆「奥老連第7回お茶ぱたきカルタ大会」で寺花老人クラブチームが優勝 |
和気あいあいの中で交流しカルタとり、6チーム45名の参加で=28日
奥玉地区第7回お茶ぱたきカルタ大会(奥玉老人クラブ連合会・奥玉公民館共催)が、1月28日奥玉公民館日本間で6チーム45名参加のもと開催されました。佐藤初雄大会長からのあいさつと畠山春男審判長から競技上の注意があり、トーナメント方式で、「読みます。」の合図でスタート。各老人クラブの男女4人が1組の選手は、日頃の練習成果もあり、お手つきがあったりしたものの真剣に絵札と向かいあっていました。(写真)競技の結果、優勝は寺花、準優勝は三沢、3位に天ヶ森の各老人クラブが輝き賞状等が贈られました。上位3チームは2月18日に開催される「第7回千厩町お茶ぱたきカルタ大会」への出場しし、優勝=三沢、準優勝=天ヶ森、三位=寺花と奥玉勢が上位を独占しました。
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| ◆「奥玉の苗字のルーツ」地元学コース特別講座=苗字研究家千葉勝士氏講師に |
千厩町民大学「地元学コース」奥玉編特別講座「奥玉の苗字のルーツ」が、2月24日奥玉公民館で約20名が受講しました。奥玉の苗字(みょうじ)71種類の由来について苗字研究家の千葉勝士(かつひと)氏=水沢市を講師にためになるお話をいただきました。 奥玉地元学研究会と共催の形で開催され、佐藤初雄会長からあいさつがあり、奥玉地区内に多い苗字の言われや家紋(かもん)を解説いただきました。奥玉で一番多いのが「藤野」ですが、「○藤」がつくのは、藤原の流れでその地名とあわせていること「菅」のつくのは、学問に由来など興味深い内容も。平泉の時代や奥州征伐によって全国からこちらに入ってきたことや地形等から苗字がつけられ現代にいたっていること。徳川家康の時代に武士以外に刀狩りと苗字をなくし、明治になって苗字をつけることが許されたこともわかりました。楽しい中にも苗字のもつルーツを解明し、再認識しました。 奥玉地元学研究会では、各団体と協力してこれらの成果も盛り込み、「おらほ(奥玉)の屋号・苗字集」を三月下旬発刊に向けて準備中です。
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| ◆「ヤーコン料理」5種類のメニューに挑戦=新沼良子氏講師に |
1月26日(水)午前10時から奥玉公民館を会場に奥玉地区女性教室「ヤ−コン料理」が開催されました。 講師は、陸前高田市食生活改善推進員協議会会長の新沼良子さんがあたり、「ヤ−コンのひっつみ」、「コンポ−ト」、「ヤ−コンの焼きもち」、「ヤ−コンのピ−ごま炒め」、「梅肉あえ」の5種類のメニュ−に挑戦しました。 奥玉地区でも、ヤ−コンをつくっている人が多くなってきたせいか、参加者は42名と調理室に入りきれないくらい集まりました。ヤーコンは、中性脂肪増加抑制作用があることから、便秘予防や肥満予防に良い根菜で陸前高田市では、普及につとめていることも話されました。 メニュ−が多いので、時間がかかると心配でしたが、3グル−プに分かれて、手際良く進めたので時間内に終了し、ゆっくりと日本間で会話しながら、食事できました。講師の先生から、「上手にできた。」と感想をいただき、参加者もヤ−コンの料理方法を学習できて、満足していたようでした。
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3月3日 |
平成16年度千厩町文化・スポーツ顕彰表彰式
(午後3時〜千厩町役場) | 15日 |
千厩中学校卒業式
(午後1時〜千厩中学校体育館) |
6日 |
・町下自治会等4団体総会
(午後1時〜町下会館)
・花貫自治会等4団体総会
(午後1時〜花貫会館) | 18日 |
奥玉小学校卒業式
(午前10時〜奥玉小体育館) |
7日 | 町議会三月定例会開会 | 26日 |
奥玉保育所修了式(
午前9時半〜奥玉保育所) |
10〜11日 |
奥玉地区高齢者健康増進研修
(午後1時〜湯田町湯川温泉) |
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13日 |
JAいわい東女性部奥玉支部総会
(午後1時半〜奥玉公民館) |
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* 閉館日=3月28日(維新館・おくらんど) 3月14日=全館休館日 |
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| ★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 |