平成１６年１２月２４日発行
◆
「歌と夢のある人生を」福祉講演会に１００人が唱歌の世界に
童謡・唱歌研究家の阿部みどりさん講師に参加者と１６曲歌う＝１２月１０日
平成１６年度奥玉地区福祉講演会（町社協奥玉支部・奥玉公民館共催）が、１２月１０日午後、奥玉公民館で行れました。盛岡市在住で童謡・唱歌研究家の阿部みどりさん（千厩町出身）を講師に迎え、「歌と夢のある人生を」と題しての講演に会場いっぱいの１００名が聞き入り、参加者と一緒に童謡・唱歌１６曲を歌いました。ユーモアたっぷりに子どもの頃を振り返りながら、歌ありお話ありのあっという間の１時間半でした。はじめに藤野福男支部長が講師紹介も兼ねあいさつを行い講演に入りました。「高校まで千厩で過ごしたが、音楽が好きで千厩を出て、教員生活をし、現在、盛岡市西部公民館でお年寄りや女性の方々に童謡・唱歌の講座を持っている。『一生懸命勉強すれば歌もうまくなるよ。』と先生に言われ、ピアノや歌に出会った。」と振り返りました。『むすんでひらいて』で動作も入れ、会場は笑いの渦に。懐かしの童謡や唱歌の歌詞の意味にふれ、「『夕焼け小焼け』は、大正１２年の関東大震災で楽譜を失ったが、今でも愛されている曲。自分の夕焼けの風景を持つことの大切さなど、年を経て初めて歌詞の持つ意味を知ることができた。」と語りました。「講座の中で歌によって元気をもらうお年寄りの方々や古くさいと感じたことが、新鮮に感じることで地域のつながりや福祉も築くことができている。」と童謡・唱歌に親しみ声を出して歌うことで、いい空気を吸い悪い空気を出すこともでき、健康にも良い。歌を一生大事にしてほしい。歌っても歌っても昔覚えた歌が記憶に残っていることは、元気をいただけるし、女性も男性も『歌と夢』を持ち、歌ってほしい。」と結びました。 最後に村上奥玉公民館長が「今日の講演会で昔歌った歌を大きな声で歌い、元気をいただきました。ありがとうございました。」と謝辞をのべ閉会しました。
１位：奥玉ソフトスポーツ少年団が１０年ぶり全国大会出場、東北大会で初優勝。奥玉野球スポ少が小友大会で優勝など大活躍。
２位：第４２回奥玉地区民芸大会で展示発表８００人が鑑賞、中越地震支援バザーも
３位：雨をついて２年ぶり第５５回奥玉地区民運動会＝大平が優勝、各表彰も
４位：アテネオリンピックメダルラッシュに華、第３２回奥玉ふるさとまつりで
５位：３年続けて３２回千厩夏まつりに１５０人で参加。市町村合併にゆれた１年
６位：奥玉公民館等公共施設に簡易水道設置、地区内半数の世帯がエリアに
７位：町民大学「地元学」で「奥玉の宝探し」勾玉と産金等再発見、研究会も発足
８位：奥玉地区成人講座女性向・一般向が好評開設、健康づくりや体験など幅広く
９位：交通死亡事故や犯罪多発、交通安全啓発や安全パレード・防犯のぼり設置も
10位：「奥玉総合型スポーツクラブ」が日体協から支援委託事業に指定・各教室開催
番外編＝奥玉老人クラブ・奥玉婦人会チームが町スポーツ大会で連続優勝
番外編＝暑い夏と各地区で運動会開催と自主防災組織が誕生・旺盛に活動
◆
奥玉婦人会がバザー益金の一部を歳末助け合いと中越地震見舞金に寄付
奥玉婦人会（金野美和会長）では、奥玉地区民芸大会での福祉バザー等の益金の中から千厩町社会福祉協議会に歳末助け合いとして３万円と中越地震見舞金として共同募金会を通じ２万円をご寄付しました。
◆
年末に奥玉公民館等清掃奉仕作業
本当にありがとうございました。
奥玉公民館や維新館・おくらんどを利用いただいている団体等が２１日から２４日の間に清掃奉仕作業をしていただきました。トイレ掃除や用具庫清掃、窓拭きなど普段手の回らないところをきれいにしていただきました。次の方々より奉仕いただきました。
＊ 奥玉公民館＝奥玉婦人会様７名、岳風会様４名、三裕樹会有志
＊ 維新館＝奥玉野球スポーツ少年団様、奥玉卓球同好会様、奥玉スポーツクラブ様
＊ おくらんど＝千厩中学校野球部様、同ソフトボール部様、奥玉野球・ソフトボールスポーツ少年団様・町ゲートボール協会有志様
きれいな施設で新年を迎え、新たな気持ちで利用いただき、飛躍を生み出していただきたいと思います。本当にありがとうございました。
【奥玉地区の話題】
◆
「デジカメ等使って年賀状づくり」教室を開催＝年賀のいろはから画像挿入方法など楽しく
「デジカメ写真等使って年賀状づくり」教室と題して１２月３日夜、奥玉公民館を会場に奥玉郵便局後援のもと開催され、１８名が受講しました。岩渕孝彦奥玉郵便局長から「パソコンを使って年賀状を作る人が増えてきた。オリジナルのものを作って１２月２５日迄に差し出してください。」とあいさつがあり、講師の菊池文恵さんから詳しいテキストを使い、年賀状の書き方・送り方から年賀状ソフトやワードソフトを使って、年賀状カットや住所・名前の挿入やデジカメ写真等を添えて保存し印刷までを楽しく学びました。サポーターとして及川恵子さんはじめ公民館・郵便局職員もあたりました。「年賀状の向きやしくみ、画像やイラストの挿入の仕方や画像やイラストはCDロム等に保管すること。フロッピーは１M（メガ）程度しかないので作った作品容量把握も忘れずに。」など詳しい指導もいただき、受講者は、四苦八苦しながらも何とか年賀状を完成し「これからがんばります。」など意欲を示していました。
◆
「身近な材料生かして」いきいき料理と「ボールでしなやかに」健康体操
１２月１７日（金）午後６時３０分から、奥玉公民館を会場に「身近な材料を生かして、いきいき料理」と題して、２１名が参加し料理教室を開催しました。その後、中高年の健康維持のため「ボ−ルでしなやかに」と題して、健康体操を行いました。 料理教室の講師は、栄養士の千葉由子さんで、５種類のメニュ−は、「錦丼」、「きのこと豆腐のとろみ汁」、「ほうれん草と菊の花のごま酢和え」、「柚子なます」、「ヨ−グルトゼリ−」の５種類で、身近な材料が生きており、参加者はリラックスして調理実習を行いました。 エアロビ健康体操の講師は、公認スポーツ指導者の藤野恵美さんで、食後なので畳で横になっての体操から入り、寝ている姿勢での準備体操をして、「瀬戸の花嫁」の曲に合わせてゆったりした体操や他の３曲の歌に合わせて、体を動かしました。（写真）普段、運動不足の中高年の人たちでしたが、年代に合わせたすばらしい指導で、参加者は笑いが絶えないくらい、楽しい講座になりました。 最後に、今年流行の「松健サンバ」を踊り、今年最後の講座を終了しました。
◆
「神事作法・年中行事の基本」を学ぶ＝成人講座（一般向）冠婚葬祭講座@
１６年度奥玉地区成人講座（一般向け）として、地区民の要望の強い冠婚葬祭について３〜４回に分けて冬期間開設することになり、１回目として１２月２２日奥玉公民館を会場に「神事作法・年中行事の基本」と題して儀礼指導者の奥玉昌代氏をお迎えし、新年を迎える準備や季節の節目について学びました。 「神事は、収穫に感謝することの大切さを示している。お供え物は@米A酒B魚C野菜D塩・水の順。『しめ縄』の意味は、雲・雷・雨を現し、収穫には欠かせないもの。『門松』の松は一年の安全、竹は人生の節目、梅は早く花を示してお正月に飾るもの。」など、神事や年中行事のあれこれやお札の飾り方・元朝参りの仕方など幅広く楽しく学びました。（写真）また、「井戸や便所等を埋める時は、特に大事にし、注意した方が良い。」と毎日使ったものに感謝することの大切さにも触れました。 折からの雪模様で参加者は１７名ほどでしたが、質問も多く出され、「所変われば品変わるでこれが絶対ということはない。」とし、言い伝えや人生の節目を守る行事をないがしろにしないことの大切さを感じとった内容でした。
◆
奥玉公民館運営懇談会を開催
基調講話と事業報告や構想等説明
平成１６年度奥玉公民館運営懇談会が２１日夜行われ、自治会長ら関係団体長など２０名が出席のもと開かれました。 基調講話として「住民自治として自治会に求められるもの」と「子どもの居場所事業」について町担当者からそれぞれ説明を受けました。 １６年度事業中間報告と１７年度奥玉公民館運営構想（案）と事業計画（案）が説明されました。菅原一郎氏を座長に選出し、「予算は確保できるのか。」「青年を対象とした事業展開は」「地元学の成果を記録に残してほしい。」など要望や質問等いただき、１月１３日に予定されている町公民館運営審議会で奥玉地区の要望として反映されることになっています。施設面では、簡易水道の設置と配管の修繕や児童遊具の改善などをはかったことも報告され、暖房料徴収でふるさとセンターの使用が少なくなってきていること、おくらんど使用の増加などの報告がありました。
1月8日
奥玉振興協議会総会
（午後1時半〜奥玉地区新年交賀会
（午後2時半〜奥玉公民館）
18日
町民大学「地元学コース」（奥玉編）D
（午後1時半〜奥玉公民館）＝予定
9日
・寺崎前自治会総会・新年交賀会
（午前9時半〜寺崎前構造改善センター）
・中日向自治会新年会
（午前10時〜なかひなた会館）
24日
少年自然奉仕体験講座「笑顔は言葉をこえて」
講師・藤野静枝氏
（午前10時40分〜奥玉小学校音楽室）
13日
千厩町社会教育委員会・公民館運営審議会
（午後2時半〜千厩公民館）
28日
奥玉老人クラブ第七回お茶ぱたきカルタ大会
（午前9時半〜奥玉公民館）
16日
・町下自治会新年会・祝年会・新成人祝い会
（午前11時〜町下会館）
・宝築自治会町政を聞く会・新年交賀会
（午後1時半〜宝築集落センター）
29日
町民大学「山野草コース」F （移動研修「東北らん展」）
（午前8時〜仙台市）
30
日
・町民大学「地元学コース」（全体編）〜発表〜
（午後1時半〜千厩公民館）
・三沢自治会年祝・新年会
（午後1時〜三沢自治会館）
＊ 閉館日＝１月２４日（維新館・おくらんど） １２月２９日〜１月３日、１１日＝全館休館日
★発行：奥玉公民館 電話：０１９１（５６）２９５０ ＦＡＸ：０１９１（５６）２９０６
皆さんからの情報をお待ちしています。
平成１６年度奥玉地区福祉講演会（町社協奥玉支部・奥玉公民館共催）が、１２月１０日午後、奥玉公民館で行れました。盛岡市在住で童謡・唱歌研究家の阿部みどりさん（千厩町出身）を講師に迎え、「歌と夢のある人生を」と題しての講演に会場いっぱいの１００名が聞き入り、参加者と一緒に童謡・唱歌１６曲を歌いました。ユーモアたっぷりに子どもの頃を振り返りながら、歌ありお話ありのあっという間の１時間半でした。はじめに藤野福男支部長が講師紹介も兼ねあいさつを行い講演に入りました。「高校まで千厩で過ごしたが、音楽が好きで千厩を出て、教員生活をし、現在、盛岡市西部公民館でお年寄りや女性の方々に童謡・唱歌の講座を持っている。『一生懸命勉強すれば歌もうまくなるよ。』と先生に言われ、ピアノや歌に出会った。」と振り返りました。『むすんでひらいて』で動作も入れ、会場は笑いの渦に。懐かしの童謡や唱歌の歌詞の意味にふれ、「『夕焼け小焼け』は、大正１２年の関東大震災で楽譜を失ったが、今でも愛されている曲。自分の夕焼けの風景を持つことの大切さなど、年を経て初めて歌詞の持つ意味を知ることができた。」と語りました。「講座の中で歌によって元気をもらうお年寄りの方々や古くさいと感じたことが、新鮮に感じることで地域のつながりや福祉も築くことができている。」と童謡・唱歌に親しみ声を出して歌うことで、いい空気を吸い悪い空気を出すこともでき、健康にも良い。歌を一生大事にしてほしい。歌っても歌っても昔覚えた歌が記憶に残っていることは、元気をいただけるし、女性も男性も『歌と夢』を持ち、歌ってほしい。」と結びました。 最後に村上奥玉公民館長が「今日の講演会で昔歌った歌を大きな声で歌い、元気をいただきました。ありがとうございました。」と謝辞をのべ閉会しました。
「デジカメ写真等使って年賀状づくり」教室と題して１２月３日夜、奥玉公民館を会場に奥玉郵便局後援のもと開催され、１８名が受講しました。岩渕孝彦奥玉郵便局長から「パソコンを使って年賀状を作る人が増えてきた。オリジナルのものを作って１２月２５日迄に差し出してください。」とあいさつがあり、講師の菊池文恵さんから詳しいテキストを使い、年賀状の書き方・送り方から年賀状ソフトやワードソフトを使って、年賀状カットや住所・名前の挿入やデジカメ写真等を添えて保存し印刷までを楽しく学びました。サポーターとして及川恵子さんはじめ公民館・郵便局職員もあたりました。「年賀状の向きやしくみ、画像やイラストの挿入の仕方や画像やイラストはCDロム等に保管すること。フロッピーは１M（メガ）程度しかないので作った作品容量把握も忘れずに。」など詳しい指導もいただき、受講者は、四苦八苦しながらも何とか年賀状を完成し「これからがんばります。」など意欲を示していました。
１２月１７日（金）午後６時３０分から、奥玉公民館を会場に「身近な材料を生かして、いきいき料理」と題して、２１名が参加し料理教室を開催しました。その後、中高年の健康維持のため「ボ−ルでしなやかに」と題して、健康体操を行いました。 料理教室の講師は、栄養士の千葉由子さんで、５種類のメニュ−は、「錦丼」、「きのこと豆腐のとろみ汁」、「ほうれん草と菊の花のごま酢和え」、「柚子なます」、「ヨ−グルトゼリ−」の５種類で、身近な材料が生きており、参加者はリラックスして調理実習を行いました。 エアロビ健康体操の講師は、公認スポーツ指導者の藤野恵美さんで、食後なので畳で横になっての体操から入り、寝ている姿勢での準備体操をして、「瀬戸の花嫁」の曲に合わせてゆったりした体操や他の３曲の歌に合わせて、体を動かしました。（写真）普段、運動不足の中高年の人たちでしたが、年代に合わせたすばらしい指導で、参加者は笑いが絶えないくらい、楽しい講座になりました。 最後に、今年流行の「松健サンバ」を踊り、今年最後の講座を終了しました。
１６年度奥玉地区成人講座（一般向け）として、地区民の要望の強い冠婚葬祭について３〜４回に分けて冬期間開設することになり、１回目として１２月２２日奥玉公民館を会場に「神事作法・年中行事の基本」と題して儀礼指導者の奥玉昌代氏をお迎えし、新年を迎える準備や季節の節目について学びました。 「神事は、収穫に感謝することの大切さを示している。お供え物は@米A酒B魚C野菜D塩・水の順。『しめ縄』の意味は、雲・雷・雨を現し、収穫には欠かせないもの。『門松』の松は一年の安全、竹は人生の節目、梅は早く花を示してお正月に飾るもの。」など、神事や年中行事のあれこれやお札の飾り方・元朝参りの仕方など幅広く楽しく学びました。（写真）また、「井戸や便所等を埋める時は、特に大事にし、注意した方が良い。」と毎日使ったものに感謝することの大切さにも触れました。 折からの雪模様で参加者は１７名ほどでしたが、質問も多く出され、「所変われば品変わるでこれが絶対ということはない。」とし、言い伝えや人生の節目を守る行事をないがしろにしないことの大切さを感じとった内容でした。
平成１６年度奥玉公民館運営懇談会が２１日夜行われ、自治会長ら関係団体長など２０名が出席のもと開かれました。 基調講話として「住民自治として自治会に求められるもの」と「子どもの居場所事業」について町担当者からそれぞれ説明を受けました。 １６年度事業中間報告と１７年度奥玉公民館運営構想（案）と事業計画（案）が説明されました。菅原一郎氏を座長に選出し、「予算は確保できるのか。」「青年を対象とした事業展開は」「地元学の成果を記録に残してほしい。」など要望や質問等いただき、１月１３日に予定されている町公民館運営審議会で奥玉地区の要望として反映されることになっています。施設面では、簡易水道の設置と配管の修繕や児童遊具の改善などをはかったことも報告され、暖房料徴収でふるさとセンターの使用が少なくなってきていること、おくらんど使用の増加などの報告がありました。