平成16年8月27日発行 
200発の花火の下で450人の踊り手が「アテネがんばれニッポン」など
仮装盆おどりは大平自治会が1位=第32回奥玉ふるさとまつりに1,000人以上
第32回奥玉ふるさとまつりが8月15日夜奥玉ふるさとセンター前広場で行われ、200発の花火が打ち上げられる中(写真上左)、8自治会から総勢450人の参加による仮装盆おどりが繰り広げられました。3自治会青年会(部)等から屋台も出て、会場にはお盆の帰省客をふくむ1000人以上の見物客も訪れ、交流が深められました。 祭りちょうちんがつるされ、仮装盆踊りの部ではアテネオリンピックにちななんだ仮装が4団体と「新鮮組」が2団体など会場は、「がんばれニッポン」フィバーに。審査の結果、66名が参加した大平自治会の「平和の祭典 聖火はアテネから」が1位に。(写真上右)2位にはバカ殿様を仮装して59名が参加の「三沢ふれあいサロン」三沢自治会、3位には「がんばれニッポン アテネ応援隊」の55名参加の花貫自治会に(写真下左)。敢闘賞は、「(多彩な花)グランドカバープランツ宝築」の宝築自治会(62名)が受賞し、それぞれに菅原一郎大会長から賞状・賞金が贈られました。「新鮮寺崎前」(寺崎前=45名)や「新撰組」(町下=66名)「ガンバレニッポン」(中日向=35名)、「アテネオリンピック日本選手金メダルおめでとう」(天ヶ森=55名)などユニークな山車や仮装が登場し会場を沸かせました。(写真下右) 花火は3回に分けて打ち上げられ、3寸からスターマインまで約200発の花火がお盆の夜空を彩りました。会場周辺の道路に車を止めて見物する人も多く、昨年にも増して観客でにぎわいました。

奥玉振興協議会から総勢150名以上が参加=千厩夏まつり・山車競演会に
不動様山車等に引き手踊り手「森林資源守ろうやご支援ありがとう」と
8月7日夜開催された「千厩夏まつり・山車演会」に奥玉振興協議会から「森林資源を守り、きれいな水を飲もう」の千厩川源流・不動明王の山車と大平うちばやし十四名をのせた太鼓山車を先頭に50名以上の踊り手など総勢150名が参加しまつりを盛り上げました。 当日は奥玉ソフトボール少年団の全国大会出場や奥玉野球スポーツ少年団の県大会出場、千厩中ソフトの東北大会出場の中で、子どもたちの参加は少なめでしたが、「ご支援ありがとう」プラカードも急きょ作り、町内外の方々に感謝のメッセージも発信しました。 せんまやおどりでは、各自治会から参加でそろった踊りをし、太鼓山車では、休憩時に千寿荘の方々に「根山打ちばやし」を披露するなど大奮闘しました。千厩町として最後のまつりになるかも知れないということから、奥玉振興協議会としても多くの方々の協力を仰ぎ、山車準備等連日・連夜行いました。


【奥玉地区の話題】
「玉掘山」や「興玉神社」など現地調査=地元学コース
町民大学「地元学コース」(奥玉編)A「勾玉と奥玉のルーツに触れる」現地調査が七月二十八日二十一人の参加のもと開催され。大東町羽根折沢地内の「玉掘山」と奥玉の関わりについて大東町史編纂委員の加藤進一氏を講師に説明を受けました。(写真)「大昔は、奥玉も摺沢もない時代に前方の峰付近(鶴ケ峰)から水晶が掘られ、坂本宿弥という人が国司大野東人という人に献上(神亀三年=七二六)して『興玉(おきたま)』と名をいただいた。玉を地中深くに埋めその上に「興玉神社」を立てたと伝えられる。この辺を『玉掘山』と呼びその玉を摺り磨いたことから『摺沢』という地名が生まれた。水晶の出た里として現在まで引き継がれている。」
 その後、桜森神社境内にある興玉神社付近を現地調査。安永五年に建てられた「桜森伊勢祠碑」を確認し、その意味を加藤先生の資料等と精査。奥玉昌代氏から境内にあるめずらしい造りや水晶(勾玉)をまつってある興玉神社についても説明をいただきました。

「奥玉総合型スポーツクラブ」(仮称)発足=スポーツ教室等多彩に
子どもからお年寄りまで、気軽にスポーツを楽しめ、生涯スポーツの振興や青少年の健全育成、地域づくりなどを柱に文部科学省委嘱事業「総合型地域スポーツクラブ育成支援事業」の申請をしていました。奥玉地区が認められ、七月二十八日夜奥玉公民館で、設立準備委員ら二十数名が出席し設立準備委員会を開き「奥玉総合型スポーツクラブ」(仮称)を運営していくことが決まりました。 畠山朋郎設立準備委員長から「奥玉に合った形で皆様のご協力のもと事業展開していきたい。」とあいさつ。(写真)経過報告でクラブマネージャー等が説明を受けてきたこと等報告されました。 「いつでも だれでも どこでも いつまでも」地域でスポーツができるよう、規約や役員、事業計画を決め、奥玉地区に合ったスポーツ種目の教室や交流大会、スポーツ講演会等多彩に開催することになりました。講師謝金・スポーツ教室消耗品・交流大会入賞品など立ち上げに必要な予算が認められたものです。 会長には畠山朋郎氏、副会長に菊地福男氏・菅野辰巳氏を選び、総勢二十二名の運営委員会が構成されました。

奥玉ソフトボールスポ少は東広島プリンセスと対戦、2対8で敗れ初戦飾れず
第18回全日本小学生男女ソフトボール大会が八月七日から滋賀県守山市民運動公園を会場に開催され、奥玉ソフトボールスポーツ少年団は、七日に広島県第一代表の東広島プリンセスと対戦し、2対8で敗れ、一勝の壁は破れませんでした。試合は、雨の中で行われ、相手チームの打撃が勝り、奥玉の満塁など再三のチャンスもありましたが、勝利することはできませんでした。現地には選手父母や家族・関係者など盛んな声援を送りました。  奥玉ソフトボールスポーツ少年団選手団十九名は、遠藤康監督らとともに九日午後六時に奥玉公民館前に帰ってきました。健闘を讃え、関係者・地区民の方々が出迎えをし、帰町報告を行いました。小野寺秀明育成会副会長と西城菜奈子主将から「みなさんの応援ありがとうございました。全国大会の大舞台でプレーできて良かったです。負けましたが、九月四日からの県大会での優勝などにつなげていきたいと思います。」と感謝の言葉をのべました。(写真) 続いて菅原一郎全国大会出場後援会長から「貴重な体験をしてきたと思う。全国の仲間と試合できたことに感謝しながらこれからもがんばってほしい。」とねぎらいのあいさつがありました。

町下サマーフェスティバルで猛暑吹き飛ばし屋台やフリーマーケットも
町下サマーフェスティバルが7月24日夜、町下広場特設会場で開催され、地区内外から約250名を超える夏の夜の交流が行われました。 町下自治会(小野寺勝志会長)などが主催し、小梨・黄金太鼓演奏でオープニング。バンド演奏につづき磐清水の「磐美」と「雄飛ヒルズ」のよさこいソーラン演舞が会場狭しと踊られました。(クラウンレコードの山形県尾花沢市出身の奥山えいじさんの持ち歌「べにばな愛歌」やだれもが知っている曲などを聞きながら)猛暑を吹き飛ばす、夏の夜のひと時を過ごしました。 忙しい合間をぬって菊地宏雄町長も姿を見せ、「両磐9市町村合併で合意をみた。地域の盛り上がりをいつまでも大切にしていきましょう。」とあいさつ。外屋台では生ビールや焼き鳥・焼きそば、いかぽっぽなども出て、フリーマーケットや金魚すくいもあり子供からお年寄りまで楽しみました。最後に「千厩音頭・小唄」を輪になって踊り閉会となりました。
9月4日
・岩手県スポーツ少年団ソフトボール大会
 (午前9時〜コミュニティ広場)
 奥玉ソフトボールスポーツ少年団出場
・千厩中学校体育祭(午前九時・同行校庭)
11日
奥玉保育所運動会
 (午前9時〜奥玉保育所園庭)
5日
第13回スポーツ少年団親睦野球奥玉奥玉大会
 (午前8時半〜千厩町営球場)
12日
平成16年度奥玉地区敬老会
 (午前9時半〜維新館)対象三百七十一名
7日
奥玉小学校金管バンド第16回定期演奏会
 (午後1時半〜奥玉小体育館)
19日
第55回奥玉地区民運動会
 (午前9時〜奥玉小校庭)雨天は二十日
10日
第18回全日本小学生男女ソフトボール大会出場報告会
 (午後7時〜奥玉ふるさとセンター)
 23日
秋の交通安全奥玉地区内パレード
 
 
28日
「高齢者講座」 (8:30〜北上市方面)

* 閉館日=9月27日(維新館・おくらんど) 9月13日=全館休館日

★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 皆さんからの情報をお待ちしています。