平成16年6月25日発行 
奥玉ソフトスポーツ少年団が県大会で優勝、全国大会へ出場
県小学生ソフトボール大会兼全日本小学生ソフトボール大会県予選
第18回県小学生ソフトボール大会兼全日本小学生ソフトボール大会県 予選が6月5・6日と雫石町鶯宿運動場を会場に県内各地区代表女子10チームが参加して行われ、奥玉ソフトボールスポーツ少年団が平成五年以来11年ぶり三度目の優勝をつかみました。岩手県代表として8月7日から滋賀県守山市で開催される全日本小学生ソフトボール大会の出場を決めました。安心して、大会に臨めるよう出場後援会をつくって、支援することになり、地域あげて大きなご協力を仰ぐことになりました。県南予選で優勝し第一代表として参加し、一回戦に中央ソフトボール少年団(二戸市)と対戦。奥村紗希投手が落ち着いたプレーで三振十三を奪うなど、好守備にも支えられ4対1で勝利し、続く二回戦は、西南スポーツ少年団(花巻市)と対戦。相手もすばらしいチームでしたが、相手に点を与えず、4対0で準決勝に進出しました。試合は、四回裏四球から出塁して相手エラーで1点を先取。5回裏にも4球からヒットなどもあり3点を追加。ピッチャーゴロなどに打ち取り、3塁まで出塁させませんでした。 準決勝は、沢内村の志賀来(しがらい)スポーツ少年団と6日対戦し、5対4の接戦をものにし、決勝に進出。決勝は、地区予選でも対戦した黄海スキッパーズ(藤沢町)を猛打爆発21対0で破り、岩手県代表のキップを手にしました。応援には選手の家族・学校関係者などもかけつけ盛んに声援を送り、見事栄冠を得ました。(写真) 全国大会出場を地域あげて支援するため、早急に出場後援会を立ち上げ、せいいっぱいがんばれるよう側面から応援することになりました。なお一層の物心両面にわたるご協力をお願いします。

「いつでも だれもが どこでも いつまでも」=生涯スポーツ推進へ
総合型地域スポーツクラブ育成支援事業に「奥玉体協」が指定
奥玉体育協会(畠山朋郎会長)では、平成16年度総合型地域スポーツクラブ育成支援事業の導入をすすめていましたが、このほど内定通知をいただき、「奥玉体育協会総合型地域スポーツクラブ設立準備会」(仮称・正式名称は今後決定)として、文部科学省委託事業で全国では247、岩手県では8クラブが指定を受けました。 「総合型地域スポーツクラブ」とは、市町村や関係機関と協力・支援のもと「いつでも だれもが どこでも いつまでも」スポーツに親しみ、自主運営・施設の確保・指導者の確立などを通じ種目ごとの通年クラブ活動・スポーツ教室・各種大会の開催、世代間交流などをめざすものです。生涯スポーツ社会実現のため日常的に活動を展開しながら、健康増進と健全育成、地域コミュニティの形成、スポーツ施設の有効活用、生きがいづくり等の効果が期待されるものです。
具体的には運営委員会を構成、スポーツ教室開催など多彩に
具体的には、関係団体・スポーツ指導者等から構成される運営委員会を開催し、事業展開等協議されることになります。クラブマネー-ジャーや公認スポーツ指導者のもとで、奥玉にあったスポーツ教室の開催、これまで続けてきた各種大会の開催、指導者の育成、スポーツ情報の公開などを計画しています。こどもからお年寄りまで気軽にスポーツを楽しめる事業展開の中で、地域で育てた人材活用などを図りながら、新たな人材を育成し、地区内の体育施設の充実も図られます。地区民みなさんのご理解とご協力をお願いします。


【奥玉地区の話題】
中日向総合優勝、大平は準優勝=奥玉地区壮年スポーツ大会
第24回奥玉地区壮年スポーツ大会は、6月6日、奥玉ふるさとセンター前広場で開会式を行い、競技は奥玉小校庭・維新館・宿下コートで開催され、総合優勝は中日向、準優勝は大平、3位に町下が獲得しました。 40歳から65歳未満の壮年層が、スポーツに親しみ・親睦と融和を目的に行われ、250名の選手・応援団が参加しました。(写真)女子6人制のソフトバレーボールとソフトボール、ゲートボールによる勝敗点数の合計で、総合優勝等の順位が決まり、中日向が優勝旗等を手にしました。種目別順位は次のとおりです。
◎ バレーボール=1位大平、2位中日向、3位町下・寺崎前
◎ ソフトボール=1位中日向、2位町下、3位大平・三沢
◎ ゲートボール=1位寺崎前、2位中日向、3位町下

町下が優勝、大平準優勝=奥玉地区老人スポーツ大会
第30回奥玉地区老人スポーツ大会(佐藤初雄大会長)が、6月10日午前、維新館で行われ、7チームから200人の選手と奥玉保育所園児60名も交流行事に加わり、玄米ニギニギ体操などもあり、にぎやかで楽しい大会となりました。「安全運転」の前に五嶋秋子専任交通指導員からの交通安全替え歌で交通安全無事故を訴えました。「一心同体」「ボール送り」競技など8種目で競技が行われ、途中奥玉保育所園児との「玉入れ」もあり、「がんばれ、がんばれ」の声援も飛び交い、奥玉保育所園児からリズムが披露され、会場の方々から盛んな拍手が贈られました。 玄米ニギニギ体操(写真)では、参加者全員でニギニギ棒を持ち藤野恵美健康運動指導士のもとで「在郷サンバ」の曲で実技をしました。最後の「長寿リレー」では、大平が1位をものにし、2位に宝築、3位に寺花と熱戦でした。 競技の結果、優勝は町下、準優勝は大平、三位に三沢が輝き、優勝旗やトロフィー・奥玉体育協会からの副賞などが贈られました。6月22日の第30回町老人スポーツ大会に上位チーム・選手などが選考され参加する予定です。

第30回千厩町老人スポーツ大会で奥玉二年連続優勝旗
台風一過の6月22日千厩町コミュニュティ広場で第30回千厩町老人スポーツ大会が4地区対抗により10種目で郡予選も兼ね開催されました。千厩・小梨・奥玉・磐清水の60歳以上の高齢者が一同に会し、交流親睦と健康の保持増進を目的に約300名参加のもと開会式が行われました。菊地宏雄名誉大会長や金野肇大会長から「不老長寿でけがのないよう健康増進にふさわしいがんばりを」とあいさつがあり、小野寺敏男審判長から競技上の注意、準備体操につづき、競技に入りました。 奥玉チーム(佐々木忠男団長)は、約80名の選手が参加。60メートル女子65才以上で関根エヨミさんと100メートル男子64才以下で千葉勝雄さんが1位になるなど最初からリードを保ち「一心同体」「ボール送り」「パン喰い競争」の3種目を制覇。「長寿リレー」もゴール間際で逆転し1位に。総合得点500点で優勝しました。表彰式で、賞状・優勝旗を手にしました。終了後に玄米ニギニギ体操やスプレー消火器実演も行われました。好成績を上げた選手やチームは7月8日、川崎村で開催される郡スポーツ大会に進むことになります。

「中世の磐井郡は、平泉特別広域圏、奥玉保も」=入間田教授
町民大学「歴史コース」は「中世葛西氏を探る」をテーマに6月11日から8回にわたって、千厩公民館で開催され、1回目講座は「中世葛西氏と磐井郡」と題して東北大学教授の入間田宣夫氏から興味深いお話がありました。(写真) 今年度は、37名の受講申し込みがあり、1回目は約30名が受講しました。 入間田教授から「『地域を考え直そう。』の声が盛り上がっている。磐井郡は、普通の郡ではない。藤原氏の滅亡後葛西清重が取り仕切り『五郡=胆沢・江刺・気仙・磐井と二保=興田・黄海』をもらった。奥玉保は鎌倉時代二階堂氏が治めた。黄金都市平泉をサポートする平泉特別広域圏としての位置付けがあった。葛西氏は、藤原氏が滅亡しても地元民の意向を尊重した。」 葛西八郡の変遷についても触れ、「平安の頃=胆沢郡、江刺郡、磐井郡、気仙郡、登米郡、桃生郡、牡鹿郡で、中世初期に磐井郡は高鞍荘、太田荘、磐井郡、黄海保、興田保、奥玉保となり、江戸時代初期には磐井郡が西岩井と東山となり、その後岩井郡となったことが話されました。まとまった大名がいなかった。独立性が強い雰囲気でもあった。」と磐井郡の流れを解説しました。興味深い中世の時代に葛西氏400年が栄え、そのルーツが今後、家臣団や産金などについても講座で明らかにされます
7月2日
奥玉ソフトボールスポーツ少年団全国大会出場後援会設立総会
 (午後7時半〜奥玉公民館)
14日
成人講座(女性向け)
「環境にやさしい地域と家庭をつくる」
川崎村女性協議会長 三浦千代子氏
 (午後7時〜奥玉公民館)
3日
奥玉婦人会・JA女性部奥玉支部合同研修視察
 (午前8時半〜北上市・花巻市)
21日
千厩町婦人団体協議会五○周年記念式典
 (午前10時半〜千厩町体育館)
9日
奥玉小家庭教育講演会「『輝いて』
こどもたちのために今できること」=講師・新沼律子氏
(午後2時15分〜奥玉小)
24日
町民大学「山野草コース」C「福助(菊)づくり」
 (午前9時半〜奥玉公民館)
10日
学童軟式野球郡予選
 (〜11日、大東町民球場)
郡下小学校ソフトボール大会
 (〜25日・大東町民球場)
 11日
・参議院議員選挙投票日
・第56回奥玉地区野球大会
 (午前9時〜町営球場)
町下サマーナイトフェスティバル
 (午後6時〜町下広場)
   
 
 

* 閉館日=7月26日(維新館・おくらんど) 7月12日=全館休館日

★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 皆さんからの情報をお待ちしています。