86名が笑いの渦の中に包まれ、ことばや体験の大切さも=3月7日
奥玉地区男女共同参画講演会(JA女性部奥玉支部・奥玉婦人会・奥玉公民館共催)「21世紀を輝いて生きる」と題し、元葛巻町立小屋瀬小学校長の高橋欣弥氏を講師に3月7日午後1時過ぎから86名が参加のもと奥玉公民館を会場に行われました。 小野寺きよ子JA女性部奥玉支部長のあいさつがあり、講師紹介の後、講演に移り、高橋氏から、鉄道員の父と厳しくもやさしい母に育てられ、8人兄弟がハーモニカ長屋暮らしをし、戦死で兄らを亡くした生い立ちを語りました。教師として田老町の山の分校に赴任しさびしい中にも明るさを失わず子どもらと接したことなどが、身振り手振りや顔の表情をふんだんに使い笑いの渦に包まれました。「カラオケでは、メロディーは覚えるが歌詞を覚えない、好きな歌の歌詞を自分のものにすること。」等語り、アコディオン演奏で昔歌われた歌も会場の方々と一緒に歌いました。(写真左右) 講演の中で「『農』の精神の血を引いた日本人であり『父』という字は『クワ』をしめしているとし、@ことば=(の大切さ)A笑い=(病気の抑制効果)B心のゆさぶり=(感性と体験が人間性を育てる)基本だとし、夫婦には簡単になれるが親になる(子育て)のはむずかしい。ゆっくりと話し、女性として『明日に生きる力』を身につけることで男女が共に輝く。」ことだと語りました。