平成16年3月26日発行 
『明日に生きる力』を身につけ男女共に輝こう=男女共同参画講演会で
86名が笑いの渦の中に包まれ、ことばや体験の大切さも=3月7日
奥玉地区男女共同参画講演会(JA女性部奥玉支部・奥玉婦人会・奥玉公民館共催)「21世紀を輝いて生きる」と題し、元葛巻町立小屋瀬小学校長の高橋欣弥氏を講師に3月7日午後1時過ぎから86名が参加のもと奥玉公民館を会場に行われました。 小野寺きよ子JA女性部奥玉支部長のあいさつがあり、講師紹介の後、講演に移り、高橋氏から、鉄道員の父と厳しくもやさしい母に育てられ、8人兄弟がハーモニカ長屋暮らしをし、戦死で兄らを亡くした生い立ちを語りました。教師として田老町の山の分校に赴任しさびしい中にも明るさを失わず子どもらと接したことなどが、身振り手振りや顔の表情をふんだんに使い笑いの渦に包まれました。「カラオケでは、メロディーは覚えるが歌詞を覚えない、好きな歌の歌詞を自分のものにすること。」等語り、アコディオン演奏で昔歌われた歌も会場の方々と一緒に歌いました。(写真左右) 講演の中で「『農』の精神の血を引いた日本人であり『父』という字は『クワ』をしめしているとし、@ことば=(の大切さ)A笑い=(病気の抑制効果)B心のゆさぶり=(感性と体験が人間性を育てる)基本だとし、夫婦には簡単になれるが親になる(子育て)のはむずかしい。ゆっくりと話し、女性として『明日に生きる力』を身につけることで男女が共に輝く。」ことだと語りました。

思い出を胸に奥玉小学校第111回卒業式で20名が巣立つ
「感謝の心を支えに仲間を大切にしていきます。」と別れの言葉=3月19日

平成15年度奥玉小学校第111回卒業式が3月19日午前10時から奥玉小学校体育館で行われ、思い出を胸に20名が巣立ちました。来賓や父母が見守る中、伊東陸子校長から卒業証書がひとり一人授与され(写真上左)、感謝をこめて証書を親に手渡しました。(写真上右)また、6年間1302日間無欠席の藤野千尋さんにさわやか賞表彰状が贈られ、校長からはなむけの言葉として、「『本気でがんばれる中学生に』と『ありがとうを素直にいえる感謝の心を持った人に』のふたつのことをこれから大切にしてほしい。」と贈られました。教育委員会の北村健郎教育長から「心身共にりっぱに成長し、たくましさを感じた。『思いやり』の気持ちを持ち友達をたくさん作って下さい。」と中学生活へ向けてのはなむけのあいさつがありました。吉田幸昌千厩町助役らから祝辞や祝電の紹介の後、記念品贈呈がされました。 6年生20名が、在校生や来賓、父母、先生方に呼びかけや合唱で「『みんなの感謝の心や思い出を支えに20名の仲間を大切にしていきます。」と力強く感謝と別れの言葉をのべました。(写真下左)在校生から卒業のみなさんに「いろいろ教えていただいてありがとう。」と「世界にひとつだけの花」を合唱し、いままでつちかった伝統をしっかり受け継ぐことを約束しました。(写真下右) 父母を代表して、関根勝志さんが先生方や地域の方々等に謝辞をのべ、卒業生は拍手で送られ、奥玉小学校に別れを告げました。

奥玉駐在所人事異動のお知らせ
三月二十四日付けで奥玉駐在所に五年間勤務された小野寺晃氏が岩手県警高速道路交通警察隊一戸分駐隊に異動となりました。地域の安全確保等にご活躍いただきました。今後の活躍をお祈りします。後任に同日付で宮古警察署から小野寺誠(まこと)氏が着任しました。安全・安心の地域確保をよろしくお願いします。

千厩病院産婦人科医請願署名
行政区世帯数協力者数
14区
112
419
15区
73
268
16区
99
278
17区
90
271
18区
91
263
19区
90
280
20区
68
184
21区
73
178
696
2,141

協力ありがとうございました。    奥玉婦人会より
郡内分あわせて県に請願します。

【奥玉地区の話題】
奥玉小6年生20名が独創的な手造り巣箱を飛ヶ森キャンプ場に設置
2月26日午前、奥玉小学校6年生20名が卒業記念にと小学校生活の思い出の地である飛ヶ森キャンプ場に巣箱を設置しました。巣箱はあらかじめ各自が思い思いに創意工夫を凝らして作成した、独創性にあふれ、小鳥たちも喜びそうな作品でした。今回は、少年自然体験講座の一環として総合的学習とタイアップし、NPO「里山自然学校はずみの里」代表の滝田一郎氏から、野鳥の生態と巣箱の設置について説明をうけました。(写真)子供達は、野鳥の気持ちになって、自分が住んでみたら気持ちが良いだろうなぁと思える、気に入った木をそれぞれに選びながら、暖かい南東の方角に巣箱の入口を向け、へび等の天敵にも考慮して約1.5mの高さの広葉樹を中心に、2人一組が協力し合いながら、さびにくいステンレスの針金と釘で結わえ付けていきました。 

天ヶ森自治共催講座(女性料理講座)で韓国料理を45名が学ぶ
2月29日午前天ヶ森会館を会場に天ヶ森自治共催講座(女性料理講座)が、地区内45名の女性の参加で韓国料理の「ザッチエ」と「野菜チヂミ」のつくり方を実習しました。昨年春、韓国から天ヶ森に嫁いできた3名々の手ほどきを受け栄養士さん等の援助も加わり調理室いっぱいとなってみんなで作り方を覚えました。辛いイメージのある韓国料理ですが、日本人にもなじみやすい比較的簡単で栄養価もあり、こどもでも喜ぶメニュー内容で参加者からも大歓迎を受けていました。 この日の講座終了後には、出来上がった料理を囲み3名の歓迎交流会(写真)や各団体の15年度の活動報告決算やこれからの事業の持ち方も話し合われました。天ヶ森地区では、JA女性部と奥玉婦人会への全戸加入を農家組合や自治会の総会でこれまでに決め、いろいろな活動を実践しています。 

心の健康を保つため交流親睦も=高齢者健康増進研修に42名
平成15年度奥玉地区高齢者健康増進研修=高齢者講座併設(奥玉老人クラブ・奥玉公民館共催)が、3月5〜6日の日程で岩手県湯田町湯川温泉「高繁旅館」にて行われました。地区内5老人クラブから42名が参加し、交流と親睦を深め、体と心の健康を保つ研修なども行われました。佐藤初雄奥老連会長から、「健康には体と心の健康がある。体は医者や薬などで保たれるが、心の健康はこうした仲間のみなさんでお話しし、食べ・歌ったりして元気をつけること。今日明日の研修で楽しく交流を深め、元気を回復されるように」とあいさつがあり、乾杯のあと、各老人クラブから「長持唄」や「もちつき唄」「おいとこ」の歌と踊りに持ち味のカラオケの余興や有志から得意の芸もとびだし、心の健康増進がされました。 翌日は、在宅介護支援センターの千葉次長(保健師)を講師に「頭とからだいつまでも健康に=痴呆(ちほう)を予防しましょう」と題してお話をいただき「こたつにだけ入っていないで、散歩や庭木の手入れなどやからだを動かすことが大切。」とし、町老連でも提唱している「玄米にぎにぎ体操」を参加者全員で実践もしました。(写真)
4月2日
寺花老人クラブ総会
 (午後一時半〜寺崎前構造改善センター)
17日
平成十六年度奥玉地区公職者歓送迎会
 (午後三時〜奥玉公民館)
4日
奥玉婦人会総会
 (午後一時半〜奥玉公民館)
18日
春の消防演習
 (午前八時〜千厩小学校)
5日
奥玉保育所入所式
 (午前九時半〜奥玉保育所)
22日
平成十六年度奥玉体育協会総会
 (午後七時〜奥玉公民館)
6日
・奥玉小学校入学式
 (午前十時〜奥玉小体育館)
・天ヶ森女性教室(手芸)
 午後一時からと午後七時の二回、天ヶ森会館)
 27日
社会教育登録団体研修会
 (午後七時〜千厩公民館)
7日
千厩中学校入学式
 (午前十時〜千厩中体育館)
 29日
飛ヶ森キャンプ場開き
 (午前十時〜飛ヶ森キャンプ場)
13日
飛ヶ森キャンプ場開き実行委員会
 (午後七時〜大平集落センター)
30日
平成十六年度社会教育委員会・公民館運営審議会
 (午後一時半〜千厩公民館)
  
 
 

* 閉館日=4月26日(維新館・おくらんど) 4月12日=全館休館日

★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 皆さんからの情報をお待ちしています。