| ◆奥玉振興協議会長に菅原一郎氏再選 |
平成16年度奥玉振興協議会総会が1月10日午後、会員50名が出席して奥玉公民館で行われ、菅原一郎会長が「昨年は、景気の回復しない状況や地震・冷夏など自然災害に見舞われたが、夏まつり・ふるさとまつり・民芸大会いずれもみなさんのご協力で盛大に行われた。子供たちの健全育成とともに安全・安心の地域づくりをめざしたい。」とあいさつ。(写真上左)その後、15年度事業報告・決算、16年度事業計画・予算等の議案が承認され、役員改選が行われ、次のように決まりました。 会長=菅原一郎(天ヶ森・再)、副会長=千葉吉美(宝築・再)、小山吉平(三沢・新)監事=岩渕敏雄(中日向・再)、菅原金道(寺崎前・再)、藤野国夫(宝築・新) 総会終了後、奥玉地区新年交賀会と藤野至氏叙勲祝賀会が来賓多数をお迎えし、66名以上の出席のもと開催されました。(写真上右、下左)藤野至氏の叙勲までの経歴紹介と記念品贈呈のあと菊地宏雄町長、村上悌町議会議長、千葉康一郎県議、佐藤哲夫いわい東農協長から新年の抱負やあいさつをいただき(写真下右)、その中で「16年度は町村大同合併の年になると思うが、地域は残るのであり、奥玉振興協議会のような形がモデルとなり、地域自治組織としてますます活動してほしい。」など今後の動きが注目されるあいさつもありました。藤野至氏から謝辞があり、乾杯や祝謡のあと各参加者同志が16年新春の交賀を深め、顧問の前町長藤野光男氏の音頭で益々の発展と健勝を祈って万歳三唱でお開きとなりました。
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| ◆「桜森神社どんと祭」と「天ヶ森子供会と老人クラブで小正月行事」 |
写真左は、桜森神社境内で行われたどんと祭の様子。1月12日午後。お正月のしめ飾りなどを祈祷し、町下・天ヶ森の地区民や子供会員など多数が参加し、今年1年の無病息災を祈りました。 写真右は、今年厄年の42歳の金野道幸さんと62歳の佐藤勝年さんがみかんやもち・ピーナツをまいているところです。老いも若きも夢中になって福を拾っていました。
写真は、天ヶ森子供会が育成会(小野寺雅彦会長)や老人クラブ(菅野一万会長)の指導を受け、もちつきや繭だまならせ、豊作を願うアワ穂やヒエ穂を製作し、あわせて50名が参加し天ヶ森会館で小正月行事を行いました。(繭だま製作中とみんなでついたもち等を頂いている様子)
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| ◆16年度の社会教育行政方針や重点、四公民館の経営構想を審議 |
千厩町社会教育委員会議・公民館運営審議会で=1月8日
平成15年度第2回千厩町社会教育委員会議と町立公民館運営審議会が1月8日千厩公民館で開かれました。(写真上左)平成15年度の社会教育・社会体育、4公民館事業(中間)がパワーポイントを活用し、活動写真や表にして報告されました。(写真上右)また、16年度に向けた社会教育行政方針(案)や重点として「一人ひとりが光輝き心豊かでたくましい人づくり」を目標に掲げ、「いつも いきいき いつまでも」をスローガンに生涯学習のまちにふさわしい社会教育・芸術文化振興・元気のでるスポーツ振興の具体策が示されました。 また、4公民館からは経営構想(案)が示され、いきいきとした地域づくりや生きがいある人生創造の学習や事業展開策が説明され、審議がされました。委員15名と社会教育職員関係者18名が出席し、「国際化にどう対応していくのか」や「指定文化財建物等の活用策は」など質問が寄せられたほか、「地域づくりを事業の中軸に据え旺盛な活動をしてほしい。」など意見も寄せられました。 この日の審議を経て、奥玉公民館は、昨年12月19日に行った公民館運営懇談会の意見や意向調査結果等を踏まえ、16年度向けての具体的な学習計画や事業展開をはかっていく予定です。
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| ◆平成16年関係団体長の抱負 |
奥玉地区内の各方面で活躍の団体長さんや公共施設長さん方から新年の抱負を寄せていただきました。(順不同・一部割愛)
◆地域発展のため側面から支援体制 奥玉振興協議会長 菅原 一郎
明けましておめでとうございます。昨年は、奥玉振興協議会の各般にわたる事業(せんまや夏まつり・ふるさとまつり・民芸大会)は前年に増して盛会をきわめましたことは、ひとえに皆様方の多大なご支援・ご協力の賜物であり、深く感謝申し上げます。 顧みますと五月の大地震、夏の長雨・日照不足による大冷害と自然災害の甚大な年であり、五十二年間運行された県交通奥玉線の廃止がありましたが、町営バス奥玉線の運行により遅滞なく住民の足を確保して下さいましたことは、幸いでありました。 また、奥玉小学校プールが七月、学校敷地内に完成いたしましたことは、学区等しく喜びとするところであります。さらには、奥玉野球スポーツ少年団の二度に渡る県大会出場や県の交通安全自転車競技大会において第三位入賞、沖中の藤野兄妹の水泳での活躍、藤野至先生の叙勲等努力によって養われた朗報であります。 奥玉振興協議会は、昨年の事業を主軸としながら子供たちの健全育成をはかるため、側面からこれまでどおり、各種大会出場支援体制を具備してまいりたいと思いますので本年もよろしくお願い申し上げます。
◆ほんの少しでも自身を変える努力を 奥玉婦人会長 金野 美和
明けましておめでとうございます。新しい年を迎えられ、皆様方には「今年こそは」の思いも新たに益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。 昨年四月の総会におきまして、会長の大役をお受けいたし、地域のことが全くといっていいほどわからなかった私は、この間、会員の皆様はもちろん、地域の方々の暖かいご支援とご協力により、今日まで歩んで参りました。心から感謝申し上げます。 さて、今後奥玉婦人会の更なる向上と活躍を願い、難しいことはさておき、ひとり一人がまずは新聞や活字に目を通し、ほんの少しでも自分自身を変える努力を心していけるよう働きかけができればと思っております。 地域皆様には今後ともご指導ご協力のほどお願いいたします。
◆「申年」の故事に見習い幸多い年を念じて 奥玉地区区長協議会長 小山 吉平
明けましておめでとうございます。皆様には、平成十六年の新春を、すこやかにお迎えのことと心からお慶びを申し上げます。 常日頃、各行政区長に賜りましたご支援に対して心から感謝申し上げます。 昨年は、わが国の内外を問わず当町にとりましても大変な年でした。詳細については、皆さんの胸にきざみ込まれておることと存じますので、あえて申し述べませんが、そのような中にも心温まるいくつかの明るいニュースもありました。そのことがらをステップとして、本年はがんばりたいと思います。 今年は、「申年」であり、その年のイメージの猿を見習った言葉に「見猿、聞か猿、言わ猿」などといましめの故事とされておりますが、私は、これを良い手本としながら「@世の中全体を良く見てA他人の言葉には耳を傾け、よく聞きB意見があれば、どんどん議論をし、よい方法を引き出す。」を生活の糧としながら努力をしたいと思っております。 また、「歳月人を待たず」とも言われておりますが、その日その日を大事に心掛けて歩みたいと思います。一層のご鞭撻をお願いし、皆様方の幸多い年であることを念じて新年のあいさつとします。
◆いきいき暮らせる共存共栄の里構築めざして 町社会福祉協議会奥玉支部長 藤野福男
平成十六年の輝かしい新年を迎えましたこと心からお祝い申し上げますと共に、長引く不況、生活不安、凶悪事件の続発など昨年の重苦しいすべての面が払拭できる明るい希望のもてる新年になりますようご祈念いたします。 さて、当奥玉支部は昨年も地域福祉の推進を図るため、環境美化運動、敬老会の支援・協力、歳末助け合い運動の推進、一人の不幸を見逃さない運動等展開して参りましたが、お陰様で着実に成果を上げているものと存じております。これもひとえに関係機関・団体・地区民各位の暖かいご支援の賜と深く感謝申し上げます。 今や少子高齢化が一段と進む中、社会福祉への期待も高まって参りますが、深刻化する児童問題の対応、子育て支援、介護支援、自立支援など山積する社会福祉課題に地域住民と一緒になって考えながら解決に努力を重ね、生涯、心身共に健康でいきいきと暮らせる豊かな共存共栄の里構築のためさらなる活動を図ってまいりたいと思います。皆々様の福寿を祈りながら旧年に倍しますご支援ご鞭撻をお願い申し上げ、新年のごあいさつといたします。
◆自主防災組織生活合理化で自治会活動を 奥玉自治会協議会長 村上 年男
輝かしい新春を元気で迎えられました皆さんにお慶び申し上げます。 昨年は、冷夏と長雨や三度の大きな地震や奥玉地区内に二世帯の建物火災があるなど何かと不びんな年でした。 今年は、昨年の地震災害や家屋火災等の発生を教訓とし自主防災組織を奥玉地区の各自治会内に結成して、防災意識の高揚を図っていただきたいと思います。 また、これまでにアンケートをとり、千厩町生活合理化運動実践協議会の申し合わせ事項を全員で守り「ムリ、ムダ、ミエ」のない豊かな地域づくりに、ご協力をお願いいたします。 以上の二つを各自治会活動に反映し、光輝く町づくりに、特段のご協力をお願いし、奥玉地区内各自治会はじめ会員各位のご活躍ご健勝とご多幸をお祈りし年頭の抱負に変えます。
◆徳育と学ぶための基礎基本を大切に 奥玉小学校長 伊東 陸子
新年あけましておめでとうございます。 「習熟させるために、実際にその事をさせて、教え鍛える」「物事が巧みに行えるようにするために、知識・技術を教えてその物事に慣れさせる」これは、辞書に記されている「訓練」の意味です。 善悪の判断や思いやりの心、感動する心などのような徳育の基礎基本と共に学ぶための基礎基本=学ぶ意欲・知識・方法=子ども達に身につけさせることは学校が担う大切な役目であると考えます。 日々成長していく子ども達に、当たり前の事が当たり前にでき、人間らしく生きていくために必要な力をつけることをめざし、平成十六年も、職員一丸となってすすめていきたいと思います。地域の皆さんのお力添えを今年もお願いします。
◆時代を担う健やかな成長を願って 奥玉保育所長 菅野 昭子
新年あけましておめでとうございます。 地域の皆様方には、希望に輝く良いお年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 今年のお正月は暖かく穏やかな新年でいつになく過ごしやすかったのではないでしょうか。これからの一年が穏やかであることを願わずには入られません。近年は、社会全体(3面に続く)(2面より)の変化とともに子ども達をとりまく状況も様々に変化しており、特に少子化については深刻で国を挙げて取り組むようになって来ています。私達保育関係者には、これからの時代を担う子供達の心と体の健やかな成長を願いつつ積極的に子育ての支援を行っていく事が強く求められております。その為にも入所児童の家庭はもとより、地域の現状を認識しつつ様々なニーズに応えながら『地域に根ざした保育所』としてより良い保育、子育て支援に繋げていきたいと思います。 昨年十一月二十九日より「保育士」登録手続きがスタートしました。これを機に私達保育士は保育の原点を大事にし、「子どもの育ち」を実現するため努力して参りたいと思っております。 年頭にあたりましては、昨年同様皆様方のご指導ご協力をいただきながら、より良い保育所にしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
◆スポーツ通じ健康で明るい地域づくりの年に 奥玉体育協会長 畠山 朋郎
明けましておめでとうございます。地区民の皆様方におかれましては輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 昨年は、十年来の異常気象に見舞われ、農作物等に多大な影響をもたらしました。更には地震発生も多くあり、社会情勢の変動と共に激動の年ではなかったでしょうか。また、奥玉体育協会の一大行事でもある地区民運動会が雨のため中止となりましたが、各自治会単位でのコミュニティスポーツ(運動会など)で趣向を凝らされ、健康づくりと親睦融和の目的が達成されたものと感謝申し上げます。 今年こそは、いろいろな暗い出来事を吹き飛ばして、明るい地域づくりを皆さんと共にめざしてがんばって参りたいと思っております。そのため、体育協会事業にも大いに参加頂きご協力を賜りますようお願い申し上げ、年頭のあいさつといたします。
◆高齢者の意欲や活力結集し社会貢献に 奥玉老人クラブ連合会長 佐藤初雄
地区民の皆様にはご健勝で平成十六年新春を迎えられましたことを心からお祝いいたします。 奥玉老人クラブ連合会は、自主性・地域性・共同性をテーマに高齢者の意欲と知識、活力を結集し活動してまいりました。現在四百二十余名に及ぶ会員を迎えています。基盤整備事業も完成し中山間地域として充実した良い農村環境の下に住民が幸せを感じる社会の実現こそ不可欠との思いをいたしております。 今年の干支は申ですが「三猿」の表現がありますが、あの利口な理性の優れた猿にあやかって逆に「良く見る、良く聞く、良く言う」「今年は不景気がサル年」にしたいと思います。 年毎に少子高齢化の進む中で老人といえども重要な地域社会の構成員である事を自覚し魅力ある地域づくりに向けて、景観形成等高齢者でも可能なものから、地区民皆様と力をあわせて貢献してまいりたいと存じますのでよろしくお願いいたします。
◆原点にかえり、地域資源活用し発展へ 奥玉公民館長 村上 福男
おだやかな二○○四年を迎えられました。新年早々、上野駅広小路口に建立された懐かしのヒット曲「あヽ上野駅」の歌碑と対面する機会に恵まれ、そこに立ち感慨深いものを覚えました。「戦後の高度経済成長を担い不安と期待を胸に『金の卵』としてこの奥玉の地から何百人が就職列車に乗り上野駅に降り立ち、故郷を後にしたのだろうか」・・・・・。歌碑は都内の有志が募金を募って製作し、除幕式も歌手の井沢八郎さんらも出席し盛大に開催されたとのことでした。?『どこかに故郷の 香りをのせて 入る列車のなつかしさ 上野は俺らの心の駅だ くじけちゃならない人生が あの日ここからはじまった』などの歌詞が東京方面で暮らす人たちに希望と勇気を与え、郷土と都会をつなぐ応援歌になっているはずです。 さて、奥玉公民館の十六年は、「原点」=基本に立ち返り足元の資源(人や景観など)を見つめ直し、地域発展につなげる努力を重ねていきたいと考えています。 地域のかけはしとなって職員一同がんばりますので、みなさんのご支援ご協力をお願いします。皆様にとって健康で実り多い年でありますように。
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【奥玉地区の話題】
| ◆清掃奉仕作業並びに門松寄贈の御礼 |
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昨年末の12月25日を中心に奥玉公民館・維新館・おくらんどを利用している団体の方々から普段手の回らない場所の清掃作業等を手伝っていただきました。 ご協力いただいた団体は、次のとおりです。奥玉婦人会様、奥玉野球スポーツ少年団様、奥玉ソフトスポーツ少年団様、同育成会様。お陰様できれいにしていただき、すがすがしい気持ちで中日向老人クラブ(佐々木忠男会長)からの門松(写真左)のご寄贈を受け玄関に飾り、新年を迎えることができました。各位に対し感謝と御礼を申し上げます。
うっすら雪をいただいた新春の「林ノ沢観音堂」(写真右)=平安時代初期に造られ文化価値も高く、仏像などとともに県や町の文化財に指定されている貴重な資源です。毎年初詣に訪れる方も多く、地域の方々の手で守られています。
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2月1日 |
天ヶ森自治会等四団体総会並びに新年交賀会
(午前10時〜天ヶ森会館) | 15日 |
・三沢自治会等四団体総会
(午後1時〜三沢会館)
・中日向自治会等四団体総会
(午後1時〜なかひなた会館) |
6日 |
町民大学閉講式
(午後1時〜千厩公民館)
記念講演「天気を味方に元気をつける」
講師・元気象庁・宮古測候所長 工藤敏雄氏 | 16〜20日 |
ゲートボール冬季大会
(午前9時〜おくらんど) |
8日 |
町下自治会等四団体総会
(午後1時〜町下会館) | 18日 |
奥玉小家庭教育講演会
(午後1時40分〜奥玉小学校)
「性って何だろう〜思春期の心と体〜」
講師・宮城県思春期保健相談員・八幡悦子氏 |
13日 |
町老連「お茶ぱたきカルタ大会」
(午後1時〜老人福祉センター) | 21日 |
第4回町民劇場「女たちの金山一揆」
(午後1時〜千厩町体育館) |
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* 閉館日=2月23日(維新館・おくらんど) 2月9日=全館休館日 |
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| ★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 |