平成15年12月26日発行 
「夢」があると人生後半がおもしろい、「出たきり老人」集まれなど多彩に展開
奥玉地区福祉講演会で油井明さん、会場いっぱいの110名が聴講=12月5日

 平成15年度奥玉地区福祉講演会(町社協奥玉支部・奥玉公民館共催)が、12月5日午後、奥玉公民館で行われました。水沢市社会福祉協議会長の油井明さんを講師に「人生、後半がおもしろい」と題しての講演に会場いっぱいの110名が聞き入り、これまでの多くの体験や実践を通じたユーモアたっぷりの話や手振りで会場をわかせ、あっという間の1時間半でした。 初めに藤野福男支部長が講師紹介も兼ねあいさつ(写真左上)を行い講演に入りました。「日本は世界一の長寿国。お年寄り扱いするが、活躍する場をつくりだすステージづくりがない。高齢者が「夢」を持ち社会参画することが人生の後半をすばらしく生きることができる。『出たきり老(朗)人集まれ』の輪や、外にでて活躍する場(ステージ)をいっぱいつくる。埋もれている万年雪に光を当ててやる。小さい時の記憶がよみがえってくるし、それを記録して伝えることの大切さ。それが忘れられてきた。大事なことを教えていない。人生後半は、三感=@感動A感激B感謝で自分の好きなことを持つことであり、新しい発見で楽しいことがでてくる。」といろいろな例を出して楽しくお話しをいただきました。(写真右上、左下、右下) 水沢市の「生き生きサロン」についてもふれ、「どんなことを教えるか話っこすっぺ。」と水沢市内に32ヶ所できており、楽しく活動し『くつろぎと継続』の様子なども紹介されました。「好奇心を持つことなどでいつまでも若く生きることができる。」と結びました。最後に金野美和副支部長が「今日の講演会でたくさんの笑いや元気をいただきました。ありがとうございました。」と謝辞をのべ閉会しました。
奥玉地区内の屋号や苗字調査し、ルーツを学習=高齢者講座(お元気講座)で
玄米にぎにぎ棒づくりと体操・屋号学習も=寺花老人クラブで12月8日

 平成15年度の高齢者講座(お元気講座)の一環として、奥玉地区内の屋号と名字のルーツ等を単位老人クラブごとに調査し、まとめることとしています。 「屋号」は、昔、苗字を許されなかった家等に古くから○○屋敷として残っているものや、新たにつけたものなど様々ですが、今でも苗字の同じ家が多いため屋号で呼ばれる場合も多いのです。 寺花老人クラブ(奥村原国会長)と奥玉公民館共催で12月8日寺崎前構造改善センターにて町史編纂室の千葉明夫さんを講師に「下奥玉村の屋敷と屋号」について学習しました。(写真右)「寛永19年(1641年)には31屋敷37軒、安永4年(1775年)には59屋敷89軒が風土記等に記されていること。その屋敷名が現在の屋号につながっている所も多い。」と由来も含め会員にも問いかけながら一緒に調査しました。当時の下奥玉村は現在の大東町摺沢・羽根折沢の一部も入っており、懐かしい名前も出てきた屋号話に華が咲きました。屋号学習に先立ち27名の会員が参加して、玄米にぎにぎ棒作製(写真左)や村上恵子体育指導員の音頭でにぎにぎ体操も行いました。

【奥玉地区の話題】
「心のこもった年賀状づくり」教室を開催=データソフト使い画像挿入方法など楽しく

 「心のこもった年賀状づくり」教室と題して12月3日夜、奥玉公民館を会場に奥玉郵便局後援のもと開催され、20名が受講しました。千葉照嘉奥玉郵便局長から「パソコンを使って年賀状をつくる人が増えてきた。オリジナルのものをつくって12月25日迄に差し出してください。住所は間違いないように。」とあいさつ(写真左)があり、講師の菊池文恵さんから準備データソフトを使って、カットや住所・名前を変えて保存し印刷までを楽しく学びました。「年賀状の向きやしくみ、画像やイラストの挿入の仕方、インターネットでダウンロードする際の注意点として特に著作権、使用方法には注意しましょう。また、画像やイラストはCDロム等に保管すること。フロッピーは1M(メガ)程度しかないので作った作品容量把握も忘れずに。」など詳しい指導もいただき、受講者は「知らないところも学べて良かった。年賀状づくりにがんばります。」など意欲を示していました。
14種目のリズムや劇あそび・うたなど会場いっぱいに披露=奥玉保育所生活発表会

奥玉保育所の生活発表会が11月29日同所で行われ、園児55名全員による歌あそび「そうだったらいいのにな」(写真上左)ではじまりました。2歳児10名による「きのこのうた」(写真上右)や4歳児全員による「はらぺこあおむし」(写真下左)5歳児女の園児によるデズニーの世界の「プリンセス・プリンセンス」(写真下右)など14種目のリズムや劇あそび・うたが発表されました。会場いっぱいの父母・祖父母のほか園児の先輩も訪れ、ビデオやデジカメ等でこどもたちの演技を撮っていました。 幕間には菅野昭子所長さんのおはなしやマジック(手品)も披露され、アットさせました。入所や運動会の時より一回り大きくなって、会場の家族に愛きょうをふりまきながら、演技していました。最後に5歳児全員のリズム「世界に一つだけの花」で幕を閉じ、ごほうびや熊谷忠父母の会長からがんばった園児にお話がありました。
屋内で和気あいあいの寺崎前地区スポーツ大会=30日今年最後の運動会

 平成15年度寺崎前地区スポーツ大会(菅原金道大会長)があいにくの雨模様の中の11月30日、寺崎前構造センターで地区民約60名が参加のもと行われました。菊地町長もかけつけ来賓あいさつ(写真左)し、他の来賓とともに白・赤・青にわかれ競技にも参加しました。「安全運転」や「おっとっと」「花いっぱい競争」(写真右)など9種目で競われ、その後はいものこ汁を囲み親睦を深めました。地区内8地区中7地区でコミュニティスポーツが行われ、寺崎前で今年最後の運動会となりました。
「障子貼りは曇りか雨の日、はがし方とのりづくりが基本」=成人講座一般向けコース
「新しい気分で新年を迎えましょう」と花貫文化会館の障子等教材に=12月11日

成人講座一般向けコース5回目の講座「簡単にできる障子貼り」の講義と実習が、12月11日夜花貫文化会館を会場に移動講座として開催されました。表具専門家の岩舘トヨ子さんと伊東靖さんを講師に障子へがしから障子貼りのコツを学び18名が受講しました。 「覚えてしまえば簡単だし、だれでもできます。はがし方に時間がかかるが、さんにはけで水をつけながらはがしていき、乾かしてから貼る。曇りか雨の日の方が最適。のりづくりはねりながら、のりつけは、置くようにつける。余ったのりは凍らせない。」講師の指導を受け、1枚張りの和紙の障子紙を使い、花貫文化会館の障子6枚や受講者が持参した障子をはがしたり、貼り方をみんなで実際にやってみました。(写真右)「障子紙を置いたら手のこぶしを使い中央から外へのばしていく。回りの切り方は切れるカッターナイフと定規を使って、ナイフはねせるように使い、さんの幅でおさえること。」などコツを学び、「年末の障子貼りはこれで安心。」と感想が寄せられました。道具について、特にはけは毛の多いものを使うことなど実際に見せていただきポイントをつかみました。
ハンドベルで「きよしこの夜」などの歌や大正琴演奏にあわせ「四季の歌」なども
今年最後の成人講座(女性向け)「みんなで歌おう」に楽しく28名受講=手品の披露も

 「みんなで歌おう」と題しての成人講座(女性向けコース)Eが12月17日奥玉公民館で行われ、28名が受講しました。講師の佐藤牧子さんの指導でハンドベルを持って「夕焼小焼」「きよしこの夜」の2曲に挑戦、「ソソソラ ソソソミ・・・・」に合わせ各パートごとにすばらしい演奏ができあがりました。(写真左上)「里の秋」や「冬景色」「リンゴの歌」など6曲をキーボード演奏の関根純恵さんの伴奏で合唱。奥玉わをん会(千葉由子会長)の大正琴演奏にあわせ「ふるさと」と「四季の歌」もみんなで歌いました。(写真右上・下) 休憩時にはケーキやコーヒーも出され、菅野昭子奥玉保育所長さんが手品の数々を披露し、大きな拍手も贈られ今年最後の楽しい講座となりました。みんなで歌う楽しさや自分たちで演奏する素晴らしさを感じとって、来年がいい年であるように誓って講座を終了しました。



1月10日
奥玉振興協議会総会・奥玉地区新年交賀会
 (午後1時半〜奥玉公民館)
22日
奥玉婦人会研修及び新年会
 (午前9時〜江刺市・醤油工場ほか)
11日
・寺崎前自治会総会・新年交賀会
 (午前10時〜寺崎前構造改善センター)
・中日向自治会新年交賀会
 (午前10時〜なかひなた会館)
24日
平成15年度家庭教育講演会 「心で観る」
 講師=岩手県PTA連合会長 久慈竜也氏
 (午後1時半〜千厩公民館)
14日
成人講座(一般向け)E
「暮らしの中の法律などを学ぶ」
 講師=司法書士・加藤勝彦氏
 (午後7時〜奥玉公民館)
29日
奥老連第六回お茶ぱたきカルタ大会
 (午前9時半〜奥玉公民館)
18日
・町下自治会新年交賀会
 (午前11時〜町下会館)
・宝築自治会町政を聞く会・新年交賀会
 (午後1時半〜宝築集落センター)
31日
町民大学「山野草コース」F
 移動研修「東北らん展」
 (午前8時〜仙台市)
20日
成人講座(女性向け)F
「レクダンスで健康」 講師=藤野恵美氏
(午後7時〜奥玉公民館)



* 閉館日=1月26日(維新館・おくらんど) 1月1日〜3日、13日=全館休館日

★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 皆さんからの情報をお待ちしています。