平成15年11月28日発行 
奥玉小合唱や各自治会演技などのべ24団体380人以上が出演、自治会活動等の作品展示も
800人が鑑賞、「よさこいソーラン」特別公演の勇壮な踊りに熱気=第41回民芸大会

 第41回奥玉地区民芸大会(奥玉振興協議会・奥玉公民館主催)は、秋の開催にきりかわって2年目の11月23日午前9時半から維新館で開催されました。 菅原一郎大会長が「奥玉地区の伝統芸能や各自治会の作品展示も例年になく多くの出品があり会場を飾って頂いた。本日が楽しい一日になるように」とあいさつがあり、菊地町長などが来賓あいさつしました。 展示コーナーでは、各自治会活動展や女性作品などのほか写真・俳句・絵画展、奥玉小の総合学習展示など所狭しと展示されました。(写真右上)発表部門では、奥玉小学校4〜6年生による「つばさをだいて」等の合唱(写真左下)に続き、「ふるさと」を会場参加者全員による全体合唱をしました。 その後、唄や踊り、大平・三沢の打ちばやし、入山沢田植えおどり、花貫伊勢神楽、詩吟、おいとこ踊り、新舞踊など盛りだくさんの演技25種目が披露されました。特別公演に前沢町の「遊夢舞」15名のみなさんによる勇壮なよさこいソーランで会場も熱気に包まれました。(写真下左)各自治会ごとに趣向を凝らした踊りで会場を沸かせました。奥玉わをん会の大正琴や楽しい服装の「ラブリィ」(天ヶ森自治会)や関根四きょうだいの三味線演奏。(写真下右)最後に奥玉神楽が演じられ、演技発表は閉じられ、のべ24団体380人が出演し、観客の方々など800人以上の方々が鑑賞しました。
町下子供会が優勝=第18回奥玉地区子供会バレーボール大会で熱戦が展開

第18回奥玉地区子供会バレーボール大会(金野剛一大会長、奥玉子育連・奥玉公民館主催)は、11月16日午前9時から維新館で行われ、8子供会から9チーム83名の選手と親や家族など合わせて160人が参加しました。開会式(写真上)のあとソフトバレーボールにより、6人編成で3チームづつのリーグ戦を行いリーグ代表3チームが決勝リーグに進出しました。 どの子供会チームも日頃の練習成果もあり、チームワークも良く白熱した試合が展開されました。(写真下左)その結果優勝に町下子供会、準優勝に中日向子供会、3位に宝築子供会が輝きました。閉会式では、優勝と準優勝チームにトロフィーと賞状が、3位に賞状が大会長の金野剛一大会長から贈られ、全参加者に奥玉体育協会から参加賞が贈られました。試合経過は下記のとおりです。(写真下右は、決勝戦の模様)
【予選A】
チ ー ム 名@宝   築A三   沢B大 平 AAリーグ順位
@宝   築
○ 2−1○ 2−02勝=1位
A三   沢× 1−2
○ 2−01勝1敗=2位
B大 平 A× 0−2× 0−2
2敗=3位
【予選B】
チ ー ム 名C天ヶ森 BD大 平 BE町   下Bリーグ順位
C天ヶ森 B
× 0−2× 0−22敗=3位
D大 平 B○ 2−0
× 0−21勝1敗=2位
E町   下○ 2−0○ 2−0
2勝=1位
【予選C】
チ ー ム 名F中 日 向G天ヶ森 AH寺 崎 前Cリーグ順位得失点率
F中 日 向
× 1−2○ 2−11勝1敗=1位
1.2
G天ヶ森 A○ 2−1
× 1−21勝1敗=2位
1.1
H寺 崎 前× 1−2○ 2−1
1勝1敗=3位
0.8
【決勝リーグ】
チ ー ム 名A 宝   築B 町   下C 中 日 向決勝リーグ順位
A 宝   築
× 0−2× 1−22敗=3位
B 町   下○ 2−0
○ 2−02勝=1位
C 中 日 向○ 2−1× 1−2
1勝1敗=2位

優勝=町下子供会、準優勝=中日向子供会、3位=宝築子供会

【奥玉地区の話題】
「温泉療養と健康づくり」を学ぶ=成人講座一般向け移動講座
「鳴子温泉療養部会つくり町立病院と湯治併用で健康回復に貢献」

10月22日成人講座(一般向けコース)移動講座「温泉療法と健康づくり」をテーマとして鳴子町観光協会温泉療養部会長の高橋亨氏を講師に東鳴子湯治旅館広間で約2時間ご講演をいただき、19名が聴講しました。(写真左) 要旨は、次のとおりです。「鳴子温泉郷の多くは宿ごとに源泉を持ち11種類中9種類の泉質をもっている。湯治客が平成6年頃から減ってきた。景気悪化が原因と思うが、逆に『痛い所をお湯に入って直したい。』との声が多くなった。温泉の力を信じて直ってもらおうと、各方面に温泉療養相談所設置要望など若い湯守を中心に温泉療養部会を構成。今では20軒の宿となった。マスコミにも取り上げられ全国各地から照会があった。『温泉療養プラン』という町立病院と湯治宿が連携、リハビリカルテを作ってもらい、温泉療法と併用して健康を回復される方が増えてきた。『景観の見直しや散歩コース設定。集団検診を鳴子でやろう。生涯学習の教室を地元講師で湯治を利用する人に提供しよう。』など多くのアイデアがでてきた。昔は農家が多かったが、今は漁家が多く利用している。農家に余裕やコミュニケーションが不足してきたと考えられる。年金が農機具代に消えているような気がする。温泉本来が持っている治癒力(効能)を使って使いいただき、体も心も健康になってもらいたい。」と湯治は、だれでも気軽に安く利用できることなどを学びました。(詳しくは、「鳴子町観光協会ホームページにも紹介されています。) 受講者から「温泉の入り方は?」など多くの質問に宿の主人は「朝・昼・晩の3回が標準。20分入って30分は休む。運動や散歩なども大切。」などと答えました。体験入浴も行い、帰りに紅葉が最高の鳴子峡に立ち寄り(写真右)、バスの中では「すばらしいお話だった。農業集落ビジョン策定や今後の地域づくりに今日のような体験を活かしていきたい。」など受講者全員から感想と抱負が寄せられました。花貫と宝築自治会でも12月に温泉療養の自治講座研修を計画しています。
山野草コース・「冬の山野草管理について」学び、菊(福助)表彰や懇親も
今年最後の講座に23名受講=8日、1月下旬の「東北ラン展」で最終

 「町民大学」山野草コース第6回目講座「冬の山野草の管理について」11月8日奥玉公民館で行われ、23名が受講しました。講師の松井哲さんからエビネなどの山野草の冬囲いや管理の仕方を学びました。受講生からの質問に、「狭い家では、発砲スチロールに入れて押入れへ入れる。2月下旬から春の作業の準備を。」などと答えました。(写真上左) 講座終了後、産業文化祭に出品した菊(福助)23点(写真上右)の中から特選の小野寺十三男さん、優等の熊谷シズエさん、入選の三浦保子さんに村上奥玉公民館長からトロフィーが贈られました。菊づくりを指導し、選考した金野雄さんから、「今年の受講生の出来は、素晴らしいものがあった。天候が不順な中で良く管理し出品していただき感謝する。」と講評がありました。 今年最後ということもあり、講師の先生を囲み、いものこ汁で今年1年の山野草づくり等の反省など話に花を咲かせ、懇親を深めました。(写真下)
「文化の花 咲かす地域の 夢育て」=第32回千厩町産業文化祭が開催
「目でみるせんまや絵図・地図の世界」文化財展や文化展・農業まつりも

第32回千厩町産業文化祭が10月31日から11月2日の3日間、千厩公民館・体育館等で開催されるのに先立ち、31日午前8時45分から千厩公民館前広場で会場式が行われました。「文化の花 咲かす地域の 夢育て」の標語が今年度最優秀に輝き小野寺建一さん(磐清水)に表彰状が贈られました。菊地宏雄実行委員長があいさつを行い、来賓祝辞のあと各部門実行委員長らが号砲を合図にテープカットし、3日間の祭りのスタートをきりました。(写真上) 「目でみるせんまや絵図・地図の世界」文化財展で貴重な江戸時代の絵図が展示され、注目を集めているほか、絵画や書道などの文化展示や農産物品評会をメインの農業まつりが開催されており、2日には芸能発表会も行われます。 町民大学山野草コース受講生による菊(福助)や山野草寄せ植え合わせて33点が展示(写真下)されるなど各コースの学びの成果も展示、自治会活動展・菊花展など盛り沢山の内容で文化の秋にふさわしく青空のもとで多くの方々が訪れています。


12月1日
バレーボール教室B
(午後7時〜維新館)
11日
成人講座(一般向け)D
「年末向けて障子張り実技」
(午後7時〜花貫会館)=移動講座
3日
青年スクール「パソコンで心のこもった
年賀状づくり」
(午後6時半〜奥玉公民観)
17日
成人講座(女性向け)E
「みんなで歌おう」
(午後7時〜奥玉公民館)
5日
福祉講演会
「人生後半がおもしろい」講師・油井明氏
(午後2時〜奥玉公民館)
19日
奥玉振興協議会役員会
(午後2時〜奥玉公民館) <予定>
10〜12日
ミニバス教室
(毎晩午後7時〜8時半・維新館)







* 閉館日=12月22日(維新館・おくらんど) 12月 8日=全館休館日

★発行:奥玉公民館 電話:0191(56)2950 FAX:0191(56)2906 皆さんからの情報をお待ちしています。