4月7日(日)教会学校中高科分級「世界の創造」
皆さん新学期おめでとうございます。新しい学校や学年になったと思いますが、新しい制服、新しいかばん、新しい教科書、英語や数学、何もかも新しくて、戸惑ったり、心配になってる人もいるかもしれません。新しい学校、新しい学年で元気にすごせるように、お祈りしてますよ。
分級のページも今日から第9サイクルに入り、これから3年間、旧約聖書や新約聖書のお勉強をします。
暗唱聖句(創世記1章1節)
初めに、神は天地を創造された。
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パソコンのホームページは、言葉でできています。絵のように見えるところも、実は言葉(正確には数字の0と1の集まり)でできているそうです。言葉だけでホームページができてしまうなんて、すごいですね。ホームページは誰が発明したのでしょうか。きっとノーベル賞をもらったでしょうね。
神様も、言葉だけでホームページをお造りになりました。神様がお造りになったホームページは、「世界」とか「宇宙」といいます。私たちは神様がお造りになったホームページの中の住人なんですね。
今月の聖書はいちばん最初の創世記です。1ページを開けましょう。
聖書(創世記1章1節〜2章3節)
1:1 初めに、神は天地を創造された。
1:2 地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。
1:3 神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。 1:4 神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、
1:5 光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。
1:6 神は言われた。「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」 1:7 神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。
1:8 神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第二の日である。
1:9 神は言われた。「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ。」そのようになった。
1:10 神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。神はこれを見て、良しとされた。
1:11 神は言われた。「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」そのようになった。
1:12 地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。神はこれを見て、良しとされた。
1:13 夕べがあり、朝があった。第三の日である。
1:14 神は言われた。「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。
1:15 天の大空に光る物があって、地を照らせ。」そのようになった。 1:16 神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。
1:17 神はそれらを天の大空に置いて、地を照らさせ、 1:18 昼と夜を治めさせ、光と闇を分けさせられた。神はこれを見て、良しとされた。
1:19 夕べがあり、朝があった。第四の日である。
1:20 神は言われた。「生き物が水の中に群がれ。鳥は地の上、天の大空の面を飛べ。」
1:21 神は水に群がるもの、すなわち大きな怪物、うごめく生き物をそれぞれに、また、翼ある鳥をそれぞれに創造された。神はこれを見て、良しとされた。
1:22 神はそれらのものを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ。」
1:23 夕べがあり、朝があった。第五の日である。
1:24 神は言われた。「地は、それぞれの生き物を産み出せ。家畜、這うもの、地の獣をそれぞれに産み出せ。」そのようになった。
1:25 神はそれぞれの地の獣、それぞれの家畜、それぞれの土を這うものを造られた。神はこれを見て、良しとされた。
1:26 神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」
1:27 神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。
1:28 神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」
1:29 神は言われた。「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。
1:30 地の獣、空の鳥、地を這うものなど、すべて命あるものにはあらゆる青草を食べさせよう。」そのようになった。
1:31 神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。
2:1 天地万物は完成された。 2:2 第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。
2:3 この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。 |

Creation of Adam, by Michelangelo. Ceiling of Sistine
Chapel, Pauline Chapel |
言葉の意味
第一の日〜第七の日・・・皆さんはもうお気づきだと思いますが、これが一週間の始まりです。一週間は第一の日(日曜日)から第七の日(土曜日)までです。神様が6日間で天地万物をお造りになり、7日目にお休みになったことにちなんで、ユダヤの人たちは、土曜日を安息日として聖別しています。しかしキリスト教では、先週学んだようにイエス様が週の初めの日曜日に御復活されたのにちなんで、日曜日が安息日とされ、聖日礼拝がもたれるようになりました。
考えてみましょう
神様が天地万物をお造りになった「創造説」に対して、宇宙のビッグバンから始まって、宇宙や地球ができ、徐々に下等生物から高等動物が生れたと考える学説を「進化論」といいます。それぞれの長所、短所をあげてみましょう。
今週の祈り
「神様。神様が世界をおつくりになったことを知りました。私たちのこともつくってくださってありがとうございます。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン」
今週の讃美歌444番
「世のはじめさながらに」
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1.世のはじめ/さながらに/朝日照り/鳥歌(うと)ぅ/みことばに/湧き出(いず)る/清き幸(さち)/つきせじ。
2.世のはじめ/朝露(あさつゆ)の/置きし如(ごと)/雨降り/キリストの/踏みゆきし/園(その)のさま/なつかし。
3.世のはじめ/射(さ)しいでし/み光を/浴びつつ/新しき/天地(あめつち)の/営(いとな)みに/あずからん。 |
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