2003年正月旅行

今年も正月は相方の実家へ行ってきました。久しぶりでしたが、相方の家の犬は覚えていてくれたようです。今年は吠えられませんでした。というか、逆にまとわりつかれて大変でした。神社に行ったのですが、やはり1月1日は地元の神社でもすごい人。遠くからおまいりするだけ。一応初詣。

2,3日は相方の母方の親類と毎年親族旅行。バスを貸しきっての旅行ですが、バスの中は大騒ぎです。今年は相方のハトコの子供(一体何て言うんだ?要は他人か?)が3人男の子で、非常ににぎやか。ここしばらく子供の親類っていうのがいなかったもので、ばたばた走り回る子供っていうのも久々に見た気がします。人見知りのしない子たちで、私の名前も知らないのに、ついて回ってました。あくまで子供なんだけど、大人のやることをまねしようとして笑われて。あれくらいの子供が一番面白いのかも。

今年の旅行は南紀。しかし海沿いの道は伊豆も和歌山も同じですね。非常に混雑。昼と休憩を取りつつ、まずは鬼ヶ城へ。非常に複雑な地形は波でできたものだそう。こうした「奇観」と呼ばれる場所は日本全国あちこちにありますが、自然の造形っていうのは面白いものです。一周回れるようになっているそうですが、バスの関係で途中まで。寒いと厳しいですが、天気もよくて散歩にちょうどよかったかも。

そこから42号をひたすら南下しましたが、ひどい渋滞。どこにも抜け道がない所為で、そこを行くしかありません。カラオケ、トランプとありとあらゆるものをやって、ようやっと勝浦温泉についたときは、既に16時を過ぎていました。本当は遊覧船に乗る予定だったようですが、それはまたの機会ということで、ホテル浦島へ。名前を聞いたとき、「あ、それって」と思ったのですが、案の定私の両親も行ったことのある宿でした。この辺りでは2軒、「船でしか行けない」宿があって、そのひとつ。特に浦島は有名だそうで、きっと行ったことのある人もいるのでは。

写真は本土側?から撮った写真。船着場からすぐですが、明らかに島です。しかもこの島全体が宿。最初に考えた人はすごいですね。島の景観を見事に利用していて、お風呂が6箇所にあるのです。風呂めぐりのスタンプラリーもやっていて、全部そろえると景品がもらえるとか。そんなことを言われたら、行かないわけにいきません。というわけで、みんなと風呂めぐりをしたのでした。天然の洞窟にお風呂を作った忘帰洞がおすすめと言われましたが、どこもそれぞれ違ってそこそこ面白かったかな。でもやっぱり露天風呂である洞窟温泉が一番かな。

最近温泉旅館もいろいろと変化しているようですが、このホテルは昭和のまま。要は団体客と家族連れをあてにしたようなつくりで、昔よく親に連れて行ってもらった温泉旅館そのものです。なんとなく懐かしいにおいがします。しかも増改築が繰り返されているのでしょう。ものすごく複雑になっていて、何度も迷いそうになりました(笑)。お風呂に行くのでも探検気分。家族で行ったり、大人数で遊びに行くのにはおすすめ。

しかし風呂に入りすぎて、風邪を引くはめに・・・。鼻水ずるずる。

2日目は近くの那智の滝に。前から行きたかったので嬉しい限り。華厳の滝、袋田の滝と共に日本三名瀑のひとつでもあり、日本一の滝と呼ばれるだけあって、観光客も多かったです。が、この日は水量が少なかったようで、思ったよりも「迫力のある」という印象は薄かったのでした。雪解けの時期とか、梅雨の時期が一番いいのかな。残念。

最後に那智大社をお参り。ところがこの神社、ものすごく高いところにあるのです。バスの駐車場から473段。金毘羅さんほどではないですが、階段は階段。段差があまり無いのだけが救い。へいほへいほと上がっていきました。そしてお寺もおまいりして、行きと違う階段を下りたら、間違って滝道のほうを降りそうになる片桐。危うく遭難するところでした。早く気づけって>自分。

というわけで、今年の旅行も終わり。やはり帰りも渋滞で、相方の実家に着いたのは夜22時を回ったところでした。盆暮れ正月の旅行って空いてるところあるんでしょうかね。どっこも混んでますね。どうすれば楽に旅行できるのかなあ。


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