アトピー性皮膚炎の治し方のページにようこそ

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あなたは 番目にいらっしゃいました。



以下は前任地での新聞報道です。
現在では、「アトピー性皮膚炎」の「温泉療法」を大々的に行っている温泉病院は残念ながら殆どありません。
特に成人「難治性アトピー」にはすばらしい効果が認められるのに大変残念なことです。


アトピー温泉療法や、ステロイドについては正しい情報が大切です。 アトピーについての足立医師への個別のご相談はご遠慮なくこちらのページへどうぞ
患者さんたち、専門医に広く信頼されており私も
良心的な会と認識している患者会である下記へもご連絡されることをお勧めします。

アトピーステロイド情報センター 住吉様 06-364-0275



成人型の難治性アトピー性皮膚炎の温泉療法の経験

有馬温泉病院での難治性成人型のアトピー性皮膚炎の治療経験で最も驚いたことは 温泉療法の効果のすばらしさです。 新聞に報道されたためもあり、数十人の患者さんが来られました。 皮膚科の専門の先生の治療をあちこちで受けられた方々で重症の方が多いでした。 しかし、殆どの方がとても良くなられ、退院されてからも良い状態が続いておられる方が多い のには驚きました。

何故、有馬温泉病院でのアトピー治療はこれほど効果があったのでしょうか。

私は、温泉の特別な成分の効果とは考えていません。
有馬温泉病院には何種類もの温泉が引いてあり、 患者さんによって「私は金泉が効く」「私は銀泉が効く」とバラバラで, 何十人もの患者さんが治っていかれる様子を診ていますと、 温泉の中の特別な成分というよりも,「一生懸命に温泉に入浴されること」が重要だと考えられました。 アトピーの温泉療法を専門になさってきた他の先生方のご意見もそういう方が多いです。 水道水での入浴もほとんど同じ効果があるのですが、 温泉でないと日に何回も入浴する気が皆さん起こらないようです。 だから温泉地での湯治が効くのだというのが私の考えです。

 有馬温泉病院では「アトピーに良い食事」が給食として出ていたのも幸いしたようです。
もともと老人病院で高野豆腐の煮付けなど, 丁度大正時代の日本食を中心とした大変あっさりとした食事が出ていました。 その上,合成保存料などは嫌がられ出汁も昆布や鰹節などを使って朝早くから用意し、 昼食がうどんの日などは病棟回診のときには1階の食堂からもうプンプン良い臭いが4階にまで臭ってきたものでした。 こういった入院食も有馬温泉病院でアトピーの患者さんたちの治りが良かった理由の一つでしょう。 もちろん、都会から離れた裏六甲の山林に囲まれた素晴らしい環境も良かったと思います。 ストレスなどは一度に吹き飛んでしまう最高の立地条件でした。

成人型の難治性アトピー性皮膚炎の治療の基本

有馬温泉病院を退職してからは自宅のすぐ近くの病院で診療をしていますが、 有馬温泉病院時代の患者さんが引き続き来られたり又、下のようなテレビの報道のため たくさんのアトピーの患者さんがいらっしゃいます。

有馬温泉病院時代の経験から、私は次の5つの点がアトピーの治療には大切なことだと確信し、 現在の市中病院での治療を進めています。

  1. ステロイドの一時的な効果に頼らない。
  2. 皮膚を清潔に保つ。入浴は毎日,出来れば1日2回入る。 入浴後は薄くて良いから必ずすぐに保湿剤をぬる。
  3. 部屋の中は常に整理整頓し,絨毯やカーペットは避ける。
  4. 食事はアトピーの無かった大正時代の日本食を心がける。 特に、添加物の多いもの、脂肪分の多いもの、甘い物は避ける。
  5. ストレスを避けて、空気のきれいなところに住む。

入浴のときはは自分の肌にあった石鹸を使い、入浴後につける保湿剤はワセリン、ユベラ,ザーネ軟膏,ヒルドイド軟膏など 一般的なもので良いです。

特別な場合のアトピー性皮膚炎の治療法(作成中)

  1. カンジダなどのカビの感染が関与している場合
  2. カポジ水痘様発疹症
  3. 金属アレルギー
  4. 細菌感染が関係している場合
  5. 特別な物質に対するアレルギー

Last modified Oct 10, 1996

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