楽器は弾けない。音符も読めない。でも音楽は好きなんです…
―ヘッポコ趣味人が創る、全曲インストの音楽集―

 音色が、「こんなメロディーにしてほしい」って呼びかけてくれることってありますよね。

 楽器が弾けるようになりたくてシンセを初めて購入した1991年の時、プリセット音色で好きな音をみつけ、動かない指をデタラメに動かしながら、時間が経つのを忘れてただひたすら、その音色で触りまくっていた覚えがあります。
 後日、その時出てきたフレーズを別の音色で試すと、なぜか「何かつまらない」。
それで感じたんですね。
「音が欲するメロディーってあるんだなー」って。

 以来弾けないままに、音が求めてくるフレーズをフィーリングだけでまとめる曲創りをして18年(途中10年以上のブランク有り・爆w)
 プロの方はもちろん、アマチュアの方にとっても駄作としか言いようのない曲ばかりで、とても恥ずかしい限りですが、それでも出来上がった曲は、自分にとってシンセと一緒に創った大切な作品たちです。
 メロディがない音だけの曲、抑揚のない曲、音程がズレまくっている曲など多々ありますが、“趣味で作ったたたき台の曲だから”と寛大な心で聴いていただけるとありがたいです。

Easy Boy 1995年頃制作
【使用機材】
KORG 01/WFD
SONY GP-5
etc.
 当時、シンセでギターの音が出せないかと、いろいろ実験した上で作った曲。ギターマルチエフェクターや、ギターアンプに音を通すなどいろいろやってみた思い出があります。この曲は実はその際の副産物(…汗)。某バンドの曲っぽかったので、『EasyBoy』と曲名を名付けました。


偉大なる地 1996年頃制作(詳しく覚えていない・・・)
【使用機材】
KORG 01/WFD
 この曲を作ったきっかけは、Sound&Recording誌にビンテージシンセ特集が組まれたものを目にしたこと。「PCM音源でも、ある程度のことはできるはず!」と、01/wの音色をいじりまくって作り上げました。
 イメージは、姉が持っていた漫画『ゴンドワナ』(やまざき貴子さん著)。この作品のスケールが壮大で、この壮大さを曲にできないかと何度も読み返しながらシンセに向かった記憶があります。いいSTORYだったなぁ。ちなみにメロディらしきものはありません。


HappyBirthdayTo... 1995年頃制作
【使用機材】
KORG 01/WFD
 当時、誰も祝ってくれない自分の誕生日を祝おうと、60時間ほどで作り上げた曲(爆w)。原曲はご存じの通りHappyBirthday。三拍子を四拍子に直すのに苦労した思い出があります。
 友人のkojieee氏がアメリカ在住時、彼のまわりのアメリカ人みんなに聴かせて好評だったよう。「音楽って理論や技術が伴わずフィーリングだけで創っても、いいのかも」なんて思わせてくれた曲です。


FantasticDeparture 1992年頃制作
【使用機材】
YAMAHA B500
 当時、音を重ねると他の音がその音につられてしまうFM音源を心臓に持ったB500で仕上げた曲です。品質としては良いとは言えないシンセ一台で創ったことと、音楽のイロハもまるっきり知らないままに創ったので、一般の方の耳に適うかどうかは甚だ疑問です。
 それでも、今まで自分が創った中で、一番お気に入りの曲です。
音が次にくるメロディーや重ねるフレーズをどんどんと教えてくれて仕上がった曲だけに、想い出も深いですね。「これから向かう、青空広がる広大な地への旅」をイメージしています。
 もう一度、いい音で作り直したいなぁ・・・


タイトル未決定 1996年〜2000年11月制作
【使用機材】
KORG 01/WFD
 とてつもなく長い間ほっぽっておいた曲。音色作りから入り、その音色がイントロを生んでくれたのは良かったけれど後が続かず悩み、そして仕事が忙しくなって製作がピタッと止まってしまった曲です
 当時は、スティーブペリーみたいなVoに歌ってもらえる曲を創りたいなぁ、なんて大それたことを考えてました。
 イメージでは、このサウンドにメインギターとヴォーカルが入ります。曲名はその時までオアズケですね(笑)。


注意: 曲データはMP3形式です。
なお、駄作ですが自分にとっては可愛い作品たちですので、著作権は放棄しておりません。
ありえない事とは思いますが、万一にもご使用になられる際には、当方までその旨お伝えくださいませ。

【連絡先】kagome_mi@hotmail.co.jp


現在、過去の曲のデータ化を進めています。
サイトのレイアウト変更も含め、近いうちに数曲UPしたいと思っています。

おまけ

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Last Updated 2008.01.01
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