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チャールズ・ロイドのアルバムは久しぶりだが、最近ずっと、ＥＣＭで活躍していたらしい。しかし私が興味があるのはメンバーにブラッド・メルドーとラリー・グレナディアが入っていたからだ。聴いてみるとやはりメルドーのピアノが素晴らしい。とくに１曲目は最高だ。最近メルドーのピアノが観念的で難解になってきていただけに、ここでのスタンダードの解釈にはメルドーの魅力を再認識。やはりメルドーはスタンダード中心に演奏してもらいたい。それに２曲目のジョン・アバークロンビーのギターもなかなかよくて、いままで彼のギターには消化不良を起こしていたが、ここではシンプルなギターサウンドで、味のあるギターが聴ける。 |