とりあえずバラしてみました。 1997年7月26日

PowerMac

とうとう買ってしまいました。PowerMacを。ヒヒヒヒ。
買ったのは、PowerMacintosh 7600/200。PCIバス装備の最新モデルです。基本スペックは、Appleのデータシートを見て貰うとして、拡張した所を書き出すと、
  1. メモリ:基本32MB→64MB
  2. VRAM:基本2MB→4MB
  3. Disk:基本2GB→3.2GB(全てFast SCSI)
てな具合です。それに先日のMO等を外付けI/Oとしてぶら下げています。
モニタは、三菱のRD17GX2 Clearです。

と、今回はそんな話では無くて、「3」でやったディスク追加のお話です。
先ず、PowerMac7600シリーズのUser's Manualを読みます。
不思議な事に、PCIカードの増設方法やメモリの増設方法、VRAMの増設方法まで説明してあるのに、3rdベイへのSCSI機器増設方法が書いてありません。うーん、これは困ったとケースを開けます。(^o^)

PowerMac 前面パネルの下側にあるボタンを押しながら手前に引っ張ると、「ガコッ」と上っ張りが外れます。
PowerMac すると、右の様な状態になります。
キラキラ光っているのは保護カバーです。柔らかい金属なので力を入れ過ぎると「ぐにゃ」っと歪んでしまいます。先ず、3rdベイのカバーを外し、CD-ROMのカバーも外します。そしてその上にあるディスクとフロッピィのカバーを外します。
全て外し終えると、左の様になります。
PowerMac
次に、ディスクとフロッピィに繋がっているコネクタ類を全て外し、「T」の字状の仕切板を外します(ストッパーを外して、手前に引っ張る)。
すると「これのどこがMacやっ!」と言わんばかりのあられもない姿をさらけ出します(タイトルの画像参照)。
ここまでの作業でドライバーは一切必要無し。でっかいプラモデルです。(^_^;

さて、ここまで来れば、後はディスクを設置するだけなのですが、今回の山場はこれからでした。山場過ぎて、デジカメで撮影するのを忘れた程です。(^_^;
SCSI装置をMacに内蔵する場合、マウンターと言うお皿を使います。これは、本体側のレールにマウンター側の溝を合わせるだけで、マウンター毎デバイスを取っ替え引っ替え出来るスグレ物なのですが、今回はこのマウンターが仇になりました。
普通、マウンターを押し込むと「パチッ」と固定されるですが、何度押し込んでも固定されません。本体のレールをよーく観察すると、奥から手前に向かってレールが造ってある! 奥から入れる為には電源を外さなければいけない。そんなん無理じゃ! と、ここからカッターナイフ片手に虚しい作業が開始された訳です。(T_T)

しかし、その甲斐あって、今では見事に動いています。やっぱ、速いディスク(Fast SCSI)はいーわぁ。ストレス感じないもの。(^_^)v

Wide SCSIならもっと速いのかと、PC Watch物欲修行道を読みながら思った。