命令 | 機能 |
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Minxx | メモリーxx(xx=00〜19, F, 1F)に現在の値(xレジスタ)を代入する |
MRxx | メモリーxxを参照する |
M+xx | メモリーxxに現在の値を足す |
M-xx | メモリーxxから現在の値を引く |
X←→Mxx | メモリーxxと現在の値を交換する |
x=0 | 現在の値が0ならば次の命令を読む。そうでなければ,次の命令をスキップする |
x>=0 | 現在の値が0以上ならば次の命令を読む。そうでなければ,次の命令をスキップする |
x=F | 現在の値がメモリーF(MRF)と等しければ次の命令を読む。そうでなければ,次の命令をスキップする |
x>=F | 現在の値がメモリーF(MRF)以上ならば次の命令を読む。そうでなければ,次の命令をスキップする |
GOTOx | ラベルx(x=0〜9)へジャンプする |
LBLx | GOTOx文用のラベル |
GOSUBPx | プログラムPx(x=0〜9)へ行き,終了後戻ってくる |
HLT | 実行を中断し,EXEが入力されるまで待つ(キー入力可能) |
PAUSE | 実行を約1秒停止する(キー入力可能) |
"..." | ...を表示する(ALPHA文)。#で現在の値,ARxxでメモリーxx(xx=00〜19, F, 1F)の内容を表示することもできる。 |
ISZ | メモリー00(MR00)の内容を1増やし,その結果MR00の値が0になったときは,次の命令をスキップする |
DSZ | メモリー00(MR00)の内容を1減らし,その結果MR00の値が0になったときは,次の命令をスキップする |
IND MRxx | メモリーxxの内容が示すメモリーの値を参照する(いわゆる間接参照)。例えば,MR00=3, MR03=5の場合,IND MR00は5になる。 |
IND GOTOx | メモリーx(x=00〜09)の内容が示すラベルへジャンプする。例えば,MR00=3のとき,IND GOTO0はLBL3へジャンプする。 |
IND GOSUB(0) | メモリー00の内容が示すプログラムを呼び出す。例えば,MR00=3のとき,IND GOSUB(0)はP3を実行し,戻ってくる。 |
メモリ | 比較 x=F, x>=F |
カウンタ ISZ/DSZ |
統計計算 SAC |
間接呼出 IND GOSUB |
間接ジャンプ IND GOTO |
間接参照 IND MR |
被間接参照 |
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MR00 | × | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
MR01〜MR06 | × | × | × | × | ○ | ○ | ○ |
MR07〜MR09 | × | × | ○ | × | ○ | ○ | ○ |
MR10〜MR19 | × | × | × | × | × | ○ | ○ |
MRF | ○ | × | × | × | × | ○ | × |
MR1F | × | × | × | × | × | ○ | × |
平均 | x~ = MR08 ÷ MR09 |
標準偏差 | σn = ((MR07 - MR08^2 ÷ MR09)÷MR09)^(1/2) |
推定標準偏差 | σn-1 = ((MR07 - MR08^2 ÷ MR09)÷(MR09-1))^(1/2) |
下付き文字シリーズ
謎の文字列
P0 AC MAC DEG 3 10^x Min00 LBL0 "AR00" DSZ GOTO0 AC | …14 steps (P0含む) |
機種 | かかった時間 |
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FX-602P その1 (Janta) | 2分44秒〜45秒 |
FX-602P その2 (Janta) | 2分49秒〜50秒 |
プログラム名 | 説明 | リスト | ステップ数 | 音声ファイル | 更新日 |
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麻雀 | 雑誌PiO(工学社刊) 1986年9月号に掲載された拙作「麻雀」を14年振りにバージョンアップしました!!FX-602Pの限界に迫ります!?(FX-603P対応版もあります。) | 詳細 (Ver 11.5) |
510 | なし | 2001/05/26 |
99Game | これも雑誌PiO(工学社刊) 1985年10月号に掲載された、拙作のトランプゲームです。5人の中であなたは見事勝ち残ることができるでしょうか?(残りの4人はFX-602Pが代打ちします。) | 詳細 | 430 | なし | 2000/10/03 |
リンクゲーム | ゲームセンターによくある、1組のトランプを使って遊ぶゲームです。P0を押すと、4枚のカードが表示されます。最初に1枚選ぶと、選んだ札が台札になり、自動的にカードが1枚補充されます。次からは、スーツか数字が台札と同じカードしか選ぶことができません。条件に合ったカードを選ぶと、そのカードが台札になって、あとはカードがなくなるまでこれの繰り返しです。台札に合うカードがなくなったら終わりです。ハイスコア、平均スコアの表示機能付きです! | 詳細 | 239 | 1.1MB | 2000/06/22 |
しし座流星群 | 次々と流れる流星を表示するプログラムです。幻に終わったしし座流星群のことを思い出して、作ってみました。リスト中の@は"MODE INV EXE FST"(スペースが表示される)と、・は"MODE INV EXE BST"(小さな点が表示される)と入力して下さい。 | P0 .2 MinF LBL0 RAN# x>=F ";@" x>=F GOTO0 ";・" GOTO0 | 18 | 0.3MB | 2000/06/13 |
ブラックボックス | 2人以上で遊ぶゲームです。出題者は3ステップ以内(実質2ステップ以内)で関数を作ります。解答者は適当な数値を入力してP0を押し、出力を見て関数を当てます。役割を交代して行い、なるべく少ない回数で当てた方が勝ちです。(あまり難しい関数を入れても面白くないので、適当に制限をつけましょう。逆に慣れてきたら、ステップ数の制限を緩めてください。) | (例) P0 √ FRAC | 3 | なし | − |
プログラム名 | 説明 | リスト | ステップ数 | 音声ファイル | 更新日 |
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切符くん | 4つの数字を使って10を作る…誰でも一度は聞いたことのある有名なパズルですね。このプログラムは独自のアルゴリズムを用いて、入力した4つの数字に対して10を作る全ての解を数式で教えてくれます。しかも、ごくわずかの例外を除き(現在対応中)、独立でない解は表示しないというおまけつきです。つまり、例えば1234の場合、1+2+3+4=10という解を表示したら、1+2+4+3=10や3+2+4+1=10などの解をさらに表示することはありません。さあ、あなたは6889(解2つ)をFX-602Pより早く解けるか!? | 詳細 (Ver 1.05) |
457 | なし | 2000/10/27 |
素数表示 | 素数を求めるプログラムです(ただし奇数のみ)。実行すると、3から順番に素数を表示していきます。 | P0 3 Min1F LBL0 " AR1F " LBL1 2 M+1F 3 MinF LBL2 MR1F ÷ MRF = x>=F x=0 GOTO0 FRAC x=0 GOTO1 2 M+F GOTO2 | 26 | 0.4MB | 2000/06/12 |
素因数分解 | 数字を入れてからP0を押すと、素因数に分解してくれます。付属のライブラリ集にあるほぼ同機能プログラム(100steps)の半分以下のサイズに収まりました。 | P0 Min1F 2 MinF " AR1F = " LBL0 MR1F ÷ MRF = x>=F x=0 GOTO9 Min01 FRAC x=0 GOTO1 2 x=F 1 M+F GOTO0 LBL1 MR01 Min1F "; ARF × " GOTO0 LBL9 "; AR1F " | 39 | 0.4MB | 2000/06/13 |
プログラム名 | 説明 | リスト | ステップ数 | 音声ファイル | 更新日 |
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音楽演奏設定 | FX-602Pは音楽演奏機能を持っていますが,その際,メモリに各音程を示す特定の数字を設定する必要があります。これをいちいち手で入力するのは大変なので,各メモリに数字を代入するプログラムを作ってみました。また,使いやすいように,MR01〜07,08〜14,15〜19が,それぞれ低い音のド〜シ,通常のド〜シ,高い音のド〜ソとなっています。つまり,半音はあまり使われないので,スキップして登録するようにしてあります(^^)。余っているMR1FやMR00に半音を登録するときは,隣接する二つの音の相乗平均をとってください。例えば,MR1Fにファ#を設定するには,MR11 × MR12 = √ Min1F とします。あと,曲のテンポ設定(MRF)ですが,忘れやすいので,1 MinFとか入れておいた方がいいかもしれませんね。 ※MUSICモードでは実行しても,正しく動作しません。必ず通常(CAL)モードで実行してください。 |
P9 19 Min00 LBL0 263 ÷ 1.06 x^y (12 ÷ 7 × MR00) INT = IND Min00 DSZ GOTO0 | 28 | なし | 2001/01/30 |
威風堂々(一部) | エルガー作曲の「威風堂々」から,私の好きなフレーズだけ取り出したものです。楽譜を見たことがない上に,原曲をしばらく聴いていないので,かなり適当です。期待しないで聴いてください。FX-602Pでこんなこともできるというサンプルとして公開します。(^^; ※上の設定プログラムの最後に,1 MinF MR04 × MR05 = √ Min1Fを追加し,CALモードで実行した後,MUSICモードにしてこのプログラムを実行してください。 |
P0 M-08 Min07 Min08 MR09 M-06 M-05 M-04 Min03 Min04 MR05 M-02 - MR02 MRF M-03 Min1F Min05 MR06 M-09 M-05 M-11 Min11 MR10 Min09 M-08 - MR08 MRF | 29 | 実行結果 (400KB) | 2001/01/30 |