双眼鏡用語集

 

8 × 25 8.2°

双眼鏡本体やカタログに書かれている表示です。頻繁に出てくるので覚えておきましょう。

最初の数字は倍率、2番目の数字は対物レンズの有効径、3番目は実視界を表します。

この例では、「倍率8倍、対物レンズ25mm、実視界8.2°」となります。

 

アイレリーフ

双眼鏡を覗いたとき、全視野を見ることの出来る、目の位置と接眼レンズ面との距離を表しています。

メガネを使用して双眼鏡を覗くと、接眼レンズと目の距離は裸眼より長くなるので、アイレリーフの長い機種を選ぶ必要があります。

 

実視界

双眼鏡を動かさずに見ることの出来る範囲を、対物レンズの中心から測った角度で表しています。

実視界が広いほど見える範囲は広がって目標を探しやすくなります。

また、倍率が高くなるほど実視界は狭くなります。

 

対物レンズ有効径

対物レンズの有効部分の直径です。

径が大きいほど明るく、また解像力が高くなります。

その反面、径が大きくなると双眼鏡が大きく、重くなり、価格も高くなります。

 

ダハプリズム双眼鏡

屋根の形(ドイツ語で屋根=ダハ)のプリズムを使用した双眼鏡。

対物レンズの光軸を一直線に設計できるため、小型で軽量です。

 

倍率

肉眼で見た時の物体の大きさと、双眼鏡で見た時の物体の大きさの比率で表す。

倍率8倍の双眼鏡では肉眼で見た時よりも8倍大きく見える。

倍率が高くなると目標が大きく見える反面、視界が狭くなり手ブレが大きくなる。

 

プリズム材質

「BK7」・・・一般タイプのプリズム材質。

「BaK4」・・・光学性能の優れたプリズム材質。

 

ポロプリズム双眼鏡

最も古くから双眼鏡にみられる形でイタリア人ポロが発明したポロプリズムを使用

光学性能に優れ、低倍率から高倍率まで明るくシャープな視界を誇ります。

 

ロングアイレリーフ

メガネをかけていても視野全体が見られるアイレリーフの長い双眼鏡。

アイレリーフが15mm以上のものを「ロングアイレリーフ」または「ハイアイポイント」と呼ぶ。

 

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