『なぜ、個人消費が伸びないのか?』
  
2001年1月1日、朝まで生テレビで田原氏が
有識者のかたがたへ、こう質問された
正確には、『収入が増えているのに、なぜ消費は伸びないのか?』であったと記憶する
ある方がこう答えた
『心理的な要因が主だったものである』
田原氏はイマイチ納得されていない様子だったが、それは真実だ
  
心理的要因、まさに
現に収入は減ってはいないのだ
それでは何故、其れを消費に回さないのか?
  
私のケース
●ゼロ金利政策の継続による、利子所得の減少
●年金制度に対する懸念(今のお年寄りが羨ましい)
●1人で生きぬくための資金(結婚しないつもり)
●景気判断の不透明さと、政局への諦念感
●不動産購入へ向けての買い控え
等々
  
そこへ
的外れな公的資金の椀飯振舞
企業の努力不足なんかがクロス
  
携帯の通話料、もっと削れないものだろうか?
他に回せなくなってるでしょ、現状は
ドコモ(私はau)儲けてるんでしょ?
それに、中古ゲームソフト締め出しの動き
これなんかは最たるモノ
次々、新ハード出して
その度、つまんねークソゲー高く掴まされちゃ
ゲーム買わなくなって当然
このまま行ったら業界全体が萎んでゆくって危惧感はないの?
  
個人消費を支えてるとの呼び声高き、我らパラサイト
我々のサインを見過ごし
それで『個人消費が伸び悩んでる』、なんて履き違えも甚だしい
  
そう少々荒っぽく語るこの私
不動産購入に向けての買い控えが主因、いつ終えることができるやら....
  
  
・21 January 2001   B.G.M. Yellow Magic Orchestra ・
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