旧鎌倉街道中道を歩いてみた。
今日は新宿御苑を出発し池袋の鬼子母神までのコース。
最初は新宿2丁目近辺を経由していったのだが、男一人でこの辺をウロウロするのは結構覚悟がいるもんである。
このルートは既に道が無くなっている箇所もあるが、大方何とか旧道の面影を辿ることができる。
本当に細くて、これ本当に街道?と思えるような小路みたいのもあった。
途中今は公園やアパートになって道が消えてしまったようだが新宿区戸山の箱根山の麓も通り、このような土のあるところを通ると遥か昔の街道の感覚が実感できるような気もする。
大抵街道筋には寺社仏閣があるので、古い道とわかるのだが、逆に言えば寺社仏閣がそこにあったからこそ、道が消えずに現代まで残ってくれたのだと思う。
* * *
鎌倉街道の後は都電の東池袋2丁目駅まで足を伸ばす。
実はこの駅の近くから大塚方面に向かって「日ノ出商店街」という、僕にとっては「謎の商店街」がある。
長さは300m位の短い距離なのだが、近くに特に大きな寺も無いし、駅前にしては位置が微妙にずれていて、その街の成立が推測できない。
只鎌倉街道的に考えれば、昔の古街道だった可能性はある。
この道も学生時代に良く通学で通った道で、なぜここに?と気になっていた。
機会があれば調べてみたい気になる商店街である。
* * *
ところで帰りの電車で、顔を知っている女性を見かけた。
直接面識は無いが、以前勤務した会社にいた子で、通勤のバスなどでも良く一緒の車に乗っていたりして見覚えのあった女性だった。
向こうはこちらに気づかず、僕も面識が無いので接触はしなかったが、街中で偶然会うというのは、よほどの縁が無いと会えないもんだと思っているので、何かあるのか?と気になってしまった。
最近めっきりこういうことが無かったし、尚且つショートカットの若い女性なので余計気になる。
|