「2000.11.30(木)」・鎌倉街道、おまえだったか!
「聖なる予言」によれば、自分の人生の進化の道筋に添った疑問ならば、宇宙は簡単に自分に答えを与えてくれるらしい。
一方街道好きの僕は、最近ちょっと鎌倉街道について知りたいなと思っていた。
その区内に残骸を残す鎌倉街道について知りたいなと、まあ割合軽く考えていた。
僕は愕然とし、ぞくっとした。
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「2000.11.29(水)」・実は好きでした
無意識でやっていて自分では見逃していることが結構あるもんである。
先日「タモリ倶楽部」を見ていて地図の話題をしていたのを見て、僕はふと思った。
良く考えたら、それは地図であった。
あまりにもいつも無意識で眺めているので全然気づかなかったが、タモリ倶楽部によって、ついにそれに気づかされた。
もちろん今まで本格的な地図好きでは無かったので、地図記号等の技術的知識はまだ欠けている。
そんな風に、ちょっとした小旅行をシミュレーションするのが楽しい。
それから「聖なる予言」のような人生の地図の如き書物も愛読しているから、これはもうある意味無類の地図好きと言えるかもしれない。 |
「2000.11.28(火)」・さすらい
日本の往年のバンド「はっぴいえんど」のアルバムに「風・街・ろまん」というのがある。
こうしてこれらの好きな言葉を並べて眺めていると、次第にそこから「さすらいの旅人」なんてのがイメージされてくる。 人間は結構自分のイメージ通りに生きているもんである。
長男なのに実家を離れ、これという定職も持たず、明日をも知れぬ生活は、どうも良いのか悪いのか、知らぬ間に自分の「好きなイメージ」(=さすらいの旅人)通りになってしまっているような気もする。
ところで「さすらい」というと、僕の大好きな曲で寺尾總の往年の名曲「出航(SASURAI)」(しゅっこうと書いてさすらい、みたいな)という歌がある。
”ひとつ、またひとつ、港を出て行く船
自由だけを追いかける、孤独と引き替えにして おまえの匂いは、記憶の彩りだけど
僕は19の時に郷里を離れて東京に出てきた。
でも良く考えてみると「さすらう」ということは、逆に「安住の地」を見つけたいのからなのかもしれない。
僕の「さすらい」は、いつ終わるのか?、それとも永遠に続いていくのか?・・・
この「出航(さすらい)」の収録されているアルバムは「HABANA EXPRESS」という曲で始まる。
そしてこのアルバムの最後を締めくくるのが上述した「出航(SASURAI)」。
このアルバム「REFLECTIONS」全体は、洒落た都会の男女が繰り広げる恋の世界の話が中心だが、実はこのアルバムを通じて僕は、恋愛気分と同時に旅の気分、それも一人旅の気分を味わっていたんだ、と今更ながら気づいた。
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