「2000.11.10(金)」・ある意味確かに浴びた
バラエティ番組などで、アイドルスターやお笑いの人気者などが登場すると、「キャー!」と女の子達の歓声があがるシーンを良く見かける。
ところがなんと意外にも昨日、その切なる願いは、ある意味叶えられてしまった。 * * * 銀行で金を下ろした後、いつものように自転車で帰途についた。
僕がタラタラと、その小路の出口に差しかかった途端、右側、つまりその小路から突然5、6人の女性の集団がヌッと現れてきた。 何しろ狭い歩道なので僕は避けきれず、その女性集団の先頭にいた婦人に衝突してしまった。
「ギャーッ!!」
こうして図らずも僕は、こんな家に近い場所で本懐を遂げることができてしまった・・・。 欲を言うなら彼女達が40代位の中年婦人達(小路は銀行の通用門に通じていたらしく、どうやらそこの女子行員らしかった)だったので、もう少し若い女性であればもっと良かったかもしれない。まあ「熟女達の喚声を浴びた」と言えば、少し良く聞こえるかもしれない。 念のため補足しておくが、衝突の際先頭の婦人が咄嗟に僕の自転車を手で押さえてくれていたおかげで、お互いに大事に至らずに済んだ。自転車の速度もほとんど歩行に近いものだったので、それも一助となった。 僕ももちろん謝罪したが、婦人達も自分達が前を確認せず飛び出てきたから悪かった、大丈夫ですか?と僕をいたわるように謝罪してくれた。
結果として形はアイドルや人気者と全然次元を異にするが、こういう喚声の浴び方も、時に有りかもな、と自らを納得させている今日この頃であった。 |
「2000.11.9(木)」・違う動機で
「お前の部屋、本当いつも汚ねえよな。あの昔いた誘拐犯の宮崎勤だっけ?あいつの部屋にそっくりだね。女も呼べねえだろ、これじゃあ。」
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「2000.11.8(水)」・怒り
最近のマイブームは「怒り」である。
「怒り」とは僕にとっては何とも不可思議なものに思える。
* * * 僕は以前コンピューターシステムの開発をしていたが、そこで感じたことは、どんな複雑な問題も納得の行く原因があり、つきつめていくと単純な原因が発端になっている、ということである。
そこで問題の原因の一つと考えたのが「怒り」である。
怒りは怒りを呼び起こすので、表面的な怒りが事件や病気を引き起こしたりしている可能性はあると思うが、その発端となったもっと潜在的な根本的な怒りが存在しているのでは無いか?。
根本的なミスを発見することをコンピューター的に言うと「バグ(虫の意)を発見する」という風に言う。
人間の心も果てしなく広大で複雑である。
根本の怒りが明らかにならず、それからの解放がなされないうちは、いくら命が大切だとか、生きることは大事だとか言って聞かせても、何も進展していかないように思えてきた。
* * * 僕自身は怒りを抑圧してしまうようなタイプなので、そうなるとそれは問題に問題を上かぶせしていくだけであり、根本の怒りはドンドン無意識の底に沈んで行ってしまう。
怒りを表現するからといって、それを他人にブチマケて迷惑をかけるというのは、また新たな問題を引き起こすだけで、せっかくの流れを逆行させる恐れがあり避けたい。
そしてそこから「深奥の怒り」を探って辿っていく。
* * * そんなことをしていると、いろんな想像も浮かんで来る・・・。
ともかく自分のバグが何であるのか、その「心のバグの発見」が問題解決の鍵を握るのではないか。
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「2000.11.6(月)」・事実だけ教えて
藤村新一氏の石器発掘のねつ造事件では僕も正直ガッカリした。
皆でよってたかって責め立てるのは、なんか可哀想な気もするが、とにかく結果として事実を僕らには知らせてほしいものである。
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