Monologue2006-8 (2006.4.1〜2006.4.23)
 「2006.4.23(日)」曇・開発とバランス

 最近僕の住んでいる地域で新設の道路工事が進んでおり、周辺の景観も大分変わりつつある。
 今回のは結構大がかりな工事で、地域の雰囲気もおそらく大きく変わる発端になりそうだ。
 多摩川に掛る矢野口の橋周辺も、かなり様変わりした。
 印象から言えば、ガラッと変わったと言っていい。

 正直なところ、おそらく以前より大分騒音が激しくなったと思う。
 しかし車の流れは大分スムーズになって、以前のような渋滞もかなり減った感はある。

 今の大幅な開発がいいとは思えないが、かと言って今までのままで良いかというと、そうでも無く、何か毒をもって毒を制したようだ。

 僕の郷里でもバイパスができた後、住民の生活にも大きな影響を与えたのが実感できた。
 外部から様々な店舗が流入し、モノが揃うようになり、新しい世代の住宅地が発展し、アメリカナイズとでも言っていいような、かつての漁村からは想像できぬような郊外型の生活様式が定着し、生活は便利になった。
 そして、その変わりに郷里の懐かしい景観は失われた。

 何かの番組で江原啓之氏が人生で大事なのは”経験と感動”ということを言っていた。
 なるほどな、と思った。
 僕らは良く他人に対して”これこれこの道は危険だから或いは辛いから、行かないほうがいい”などと忠告してしまうことがある。
 しかしその忠告が、その人にとってすべきだった大切な経験を経る機会を奪ってしまうこともある。
 これは大変大きな”余計なおせっかい”だ。

 辛いことでも経験しておいた方が良いこともある。
 自分では辛いことは避けたいと思う。
 しかし他人と対した時などには、悲しいかな僕らはその人の歩んで来た道を、その立ち振舞い言動などから自ずと感じ取ってしまうものだ。
 芸術でも言葉でもそうであるが、闇を潜り抜けたものの方が深みがあることを、僕らは直感ですぐ感知してしまうものだ。
 魂はそれを良く知っている。
 だから表面は辛いことは嫌だと言っても、なぜか泥沼のような道を選んで行ってしまうのかもしれない。

 勿論、生命に関るような重大なことだったら、むしろ忠告してやった方が良いのは決まっている。
 つまりは、動機が何か?、による。
 動機が本当の愛であることが重要だ。

 その経験が魂にとって必要なら、現世的には辛くても、その道を歩んだ方が良い場合もある。

 様変わりして行く街は、僕が東京に出て標準語を身につけたように、成長の一過程として運命的な道なのだろう。
 街の機能が、新しい思想を住民に吹き込むかもしれない。
 殺伐とした景観が、反って自然に対する強烈な思慕を呼び起こすかもしれない。

 ただやはり自然が失われて行くのは寂しい。
 自然と発展のバランスが崩れないように、最低でも今は、自分の心の中での自然への思慕を失わないようバランスをとっていたいものだ。
 「2006.4.22(土)」曇時々晴・ラフin座間

 「Laughハラフ」というお笑いライブを観てきた。
 出演は、麒麟・東京ダイナマイト・猫ひろし・レイザーラモン・長州小力・タカアンドトシ・タイムマシーン3号・陣内智則。

 皆人気者ばかりで、しかも今日の観客のノリが頗る良く、演者もかなりやり易かったようだ。
 なかでもタカアンドトシの人気は凄く、「キャーーッ」というのが悲鳴になってるくらいだった。さすがのレーザーラモンも完全に食われていた感じだ。
 タカトシで悲鳴とは、最近のお笑いの客はあなどれん。
 確かにタカトシ「キテル」感がかなりある。
 トシの”ヨネスケかっ!””欧米かっ!”などの連続ツッコミから、タカの韻を踏んだツッコミ返しに至るくだりは、三村ツッコミと同じく伝家の宝刀化しつつある。当分はこれで食っていけるだろう。

 麒麟も良かった。
 この二人も魅力的なキャラだ。トップバッターで相当いい感じの空気を作ってくれた。

 総じてどの演者も大受けだった。
 ルミネだったら流されるようなとこも、律義に拾ってくれ、子供も邪魔にならず反ってイイ感じでイジられてるし、今日は本当にイイ客だったと思う。
 猫ひろしや小力のような勢い系ピン芸人もやりやすかったようだ。

 余談であるが、今日埼玉テレビで「焼津みなとマラソン」というのを放映していた。
 焼津は僕の郷里だ。
 出かけるので録画しといた。
 ゲストで猫ひろしが出ていた。
 単純に考えたら、今日のライブと時間かぶるやん!猫どないすんじゃ!?、と危惧していたら、マラソンは生では無く録画だった。
 こういうのを通常「杞憂」という。
 「2006.4.21(金)」曇後晴・磯山ピッタリ

 こないだのテレ朝深夜番組「三竹占い」で、さまあ〜ず三村が磯山さやかにもんぺを着せてた。
 この案、僕も大賛成。
 常々僕も、もんぺと海女のコスプレを誰かにやってほしかったとこだった。
 やっぱ農作業と漁業という日本の第二次産業における、原点とも言うべき職業にこそ、エロスがあると常々思っていた。

 磯山は、このコスプレにピッタリ。エエわあ。
 磯山さやか、まず名前が良い。それからちょっとずんぐりな体型、訛り、磯山全てにおいて、三村言う所の「田舎エロス」にピッタリ。
 「2006.4.2(日)」曇後雨・着ウタフル

 まだauになって2ヶ月なので、着ウタフルが、ひと月5000円分しかダウンロードできねえ。
 だいたい月10〜15曲くらい。ちと欲求不満気味。
 それでも曲のラインナップは、ボチボチ充実して来た感はある。普段あまり縁が無かった平原綾香(「誓い」)や倖田來未の曲(「奇跡」)などもダウンロードした。

 嬉しかったのは松崎しげるの「ワンダフルモーメント」や、80年代の全米ナンバーワンとったトニーベイジルの「Micky」などがあったことだ。
 「ワンダフルモーメント」はセルフカバーなので、僕が本当に欲しかった「トミーとマツ」のオリジナルバージョンじゃ無かったけど、このカヴァーが結構良くて、これは正解。
「Micky」は、つい最近、ガレッジセールのゴリが「ゴリエ」でカヴァーしてたので知ってる人も多いかもしれない。
 僕の記憶だと、昔は”トニーベイジル”って言ってたけど、”トニーバジル”になってた。

 携帯やパソコンなどで音楽を簡単にダウンロードできるって方式は慣れるとイイな。
 気に入ったのがあればCDで買う。
 まだまだ僕などのニーズにジャストフィットするまでには、この市場はなってないみたいけど、それでも多種多様な音楽が手軽に聴ける環境ができあがってる。
 そろそろipodも視野に入れねえとな。

 ちなみにレミオロメンのヒット曲は、「南風」よりも「粉雪」、「粉雪」よりも「太陽の下」と、次第に良くなってるような気がするな。ま、最新の「太陽の下」は、ちとオリジナルラヴみたいだけど。
 「2006.4.1(土)」晴・夕日のサンシャイン

 最近携帯のデジカメで、いろんなサンシャイン60を撮ろうと、ちょこちょこ撮り出した。
 以下は、その内の一枚。
 アングルもタイミングも、撮った時は完全に失敗したと思ってた。

 ところが後から見たら、何か逆光がやけにカッコヨク見えたので、載せてみました。
 僕の好きな散策コースから、山の手線巣鴨〜駒込間の線路沿いから見た、夕日の中に浮かぶサンシャイン。

 

 しかし”夕日のサンシャイン”て・・・、”頭痛が痛い”みたいになっとるやないかいっ!。
 出たっ!。パカッ、閉店、ガラガラッ(ますだおかだの、おかだ風に読んで下さい)。
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