Monologue2005-09 (2005.5.7〜2005.xx.xx)
 「2005.5.14(土)」曇・乗換検討中
 
 我がプロバイダー、アサヒネットでもようやくブログサービスを開始した。
 僕も一応設定の登録だけしておいた。
 ただベータ版で、機能が他のブログに比べ、まだ著しく未熟である。
 追い追い改善していってくれると思うので、本格的になったら、そっちでの日記に移行していこうかなとも考えているところだ。

 話は変わるが、土曜の夜TBSのバクテンに、レイザーラモン住谷というハードゲイ芸風が売りの芸人が出ていて、これが結構楽しいヤツだ。ゴリ押し感はあるものの、勢いはある感じ。
 「2005.5.13(金)」曇・乙ちゃん
 
 そう言えば藤井隆君と乙葉ちゃんが結婚したのう。
 いつもは芸能人の結婚ニュースをワイドショーなんぞで見るこんは、ほとんど無いが、この二人に関しては、なんようテレビでやっとると見てしまったわい。
 乙葉ちゃんは、その芸名が個人的に他人とは思えんし、藤井君は以前キャラが似てる言われたこんがあるし、なんよう二人とも他人とは思えんで、兄弟が結婚したようで、ホッとしたようなエエ心持ちにさせてくれたわい。
 これでワシにも幸運のおこぼれが降ってこんもんかのう。

 話しは変わるが、磯山さやかちゃんはカワイイのう。こん子はエエ感じじゃのう。
 浜口順子、くまきりあさみ、ゆうとこも最近エエ感じがあるのう。<翁>
 「2005.5.8(日)」曇・勝った
 
 東京の、とある住宅街を歩いていたら、いきなり犬に吠えられてしまった。
 こういうことはしばしばあり閉口するもんだ。犬からしてみれば、部外者の進入に対して職務を忠実に履行しているだけなのだ。
 ところが、その時は犬の視線を良く良く見ると、視線の方向が僕より微妙にズレている。攻撃対象はどうやら僕の方向では無さそうなのである。

 犬の視線を辿りつつ、おもむろに後ろを振返ってみると、いかにもこの辺には無案内そうなオッサンが、紙袋を提げて僕のすぐ後ろを歩いてきていたのがわかった。
 何やらチラシ配りのようなものをしていたようだ。

 いつもの僕なら、とばっちりで犬に吠えられた屈辱と怒りで、オッサンを思い切り睨み返してやるところだった。
 だが、その日はなぜか「勝った・・・!」という気持ちが先にきて、敵意よりむしろ憐れみの視線を思わずオッサンに向けていた。

 ”オレ一応、事実上このあたりじゃ部外者だけど、この辺管理する犬界では部外者という認識では無かったんだ!、言ってみりゃ招待者扱い的な?、みたいなとこ?”
 ”オレ女には好かれんが、ハトや猫は寄ってくるし、まだまだ大丈夫じゃん!”
 ・・・などといった変に人生に対してポジティブな気持ちを強くしてくれた。

 そのオッサンは、と見ると、犬に吠えられた途端、進路を変え、あまつさへ犬に、理解できるのかどうかわからんが何やらブツブツつぶやきながら、引きつったような愛想を振りまきつつ、フェイドアウトで消え入るように逃げ去って行くところであった。
 後ろ姿が、たまらなく侘しかった。
 「2005.5.7(土)」雨後晴・北斗七星
 
 今日は北斗七星を見た。
 まじまじと見た。
 何年ぶりだろう。こんなに意識して北斗七星を見たのは。
 まるで今まで空に無かったかのように。
 でもずっとあったのである。こんなに近くにいたのに君に気づかなかったなんて・・・みたいな。

 今日は、たまたま帰宅途中、自転車に乗りつつ、いまどっちの方角に向かってるのだろう?とふと疑問に思い、方位を知る為に、取り敢えず北極星を探そうとした。

 北極星を探すには、まず北斗七星を探して、その柄杓の縁から北極星を辿れば良い。
 それで北斗七星を探したのだ。
 でも北斗七星を見つけた途端、僕の第一希望作業、すなわち”方位を知る”は、何時の間にかどうでも良くなってしまった。

 しばし、その柄杓の形に見とれてしまった。ずっと忘れていた子供の頃遊んだ玩具を物置で発見したかのように。
 偶然の配列にしては、夜空に誰かが描いた幾何学模様のように、何やら意味ありげな配列の提示だ。幼い頃見た北斗七星よりも、今こうしてしげしげと見てみると、なんだかずっとずっとアニメチックに見える。
 何かのメッセージでも語っているかのようだ。
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