Monologue2005-07 (2005.3.26〜2005.3.27)
 「2005.3.27(日)」晴・自由への散策
 
 なにっ?!、小倉優子が月曜いいとものレギュラーにっ!、ヤッターッ!。

 ところで僕は散策する時に、東に向かって歩くのが好きなのである。
 特に昼下がりから夕暮れにかけての時間は特に、である。
 東に向かっていると、シックリくるし、ボルテージも上がる。

 なんでそうなのか?。
 誰でもそうとは限らないだろう。きっと僕の若い頃の体験に関連しているのだろう。
 歩きながら考えてみたら、すぐ答えが出て来た。

 僕が通った、小学校・中学校・高校、全て僕の実家から見ると、西の方角にあった。
 すなわち、それらの学校から帰る時は、僕は常に東に向かって帰っていたのである。

 下校、というのは学校から解放されて、自由になる時、一番ノビノビする時だった。
 その下校時の印象は、僕にとっては、常に東に向かって帰宅する印象だった。それが潜在的に良いイメージの基礎となっていたようだ。

 きっと僕が東に向かって歩きたくなっている時は、何かから解放されたがってる、束縛を離れ自由を欲している時なのかもしれない。
 「2005.3.26(土)」晴・朝はバラ色に輝いて
 
 金曜の夜にNHKのBS2でやってたワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を見た。
 泣けた。
 特に第3幕の最後の祭典の場面の直前にある5重唱には泣ける。
 5つの声・旋律が次第に絡み合って美しいハーモニーを奏でる。それに陰影をつけるように程良く絡んでくる弦の伴奏。
 大衆音楽では2重唱くらいなら良く見かけるだろう。
 だが5重唱くらいになると、ちょっとイメージし難いだろう。
 こうした複雑な和声が醸し出す、あまりに純粋な音楽的感動が得られるのは、クラシックならではの感覚では無いだろうか。

 それとやはり祭典でのワルターの独唱も感動的だ。
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は、クラシックが苦手な人でも一生に一度は聞いた方が良い曲、正確に言うと楽劇、のような気もする。
 せめて、先の5重唱とワルターの独唱だけでも。
back to ●Monologue Index
back to●others
back to the top