Monologue2004-40 (2004.12.2〜2004.12.8)
 「2004.12.8(水)」晴・Count Dooku
 
 こないだ「スターウォーズ・エピソード2」を借りて来てよう、改めて詳しく良う見よると、こっちもやっぱり面白いのう。
 エピソード4〜6と比べると、1・2はチト沈んだ沈鬱な雰囲気がするゆう印象じゃった。よりウォーズらしうなっとる。
 じゃが、逆にそれん重厚感ゆうものを強調しとるかもしれん。

 特にエエのは、クリストファー・リー演ずるドゥークー伯爵じゃのう。
 こんドゥークー伯爵が出てきよると途端に全体が緊張し引き締まる。
 こんクリストファー・リーは、大した俳優じゃのう。
 あん無気味さ、大胆不敵さが、実にエエ味出しとる。さすがドラキュラよのう。
 ドゥークーはダークサイドの側の役柄じゃが、ワシゃ思わずチト、カッコエエ思うてしもうた。
 ダークサイド系でゆうたら、あん邦画の傑作「仁義なき戦い」ばりのカッコヨサかもしらん。

 あん映画のハイライトシーンにヨーダとドゥークーの戦うシーンがある。
 ありゃヨーダの相手がドゥークーであるとこん味噌じゃのう。

 エピソード4〜6じゃあ、ハリソン・フォード演ずるハン・ソロや、マーク・ハミルのルークが、「陽」のイメージを支えておった。
 エピソード2じゃあ、こんクリストファー・リーの「陰」が、かなり強いのう。
 エピソード1〜3はダークサイドが大きなテーマになっとるようじゃ。こりゃ複雑かつ深いもんがある。

 スターウォーズファクトファイルゆう雑誌を見ると。アナキンスカイウォーカーがクローン大戦を経て次第にダークサイドに堕ちていく過程で、なんようベトナム戦争を彷彿させるような話も出てくる。
 エピソード4〜6の「陽」が無あで、1・2に物足りなさを感じておった人もおるかもしれん。
 じゃが、ダークサイドゆう視点で見ていくと、ありゃあれでエエかもしれんのう。むしろドゥークーの裏切り・背信みとうなダークサイドぶりなぞ、エピソード4〜6には無い、なんよう込み入った重厚感ゆうか、より人間のビジネス社会に近い無機質な不条理さが強調されておって、それこそ「仁義なき戦い」みとうで実にエエ。
 言い忘れとったが、ドゥークーは元ジェダイ、銀河の平和を守る使者のはずじゃった。それがこがな風にダークサイドに堕ちてゆく。
 人はどがな風にダークサイドに堕ちてゆくか?。こん映画は我々にそりょ教えてくれよるよのう。
 「仁義なき戦い」も、ある意味人は、どがな風にダークサイドに堕ちてゆくか?ゆうこんを教えてくれよる映画と言ってもええかもしれん。

 まあ、ともあれ来年のエピソード3の公開が楽しみじゃ。
 「2004.12.7(火)」晴・なっち大丈夫
 
 日曜のテレ東の「ハロモニ」を見とったら、なっちが出ておった。
 しばらく待っておると下の方にやっぱ出て来たのう。
 「この番組は2004年11月17日に収録されたものです」ゆうて。
 あんテロップは、テレビがいかに虚構のもんかゆうんを思い知らせてくれるのう。
 画面は虚構じゃが、あんテロップだきゃあ現実じゃぞ、ゆうてよう。

 まあ、なっちの盗作の件もアイドルにゃありがちなこんじゃろうのう。
 まあ、なっちは、こんぐらいのこんで、めげるような器じゃ無いゆうて思うのう。
 あん子は、たぶん芸能の神がバックについとるで、こんぐらいのこんじゃ折れるこんは無かろう。
 「2004.12.6(月)」晴・忘れそう
 
 年賀状の時期じゃのう。
 今年は観念して、もうセブンイレブンに印刷頼む。決めた。
 ”面倒くささにい〜負けたあ〜♪、
 いいえ、プリンターの故障にい、負けたあ〜♪、
 締め切りにい、追われたあ〜〜♪、
 いっそう、今年わあ、ばっくれようかあ〜♪”
 (かなり古くて申し訳ありませんが、さくらと一郎「昭和枯れすすき」のフシでお願いします)
 「2004.12.5(日)」晴・既になっとったんかいっ!
 
 ワシゃ携帯メールのセンター問い合わせゆうは、ほとんどやったこんが無いのう。
 ま、別に威張って言うこんじゃ無あが、まあ要するに、問い合わせる以前に、通常それ程メールは来ん、ゆうこんじゃ。わっはっはっは!。はあ〜。

 それにしてもよう、ワシの携帯はツーカーじゃが、ツーカーさん、ストレートな勝負じゃドコモやauに勝てん思うたんか、遂にターゲットを老人にしよったで。
 老人が使える携帯を目指すらしいのう。

 ワシみとうな前途有望なエロオヤジは、どがあにしたらエエんかのう。
 ツーカーさんよ、どうしたらエエんじゃああっ!、教えてくりょおおええっ!。
 こんままツーカー携帯と一緒に老人になったらエエんかああああっ!。

 まてよ?。
 ワシの好きな街・・・巣鴨。
 ワシの好きな食べ物・・・蕎麦。
 ワシの趣味・・・街道の散策。

 老人じゃああああっ!。
 「2004.12.4(土)」曇後雨・まだまだ人気
 
 「冬のソナタ」のオリジナル版DVD借りてみよう思うたら全部レンタル中じゃった。
 ワシの行っとるレンタルビデオ屋じゃ異例のこんじゃ、こりゃ。
 大抵どんな話題作・新作も1本も無いゆうこんは、そがあには無かったんじゃがのう。
 あんドラマの人気を肌で感じるのう。
 ま、ドラマの人気なぞ肌で感じんでもエエが、どうせなら寒くなるこの季節カワイイネエチャンの柔肌でも感じてみたいもんじゃのう。ムチムチのやつをのう。

 でもワシの肌は〜、
 シミやら何やらでボロボロですから〜あああっ!、残念〜っ!。
 あれ〜、ヒゲ剃ったらホッペからオリオン座が出て来たよ〜、斬りーっ!。
 「2004.12.3(金)」晴・良く見る回路を作る
 
 物事にはいろんな側面がある。
 悪いこんもありゃエエこんもある。

 じゃが、やはり物事のエエ側面に焦点を当てるよう心がけるこんは大切じゃのう。
 ダークサイドに蓋をしたり無視したりしようとしても無駄な抵抗になるかもしらん。物事はワシらにエエ側面ばかりは見せてくれんでのう。
 時にゃダークサイドが、大きな口をポッカリ開け、ワザとらしう、こっちを向いとる時もある。
 こがな時は勇気を持って、ちいと裏側を見よると、ブライトサイドが見えたりするもんじゃ。
 ダークサイドばかりに焦点が行って、そん物事を否定的に判断すると、そん物事が持っていた大切なブライトサイドのメッセージすらも見落としてしまう怖れんあるでのう。そりゃ勿体ないこんじゃ。

 ここで大事なんは、「良い側面」自体じゃ無うて、「物事に良い側面を見る」という思考パターン・習慣を「自分の中に形成する」こんじゃのう。
 そがな時に、ダークサイドに騙されたり、惑わされたり、覆い隠されたり、抵抗されたりして、ブライトサイドを見失なわんように良う注意する修行を、しとくこんじゃのう。
 どがな場合でも物事に、ブライトサイドを見つけ、それに焦点を当てる、ゆう動作を習慣づけるこんが、一番大事じゃ。

 例えば冴えないワシでも、この女性を惑わすような魅惑的な口元とかに焦点を当ててもらえりゃのう、但しオネエチャン限定で。
 ん?、白髪の鼻毛が出とる?。
 そうそう私ただ今、鼻の中でカイワレ大根栽培しております。あらもうこんなに成長して、そろそろ収穫の時期ねえ・・・って、
 ちょっとう!、どこっ見てんのようっ!。
 ダーン、ダーン、ダーン!、ノリツッコミ、ダダーンダダーン!、オチで〜す。
 「2004.12.2(木)」晴・SOFFet
 
 しかしまあ、さまあ〜ずの三村氏の逆切れ方は、見事ゆうか、まあ大したもんじゃのう。
 げに笑いに向いとるのう。ありゃ見習いたいもんじゃのう。
 笑い取るときゃ、そのテキストの内容よりも、単に言い方が面白いと笑えるもんでのう。

 アンガールズの田中氏なんかもそうじゃのう。
 「ちょちょちょ、ちょおっとおっ!、う〜す〜き〜み〜わ〜る〜い〜よお〜っ!」
 ありゃ?、文章じゃ伝わらんか。

 ところでよう、今日レンタルCDで、SOFFet(ソッフェ)ゆうヒップホップグループのアルバムを借りてきたった。「Carnival」と「Swingin Brothers」ゆうやつ。
 こないだ「笑っていいとも」のテレホンショッキングに出とって、ちょっと演奏したんが、聴いておったら、こりゃ只者んじゃ無あでゆう感じがしたでのう。

 聴いたら、なかなかエかった。全編なんよう楽しげな感じで、音楽的にもシッカリしとる。
 ジャズやらラテン音楽やら、いろんな要素を吸収しとって、ヒップホップに抵抗ある人でも、聴けるよう仕上がっておる。こん吸収度はかつてのスターダストレビューやサザンにも通ずるじゃろうの。それが21世紀的にヒップホップと融合されてるとこがエエ。
 今後も注目じゃのう。
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