Monologue2004-11 (2004.3.21〜2004.3.27)
 「2004.3.27(土)」晴・王の帰還
 
 今日は「ロード・オヴ・ザ・リング〜王の帰還」を見てきた。期待通り楽しめてエかった。
 こん最終章は、ワシ個人的にゃ意外にラストんエかった。
 ホビットの主人公フロドが、故郷のホビット庄を去り、白の魔法使いガンダルフや、妖精の種族エルフらと船に乗って旅立つシーン。

 あんだけ過酷な旅を経て傷つき、せっかく故郷に戻ったんが、何かん自分の中で変わってもうて、フロドは、もう前と同じじゃあいられん。
 じゃが、そりゃ喪失と同時に成長であったかもしれん。
 ワシゃ故郷を離れて一人で暮らしておるで、あん最後に旅立つフロドの気持ちは、良うわかる気んする。
 対照的に一緒に旅したサムはホビット庄で家庭を持ち、ホビットとしての幸せな一生を送る。勿論そりゃそれでエエ。それがサムの運命じゃ。

 そして旅立つんもフロドん運命。それは馴染んだ古い世界を捨て、ガンダルフやエルフゆう異種のもんと未知の新しいステージへと旅立つゆう、ある意味卒業しステップアップするゆうこんかもしれん。
 最後のフロドん、どこか哀しげなようでいて、ほいで澄んだ瞳に、こん旅立つもんの切なさと、一種の希望みとうなもんが混じって現れて、げに印象的じゃった。

 人は時に運命に導かれ、過去の思い出と決別せにゃならん時んある。こりゃイタリア映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のノーカット版でも出とったモチーフじゃった。こがな時の哀しさと清々しさ、ゆうんはちょうど今みとうな時期の卒業ゆうんに似とるかもしれん。

CMタイム!。 
    こん日記でも度々宣伝しとる、外山泰三氏がカメラを担当した番組ん又々放送されるで是非見てやってつかあさい。
 ☆3月28日(日)
 TBS:世界うるるん滞在記
 22:00〜
 イタリア;万年筆のデルタ社に風間杜夫が入門万年筆作りに挑戦します。
 「2004.3.26(金)」晴・確かに武器かも
 
 先日最終回じゃったTBSの「新すい日本語」の録画したんを見た。
 小林麻耶アナのドッキリ企画じゃゆうて、番組自体は名前ん変わって続行で出演者も続行なんに、小林アナにゃ、一人だけ番組卒業じゃゆうてた。

 ほいで小林アナん号泣しながら最後の挨拶しとった。
 人ん泣くんを見て楽しむんは不謹慎なことじゃ。ドッキリじゃで別に感動もんでも無けりゃ、局アナん泣くんで大爆笑もんでも無あでの。
 じゃがよう、こん小林アナん涙で癒されるんは、なしてじゃろ?。元々カワイイ女子じゃからか?
 ワシゃ、こんシーンだけ何度も繰り返して見てしもうたわい。涙にやられた。
 「2004.3.24(水)」雨・古女房
 
 アドビがMac版の発売打ち切りじゃゆうてニュースに出とった。
 ワシにゃ直接は関係無さそうじゃでエエが、なんようこがな風に他のメーカーさんも追随して、Macも段々先細ってゆくんかいのう。
 ワシらみとうなMacユーザーは次第に肩身が狭うなってくのう。

 そういやあ携帯もよ、ドコモさんやらauさんがドンドン新世代の商品を出しとるんによ、我らがツーカーは、これまた肩身の狭うなっとる状況じゃ。

 Macは最初からワシも惚れた女みとうなもんじゃで、まだ執着はあるが、ツーカーは政略結婚で無理矢理一緒にさせられた女房みとうなもんじゃけえのう。
 じゃが情は移るもんで、まあそれなりにエエ仕事はしてくれとるで、なかなか簡単に手放す気にはなれんのじゃ。
 Macも本音言やあ、使いたいソフトんワシのじゃあ使えんで、ちいと具合悪い思いしとるんは確かじゃ。
 昔はピチピチの女じゃったんが、今はメッキリ古女房になってもうた。いろいろテコ入れてもよ、体がついてゆかんらしいのう。一旦垂れたオッパイは元には戻らんようじゃのう。

 Macやツーカーみとうな古女房、これからどがな按配で、どう付き合うていったらエエんかのう?。
 ワシゃついつい若いピチピチに目が移ってまうでのう。
 ん?独身のおどれが何を偉そうにじゃと?。最後まで大切に使いなさい?。
 ほうか、最後まで添い遂げえゆうんか。
 ほいじゃ添い遂げたるけえ、そん後は若い娘と一緒になってもエエかのう?。
 ん?、ダメ?。
 「2004.3.23(火)」曇時々雨・己の鏡
 
 感情的で扱いに困る人ん、自分の目の前に現れよったら、そりゃ自分(得てしてこっちも結構感情的な)の感情をコントロールする勉強をせい、ゆうことじゃ。今日は以上。ほいじゃ、これで。
 「2004.3.22(月)」雨・+<X
 
 ウォークマン用でMDなんかに適当に録音した曲と曲の繋がりん、偶然にとてもマッチする時んある。
 例えばワシんのじゃあ、大貫妙子の「風の道」ゆう曲とクリストファークロスの「Spinning」ゆう曲の繋がりが実に絶妙で、まるで最初から繋がる為にあったゆうてゆうように聞こえる。
 勿論こん2曲にゃあ、元々全く関連は無あでの。当然大貫妙子とクリストファークロスも、お互いこれを狙っとった、なぞいうこんは絶対ありゃせん。

 こりゃ偶然が生んだ見事な融合じゃ。
 不思議なもんで、こん新しい連携で、2曲も又違った風に聞こえだすんじゃの。
 あの、なんて言うたかのう、世界史に出てきたヘレニズム文化ゆうんかのう、あがな風に異種のもんが合わさって新しいもんを産み出したゆうこんになるかのう。
 音楽に限らんでもよ、一つ一つは大したこんが無くても、偶然に融合した時新しいもんを産み出す、ゆうこんは有り得るこんじゃの。人でもよ。
 融合ゆうんは+(和)じゃのうてX(乗)になっとる場合が多々有る。
 「2004.3.21(日)」晴・RWで失敗
 
 こないだWOWWOWでワシの大好きな「小さな恋のメロディ」ゆう映画んやっとったで録画しといた。
 とりあえずHDD(ハードディスク)に録画して、後でDVDにしたった。
 こん映画は、まだDVDが出とらんで、こりゃワシにとっちゃ、まことにエエ機会じゃった。

 ワシゃ普通に録画したバラエティやNBAなんぞはDVD−RAM、映画はDVDーRWゆう規格ゆうか種類のディスクに保存しとる。
 こんRWの録画ん仕方、間違うてしもうてよう、ブルーですわ。ワシの「小さな恋のメロディ」があああ〜っ!。

 どういう間違え犯したかゆうと、タイトルとチャプターの扱いゆうんを間違うてもうた。
 タイトルゆうんは録画した一括りの番組、チャプターゆうんは、そりょう幾つかの場面に分割したん。
 RWに録画する時よう、RWに一つのタイトルをゴソっと持ってきゃ簡単に済んだんによう、ワシゃ間違うてわざわざチャプター毎にRWに持ってってもうた。わざわざ面倒なことしてしまったんよ。
 ほうすると、どうなるかゆうと、RWの方で、一つのチャプターん、一つのタイトルじゃゆうて認識されてもうたんじゃな。

 ワカラン人にゃ、別にどうでもエエこんに思われるかもしれん。
 じゃがこれでどうなるかゆうとよ、再生しとると、一つのチャプターん終わると、そこで再生が終わってまうのよ。映画でこれやられるとシンドイで。チャプターん終わるたびにメニュー画面に戻ってもうて、またそっから再生よ。
 こりゃキツかったわ。

 RWゆうんが、ワシの機械じゃ、もう一旦録画すると、そこじゃあ編集できんのよ。
 元々のHDDに撮ったもんが残っとりゃ良かったんじゃが、そいつん消してもうたで無うて、結局RWのもんをHDDに戻して、それを一つのタイトルにまとめ直して再作成よ。これも手間隙かかってもうたわ。
 それはエエんじゃが、残念じゃったんは、RWから戻したりなんやらしとったら最終的に録画した画像ん、チャプターの繋ぎ目、まあ実質元タイトルの繋ぎ目がよう、微妙にズレてもうたんよ。元は奇麗に繋がっておったんによう。こりゃメゲた。
 ワシの「小さな恋のメロディ」がボロボロじゃあああ〜っ!。ワシの最も好きな部類の映画ん台無しじゃああああ〜っ!、メロディー〜ッッッ!。
 ああ、また再放送してくれんかのう・・・。頼むわ・・・。

 教訓
 ・初めてやったことは、修復が可能な内に、結果をすぐに確認しておくこと。
 ・DVDーRWよりDVD−RAMの方が扱い易い。
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