Monologue2004-01 (2004.1.1〜2004.1.10)
 「2004.1.10(土)」晴・ルミネザ吉本01

 今年初のルミネザ吉本観覧はネタバラエティと称した漫才ネタのみの構成だった。
 出演者は以下の通り。
 中川家・海原やすよともこ・ラフコントロール・ライセンス・カリカ・あべこうじ・おはよう・130R・タカアンドトシ・COWCOW・はりけ〜んず。
 あべこうじは以前見た時、盛り上がりに欠けていたようだったが、今日はかなり良かったようだ。少し腕を上げた感じ。
 タカアンドトシも結構ウケていた。

 この新宿ルミネザ吉本、観客は圧倒的に女の子が多い。
 それで僕の隣席も大抵女子であるのだが、やっぱり良く笑ってくれる子が隣にいてくれた方が、僕も見ていて楽しくなれるもんだ。全体的に笑ってなくてもツボで大爆笑してくれれば可。
 ちなみに今日の子は合格であった。
 「2004.1.9(金)」晴・焦るなよ

 今週のフジテレビの「ごきげんよう」でカトちゃん(加藤茶)が”年をとって小便とオナラが同時にしたくなるので困る。特に男性なので隣の人に聞かれるのがヤダ。”という話をしてウケていた。

 これは僕も全く同感だ。
 特に通勤時の駅の便所が困る。
 東京なぞ、ああいう類いの便所では、まず隣に人がいないことが無い。
 小用を隣で見られるのでさえ甚だしく不快なのに、放屁を聞かれるのなど最も不快だ。
 勿論他人の放屁小用を浴びるのだって言語道断なのである。

 当方としては小用放屁同時兼用でユックリ人知れず心置きなくしたいのであるが、結局こうした場合止むなく放屁側の執行中止を決断をせざるを得ない。放屁のみ断念した際の小用は実に歯切れが悪く、後に不快感を残す。
 こうして放屁問題を未解決にしたまま満員電車に乗り込むのは、冷奴にソースをかけたのオカズに、カレーライスのお茶漬けを食べるくらい不愉快である。

 まれに便所に人が皆無のタイミングで、これ幸いと放屁を開始した直後、人が入ってくる、などというケースもしばしばである。この場合の放屁作業の突然の中止には多大な心理的ダメージ・負担がかかる。この突然活動停止からくる多大な損害により、この能天気な間の悪い突然の侵入者に殺意すら抱く有り様である。

 確かにカトちゃんが言っていたように女性は個室でしかも、自分のタイミングで水が流せるから羨ましい。
 男性便所も、せめて放屁のタイミングで水が流せればいいのに・・・、ん?、そんなことしても所詮は無駄か。
 そもそも僕は、便所などは最も寛げる場所であってほしいと思うクチなのだが、ただでさえ汚いああした公衆便所は、こんな有り様では最も寛げない場所なのである。

 概して駅の便所は汚い。
 だから僕は時間が許せば駅で便意を催した時は駅の便所は使用せず、駅ビル内や駅付近のショッピングセンターなどの便所を使用することにしている。
 駅の便所が汚いのは、駅で便意を催すと、皆時間に追われていて焦っているから、排出作業がいい加減になるのだろう。
 皆の衆、焦っても、エエことは無いで。
 「2004.1.6(火)」晴・小市民的初勝利

 帰りの満員電車で、僕とオッサンの間にカワイイオネエチャンが挟まれた。
 電車が発車した後、オネエチャンは僕の方に向きを変えた。
 勝った。
 オッサンに勝ったでえ。
 今年初勝利。この調子で今期は20勝目指したいっす。できればMVP取りたいっすがあ、チームの優勝が一番っす。
 何のチームだよっ。

 なに〜っ?、オネエチャンにすりゃ究極の選択じゃと〜っ!。ワイら男子の命賭けた戦いを低レベルの争いゆうんかあ〜っ!。なんぞゆうても勝ちは勝ちなんじゃ〜っ!。ワイはオッサンに勝ったんじゃ〜っ!・・・。
 ・・・お?、ワシもオッサンじゃった。ははは。ま、それぐらいのことよ。ほいじゃ、ワシゃこれで。
 「2004.1.5(月)」晴時々曇・見てえ

 テレ朝”内P”に小倉優子ちゃんが出てたが、この子はハマル子だな。オモロイわ。
 今、小倉優子とマナ・カナはテレビでずっと見ていてえな。但し優子ちゃんは芸人とからませないとダメ。
 以前、夜のオネエチャンが”小倉優子は男性には好かれるけど女性からは嫌われるタイプ”ゆうてゆうてた。
 なるほど、そんなもんなのかのう。なんよう同性から見たら優子ちゃんは計算娘んように見えるそうじゃ。
 「2004.1.3(土)」晴・初・・・

 年賀状の返事書く。
 宛名印刷途中プリンターが故障。黒インクが擦れて全然出ない。インクを取り替えようとしても、なぜかプリンターのヘッドクリーニングモードになってしまう。仕方なくそんなこんなでクリーニングを何回もやっている内に、今度はカラーインクが無くなってしまった。
 カラーインク無くとも黒だけで宛名は印刷できる・・・、と思いきや、カラーインク入れないと動かないゾ、とプリンターがダダをこねてしまった。

 インク買いに行くのかあ・・・。面倒くせえ・・・。
 ここでかなり萎えた。初萎え。
 これまでの時間、印字の位置調整にかなりのエネルギーを費やしていた。なぜか今使っているソフトは1年経つと昨年の状態が保存されていない。この時点で今年初激怒に次ぐ激怒を重ね、ようやっと本番印字までこぎつけたとこなのである。
 インク売ってる店は確かに自転車で行ける範囲内にはあるが・・・。
 財布を確認。
 絶句。初絶句。
 千何ぼしか入ってない。生活費を犠牲にしてまでインクを買う気までは、さすがに無い。初さすがに無い。

 仕方なくとりあえず金をおろしに行く。
 ATMはどこに行っても「4日からだよ」と拒絶される。撤退。初撤退。
 結局宛名は手書きにした。インクジェット紙のハガキ、非有効活用。初非有効活用。宛名はどうやら最初から手書きになる運命だったようだ。

 ヤフーのニュースを見ていたらモー娘加護・辻コンビ卒業のニュース。初ビックリ。

 話は変わります。
 今年の初夢を振返る。
 内容思い出せず。
 思い出せない=印象に無い=特に重要な夢のお告げは無い=今年は大した事は起こらない=平穏無事・・・左記の図式にて無理矢理自己安心させたのでした。
 「2004.1.2(金)」晴・抱負、極ささやかな。

 今回の年末年始のテレビの特番は、いつになくお笑いのネタ番組が多いようにも見受けられる。
 勿論笑い好きの僕にとっては好都合だ。
 新聞のラテ欄を見ながら見たい番組に印をつけていく。
 同じ時間帯、横並びで印がザッとつく時間帯が出てくる。

 カブって見れねえよっ!。

 特番と言えば長い。平均2時間くらいだ。
 元旦にやったモー娘とウンナンのやつなんか6時間、2時間テープを3倍モードにして1本分である。
 僕としては録画してユックリ見たい。
 だがこのペースでお笑い特番を録画すると、正月だけで年間録画量の何割かに匹敵するくらいの未鑑賞録画テープが溜まってしまう恐れがある。

 撮りすぎて見れねえよっ!。

 ところで今ちょっとしたお笑いブームらしい。
 僕も、今年も引き続き新宿のルミネに吉本のライブを精力的に見に行くつもりだ。
 でもいつも一人なので、今年くらいはカワイイネエチャンでも引き連れて行ってみたいもんだ。「カワイイ」な。
 これがささやかな今年の抱負だ。

 ん?世情は厳しいに何を小市民じみた呑気なこと言っとるかと?。
 だから、いつも目標が壮大すぎるから今年はハードルを極々低くしたんよ。
 ん?おどれにゃ高いハードルじゃと?。
 んじゃいいわい、「カワイイ」とって「ネエチャン」だけにするわ。
 ん?、まだ高い?。
 んじゃ、「ニイチャン」ならエエんかい。なんなら「カワイイ」付けてな。

 ・・・って、抱負じゃねえよっ!。
 「2004.1.1(木)」晴・朝への憧れ

 上京してから早20年以上、一人暮らしも長いせいかスッカリ夜型の生活に慣れてしまった。
 そのため会社の始業などは遅ければ遅いほどいいし、休日に予定があれば、なるべく遅い時間から開始するほうが楽だった。

 ところが40過ぎた頃からだろうか、自分の心境が少しづつ変化してきたのである。
 今現在も生活リズムは依然として夜型と言った方がいい。
 只睡眠時間が年を取って短くなってきたこともあるのだろうか、少しづつ朝、もしくは午前中に何かを始めたい、という欲求が出て来たのである。
 特に休日でプライベートな時間にできるものに対して、そう思う気持ちが強くなって来た。

 小さい頃は早起きするのが普通だった。
 今でも少年の頃を回想した時に、午前中にしたことのイメージが、自分の中で良いイメージとして残っている。
 そんな少年時代への回帰の気持ちもあるのかもしれない。

 朝の輝く瑞々しい気の中で、事を始めたい・・・。
 旅への出発、大切な人との出会い・・・、それらを午前中の済んだ空気の中で行いたい、そんな気持ちが徐々に芽生え初めて来ているのに気づいた。
 朝の清浄な気の中で受ける印象を、自分の中に蓄積することの重要さに、やっと最近気づき始めたのである。

 以前カッチャン(勝俣邦和)がテレビで”デートは早朝する”と言ってたのを聞いて、僕は全く異論が無かった。むしろ僕もそうしたいくらいだと思った。
 それだけ朝や午前中何かをすることの素晴らしさを、今まで忘れており、今それに飢えている自分に気づき始めたところなのである。
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