Monologue2003-36 (2003.8.16〜2003.8.22)
 「2003.8.22(金)」曇時々晴・要注意

 昔、男性と女性の先輩と話をしていた時、その先輩達が以前付き合ってたということを知らずに、男の先輩に向かって「〜さん、○○ちゃんとは最近会ってるんすかー?」などと、当時その先輩と噂があった別な女性の話題を振ってしまったことがあった。
 その先輩達が、そのすぐ後で口論みたいな感じになってしまい、なんか悪いこと言っちゃったかなオレ?と当時は軽く考えていたが、後に実情を知り文字通り自分が「悪いこと言っちゃった」ことを知り、超恥ずかしい思いをした。
 いや、あれは20年くらい前のことだけど、今でも思い出すと決まりが悪い。
 男女がいる席で、色恋沙汰の話・噂をする時は、よほど注意したほうが良い。ウッカリすると、その場の中に当事者がいたりすることが結構あるからな。
 「2003.8.21(木)」曇・好きな人のなら

 今日も、さあ寝ようと思ったら、昼間タイマーで洗濯してたのに気づいた。忘れてた!。干すの!。
 あ〜あ、本当寝る前の洗濯干しは、かなりのストレスじゃよ、全く。

 好きな人の着るもの洗うんだったら、洗濯も楽しいんだろうな、きっと。
 僕だって、カワイイネエチャンの汚れ物なら進んで洗っちゃうよ。特に下着類大歓迎。
 これだったら毎日洗濯でも構わんな。洗濯する為に残業しないで早く帰って来たりして。洗う前に下着の匂い嗅ぎまくっちゃうな、絶対。で一回頭から被って、裏返して、も一回頭から被る。その後、軽く揉んで・・・・ん?、変態?。
 ありゃ、めっかっちゃったっ。
 「2003.8.20(水)」曇・早い、梅雨い。

 東京は梅雨ですな。こりゃ。
 このオカシナ感じは、僕が厄年だから多分世界が僕に合わせてくれてるんだろうな、きっと。ある意味VIP待遇。いいんだよー、そんなに僕に気を使わなくてもー。どうせ使うんなら、カワイイネエチャンか現金持ってきて。

 広末涼子は年をとると高橋恵子みたいになるかな?。スキャンダラスな感じも似てたし。
 SAYAKAってかわいいね。やっぱり。松田聖子の真似やらせるとイイわ。
 それにしてもウカウカしてると、今にモー娘の誰かの子供が芸能界デビュー・・・なんてな時代がすぐにやってきちゃうんでしょうな。やれやれ、早い早い。
 「2003.8.19(火)」曇たまに雨・モテナイ

 「モテナイ独身中年」っていうのを翻訳サイトで英訳してみた。
 The single middle age which it cannot have
 だと。
 そうそう僕は、力が無いから漬け物石なんか持てないんだよね・・・って、オイッ!。

 いろいろ試してみたけど、どうもこれってのがなかなか無かった。強いて言えば下記の2例かあ。
 The single middle age which is not praised by the woman
 The unpopular single middle age
 いずれにしろ英語にすると、本当にモテナイっていうか、公式的社会的にモテナイって感じするな。
 こう考えると「もてない」って、哀しさが滲み出てる言葉だね。

 蛇足ですが「翻訳サイト(ほんやくさいと)」を漢字変換したら、最初こうなりました。
 本屋臭いと。
 「2003.8.18(月)」曇たまに雨・異邦人

 ZARDがB'Zの松本孝弘と、久保田早紀の往年の大ヒット「異邦人」をカバーするらしいね。テレビでCMやっててちょっと驚き。僕らの世代には懐かしい曲だよ。
 しかし、ZARDがB'Zに、て・・・。ZARDがB'ZにJOESにBOZEのSPEAKER。
 手抜きやなあ〜。今日の日記。ははは。
 「2003.8.17(日)」小雨・猟奇的な彼女

 東京は長雨になってしまった。こんな日は家で映画でも見るには丁度具合が良い。
 そこで友人に「騙されたと思って見ろ」と言われていた「猟奇的な彼女」をレンタルしてきた。

 最初はバカ男とバカ女のオトボケ青春ラブコメディのような印象で始まった。
 ところが、映画が進むにつれ、主演の男女二人の関係が次第に純化し深化していき、映画としてのドラマ性も高まると、いつしか引き込まれていってしまった。
 後半ではなぜ猟奇的になっているのかが次第に明かされていき、単なるラブストーリーに陰影をつけてくれる。
 この映画の原作は韓国のインターネットで話題になった実話に基づいた小説だそうだ。映画化に際しては原作に更に「延長戦」の部分が付け加えられるなど一層ドラマ性を帯びた色づけがなされたらしい。

 恋愛の形は、人それぞれ千差万別である故、この映画での主人公達の設定には違和感を覚える人もいるだろう。しかし、人間関係において大事なもの、傷を癒すものは、いつでも愛なのだ、ということを、この映画でも感じることはできる。
 人の傷というのも千差万別である。ここではそれが女性の猟奇的な行動という形を取ったモチーフとして表現される。それに翻弄されつつも、暖かく彼女を見守っていく男性キョヌ。
 このプラトニックな二人が、最終的には結ばれてほしいと思うのだが、例によって、又チグハグになり擦れ違ってしまい・・・。

 それからこの映画では、もう一点重要なテーマが読み取れる。それは運命的な出会い、ということだろう。
 ラスト近くの、木に纏わる感動的なシーンの中で、一人の老男性に語らせる”運命というものは努力した人に偶然という掛け橋を与えてくれる”というやや説教染みてはいるものの、全てを象徴したセリフにも、それは現れている。努力、と言うと堅いので、ここでは愛、という言葉に置き換えれば良いだろう。
 「運命的」という言葉が出てくる為、ラストシーンを予測する視聴者も多いようで、その為か何度か揺さぶりをかけるような演出もあり、普通のラブストーリーで考えるとあざとすぎると思われる点も、コメディタッチの風味がある為嫌みにはならない。この辺は良く練ったと思う。
 「運命的」という言葉に懐疑的な人は、この映画は良く仕掛けが出来た創作のように感じるかもしれない。しかし、この映画よりも、もっと偶然に満ちた出会いを、我々一般人でも体験することはできるのである。我々はそれが恋愛ドラマで無い為「ことの重大性」に気づいていないか、もしくはまだ起っていないだけなのだろう。映画というものは得てして、我々の日常を(この場合「偶然的必然」)をわかりやすく脚色し、おとぎ話にしてくれるものだ。

 理屈は抜きにしても、何より見終った後、非常に心温まるものを感じ、爽快感と希望を与えられたような気分になった。これは僕の映画を評価する上での重要な要素である。
 レンタルは早く返却して、今度は自分でDVDを買いに行こうと思っているのである。

 「2003.8.16(土)」雨・ルミネザ日記復旧編

 雨未だ止まず。近所の山肌より白霧などの立ち上り、さながら深山幽谷の趣すら呈す。
 雨中新宿に出向き例の如く吉本観劇す。

 先週客の入り少なければ、今週も同じならむと思いしが、若干増えたり。8〜9割程度なり。盆休みの娯楽には程良きかな。只、先週に引き続き、会場の空気やや沈鬱たり。大爆笑も起これど、そのテンション維持するは、なかなか至難の技にて、芸人にも苦労の跡見えたり。
 前半ネタ、ラインナップは、Bコース、あべこうじ、千鳥、2丁拳銃、水玉れっぷう隊、オール阪神・巨人 。
 後半新喜劇(木村祐一、大山英雄、千原兄弟、リットン調査団、宮川大輔、平畠啓史、COWCOW、森三中、本田みずほ、山根木夏花)。

 今日はネタ自体の出来よりも、会場のテンション維持に芸人の力見える点ぞ興味深し。その点においては2丁拳銃優れたり。されど更に優れたるはオール阪神・巨人なり。流石ベテランの腕と、改めてその実力を思い知る。
 先週ネタ祭りと称し、新喜劇あらず。後半新喜劇あるは、心落ち着く感じぞする。

 余、先週も今週も通路側の席にて、先週は男性隣席なりしが、今週は若き女性になりて、常の水準に戻りたり。やはり女性の笑う声、いと心慰む。

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