Monologue2003-17 (2003.4.6〜2003.4.11)

 「2003.4.11(金)」曇・願い

  ここのところの海外のいろんな問題や、日本人の海外での活躍などで、日本人の意識も益々インターナショナルになってきてるだろうね。
 これからは世界の難問は、世界中の人々が知恵を出し合って解決していく、そんな傾向がもっともっと強まるといいと思うよ。それだけ情報化社会も成熟してきただろうし。もう国同士でいがみ合ってる場合じゃないよ。

 明日から、2・3日この日記欄はお休みです。
 自分探しの旅に出ます・・・。
 ま、本当はモー娘探し。
 天気が良ければ吉野の桜を一目見てみたいけどね。


 「2003.4.10(木)」晴・進展

  ちょっと寒いね。
 イラク戦争がようやく先が見えてきたようだね。
 いろいろ犠牲も出て、まだいろいろと問題もあるみたいだけど、とりあえず武力行使は収束に向かっているようなので何よりだよ。

 僕自身の人生の混迷と不安定も、これに乗じて収束に向かってくれるといいんだが、などと願いたい今日この頃だよ。

 無力な僕らが出来る最大で最良のことは、怒りや、一時的な衝動では無く、愛をもって出会う人に接することだね。どんな時も。


 「2003.4.9(水)」晴・戯言

  吉本の木村祐一のネタだけど、確かにあのリポビタンDのCMって変だね。
 いつも何か危機的状況があって、それでファイトーッ!、一っぱーつッ!の後に、おいしそうにリポビタンD飲むパターン。
 危険だったら先に飲んどけっ!ちゅう話だよね。肉体疲労時の栄養補給だからいいっちゃあいいのかもしれないけど、じゃファイト一発って何?ちゅう話だよね。
 ま、いいか、どうでも。


 「2003.4.8(火)」雨・恋の感じ?

  グリコプリッツのCMを見て「あややがパープルじゃん!(注1)」と二重に喜んでいるのは僕らオジサンだけなのでしょうか。

 この間出た松浦亜弥の「アロハロ!」ってDVDは、予想以上に良かったなあ。特にフラダンスの講習のシーンが良かった。
 それから終始あややもボルテージも上がってるようで、時にチョットうるさく鬱陶しいくらいの元気がある。そのエネルギー余剰感が、何かずっと昔の少年時代に忘れてしまったような感覚・・・少年時代女の子と喋りすぎて疲れるくらい楽しく喋ったようなこと・・・を僕に思い出させてくれて、これは思いがけない収穫だったよ。

 今は無いねえ、こんな感覚。
 今は女性と喋る時も、相手の言うことを一応ちゃんと聞いて、常に会話をどう進めるか考えながら、時には間を図りながら会話してる。及ばずながら相手のことを考えながら会話したりしている。これはこれでいいんだけどね。
 子供の頃は、こっちも相手も好き勝手に喋って、会話しながら相手のことを考えるなんて暇は無かったよ。それでもそのやりとり自体が楽しくて、それで全然オーケーで、いつの間にか時間が過ぎてたもんだよ。

 注1)意訳すると「松浦亜弥がディープパープルの曲(スモークオンザウォーター)をやってるよっ!」。


 「2003.4.7(月)」晴・M2の苦悩

  フジの”はねとび”こと「はねるのとびら」が月曜深夜にレギュラー番組化したみたい。ドランクドラゴン塚地の一発ギャグは笑えますな、これ。
 月曜の深夜は、日テレでは「爆笑問題のススメ」、テレ朝では「内村プロデュース」や、今日開始した雨上がり決死隊の「アメトーク」と、こりゃ、どうも忙しすぎる。
 更に、フジは先程の「はねるのとびら」から、さまあ〜ずの「SDM発!」なんてのも始まり、僕も全ての番組対応できるかわからん。しかもこの2つの間に挟まった、鶴瓶の「ミライ」も結構面白かったときてると本当どうしましょ、です。ちなみに今日の1回目のゲストは森喜郎元首相。

 僕らの世代はテレビ視聴者のパターン分けだと「M2」というらしい。
 M2は、最もテレビを見ない層で、どうしたらいいか局側も対応には苦慮してるらしい。
 それで勢いM2の好みそうな番組って、深夜やNHKのBSとかに行ってしまってるらしいんだよね。
 民放のゴールデンは主婦や子供向け。
 あーあ、オジサンは、ここでも除け者扱いですか。
 でもデジタル放送がもっと浸透してくると、この勢力図みたいなのは大分変わってくるだろうね。

 ここ最近清水ゆみちゃんの出ているサッポロビールの丸福茶のCMを良く見かける。「チェッチェッコリッ・・・」ってやつ。向かって左のロングヘアの方。ちなみにもう一人は井元由香嬢。こっちもいいけどね。
 この清水嬢は、今日のNHK教育「中国語会話」にも出演するらしい。
 インターネットでオフィシャルサイトも出来たようで、これからの活躍に期待だね。

 最近テレビの子供向けのヒーローものに、若手男優を起用してママさんのウケを狙ってるようだが、NHKも深夜の語学番組などに若手女性なんかを起用して、我々モテナイ独身オジサンのウケを狙ってる感を出してきてる。勿論いい傾向です。
 NHKは、あと朝ドラに平田裕香ちゃんを起用してくれれば言うことない。


 「2003.4.6(日)」晴・wanderin'

 僕の夢の一つ。変な夢と思わないでね。江戸以前の東京を見てみたいという夢。

 今日、久しぶりに埼玉高速線の新井宿近辺などを歩いた。
 この辺の地形は台地地形で起伏に富んでいる。
 まだまだ緑も多少残ってる。
 もしかしたら、昔の東京の面影があるのかな、とふと歩いていて思った。
 新井宿の近くは谷のような地形もあって、渋谷など、こんな感じだったのかな?と思わせてくれる。
 この辺りは、最初旧鎌倉街道が通ってるということで訪れた場所なんだけれど、思いがけず僕の夢を少ーしばかりだけ叶えてくれることになった、最近はそれで少し楽しみが増えた。
 願わくば乱開発の及ばぬことを・・・。

 散策時のウォークマンのBGMに、桑田佳祐の「遠い街角」という曲は、とても良い。ピッタリ合ってる。
 気がつけば随分昔になっちゃったけど、10年以上前に桑田氏が出したソロアルバム「Keisuke Kuwata」に入ってる。
 サビの「Oh the wanderin' street〜」ってとこがスゴクいい。ピッタリ。
 「夢の oh oh 迷い道 the time has gone いつまでも 心に」

 この曲を聴きながら歩いていると、こう時間を越えて何かが沸き上がってくるような気になる。
 何かは良くわからない。
 でも皆音楽と共に青い空に溶けて消えていく。

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