Monologue2003-13 (2003.3.18〜2003.3.24)
 「2003.3.24(月)」晴後曇後雨・全裸新体操

 ソフトオンデマンドのAV最新作「全裸新体操」届いちゃいました。
 こういうの通販で購入してる40才の僕って、気持ち悪いですか?。
 ああ、気持ち悪いで結構じゃっ!。それより「全裸新体操」見れた方がいいもんねえ!だ。

 内容はね、さすが経験者の演技だけあって、スタイルとかパフォーマンスとか申し分ないよ。
 ちょっと残念なのは、素顔出せないから終始覆面なんだよね。あと勿論モザイクも。
 AVファンにとって、このモザイクってやつあ、永遠のライバルだね。江川と掛布みたいな。
 ん?、例えが今イチはまってないって?。
 じゃ、前川晃と須藤省三。
 ん?、誰それ?って。
 え?、知らないの?。
 ほら、三丁目の角の信号右手に曲がったところにある、乾物屋の舎弟の・・・。
 すみません。言うに事欠いて出まかせました。
 わーい。
 これで結構行数稼げたかな。
 遅い時間に日記ネタ考えるの、割とキツイっすよね。

 「2003.3.23(日)」晴・”旅の仲間”観たよ

 WOWWOWで「ロード・オブ・ザ・リング〜旅の仲間」やってたのを観たけど、結構面白いね、これ。
 3時間テンション下がらなかったし、TVゲームのRPG(ロールプレイング)的なワクワク感もあって、確かに続きを観たくなるよ。劇場だったら、もっと迫力あっただろうな。現在上映中の第二部の「二つの塔」観にいってみようかな。

 そういえば今、昔の洋画のDVDが廉価で沢山出てるね。ちょうどいい機会だから、VHSで持ってるやつの幾つかをDVD版に変えてみたよ。
 こうして古いVHSを今の録画用に潰せるようにして、新しいブランクのVHSを、これ以上買って増やさないようにする為なんだけどね。
 ちなみに今回買ったのは「燃えよドラゴン」「アパートの鍵貸します」「2001年宇宙の旅」「アニーホール」。
 「小さな恋のメロディ」のDVD欲しいんだけどな。でも今はどうも見つからないから、まだ出てないのかな?。ま、その内出るよね、きっと。

 「2003.3.22(土)」曇・恋におちたら

 ビートルズ初期の隠れた名曲「恋におちたら(If I fell):”A Hard day's night”収録」。ジョン・レノンの作品。
 この曲の魅力は、まずその瑞々しさに溢れた切ないメロディにある。
 コーラスをつけているのは、ポールマッカートニー。
 このジョンとポールの若々しい二重唱も、たまらなく切なく印象的だ。

 この曲では、ジャズで言うところの「ヴァース」にあたるような導入部分がある。
 「If I fell」のキーはD、すなわちニ長調だけど、この導入部は、なんとそれよりも半音上の、D#m、すなわち嬰二短調という、ちょっと変わったコードから始まる。当然曲は嬰二短調だと思いながら聴いてしまう。
 ところが、ここからがジョンの才気溢れるところで、巧みに半音づつベース音を下げながら(これは二度繰り返す)、結局最終的に、D(ニ長)に行き着くよう、Em ---> A7(”〜just holding hands”の部分)を挟んで、転調を完結させてしまう。
 この凝った導入部が花を咲かせるのは最初の部分だけで、曲の本部において再現されることは無い。

 こんな技巧的な曲でありながら、それを全く感じさせず、むしろ親しみあるメロディーとして違和感無く受け入れさせているのは、ジョンの才能によるものであろう。
 もし幸運にもこの曲に巡り合えた人は試しに、この「If I fell」の導入部を歌ってみるといい。
 たぶんほとんどの人は音がとれなくて外してしまうに違いない。
 なんて、もどかしくやるせない歌だと思ってしまうに違いない。

 でもその”もどかしさ・やるせなさ”こそ、実は、この曲の最大の魅力を象徴しているのだ。
 この曲は数あるビートルズの名曲の中でも、僕が殊に愛する楽曲でもある。
 ここには、若さの持つ未熟さ、そして美しさがある。

 「2003.3.21(金)」晴・残念2

 アメリカはイラクに行っている余裕があるんだったら、是非ともビデ倫に武力で圧力をかけ、徹底的なモザイク解除を促してほしい。武力で解決できるなら是非そうしてほしい。

 今回でわかったことだけど、戦争って一部の権力者の独断で、国民の意志は全く無視されて始まるんだね。
 たぶん今までもずっとそうだったんだよね、きっと。

 昔TBSの「8時だよ全員集合」が、俗悪番組として見ちゃいけないって言われたことがあった。
 僕は、ずっと見てたけど、今になって思うと、子供に悪影響なんてあったのかな?って思う。
 見ちゃいけないって言われても、「8時だよ全員集合」のどこがどう影響が悪いのか、子供たちにハッキリはわからなかったよ。
 それよりも、ハッキリした合理的な理由も明示しないまま、勝手な判断で、出る釘は打て、みたいな何でも抑圧・規制しようとする沈鬱な社会の姿勢の方が、子供によっぽど暗い影を落としていたような気がするよ。
 戦争が避けられないなら、それでも仕方無い。でもそれならなぜ平和的解決がダメなのか、ハッキリ僕らが納得いく理由を明示してほしいよね。

 戦争で人の命を奪う権利は無いって誰かが言ってたけど、それは確かにそうだよね。
 命を奪う権利なんて無いのは当然だし、命を奪わないまでも戦争は、その人の人生に大きなダメージを与えるんだよ。
 無力な一般人が、そのダメージを回復するのは至難の技だよ。あとで国が面倒見てくれるわけでも無いし、誰も構っちゃくれないよ。全部自分で挽回するんだよ。その人1代で挽回できればラッキーだけど、下手したら何世代にも渡って挽回に相当なエネルギーを費やさなくちゃいけないんだよね。
 他人の人生、家族、一族の運命を、そんな風に翻弄してしまう権利なんて、どこの誰にもあるわきゃないよ。それを犠牲っていう一言で片づける為政者の姿勢は、「8時だよ全員集合」の足元にすら及ぶのかよ、って思うよね。

 為政者の判断が正しいなんて今すぐはわからない。
 でも、もしかしたら為政者の判断なんて、所詮モザイク入れろ、「8時だよ全員集合」見るな、みたいなもんかもしれないよ。
 政策の結果云々よりも、その独断的で威圧的な態度のほうが、人類によっぽど暗い影を落としているよね。

 やれやれ、ちょっと今日は熱くなりすぎましたかな。悪と呼ばれるものに対して怒りを抱くこと、これはジェダイとしてはやってはいけないことなのだ。

 「2003.3.20(木)」晴・残念

 ついに始まっちゃったね。イラク攻撃。
 今の僕にできるのは、とりあえず良い結果をイメージすることくらいだよ。自分のことでも一杯一杯だしね。
 もし今回の事態が人類の歴史にとって、運命的な出来事だったとしたら、いろいろそこから学ばなくちゃいけないね。どんな結果が生じようとも、そこに発展的な意義を見いだすしかないよ。
 只今回は、日本でも今までに増して結構多くの人に世界平和について真剣に考える機会を与えてくれたんじゃないかな。
 そういえば昨日の朝日新聞の夕刊に、「アルケミスト」などの著書で知られるパウロ・コエーリョ氏が、とても啓示的な文章を載せていたよ。”ありがとう、ブッシュ大統領”なんていう風に表面的には、ちょっと皮肉めいた調子で書かれたものだけど、そこには今の事態を為す術もなく見守るだけしかできない、僕らのような人間が考えるべきことが、いろいろ述べられていた。ちょっと本文はここには載せられないのが残念。

 為政者たちの顛末を見てると、息苦しくて、そこには愛が全然感じられない無いよね。
 絶望、不信、怒り、打算・・・。
 でもこれらは、歴史的な根も深いし、そこには僕らが実情を知ったら致し方ない、きっと僕らが当事者だったら、同じようにしていただろう事実もあるかもしれないよね。
 やれやれ、愛が世界中の人々に行き届くのは一体いつのことやら。

 「2003.3.19(水)」晴・特に影響無し

 僕みたいな世界的アーチスト(自称)になると、作曲とかもやっちゃうわけ。チョチョイノチョイって。
 もう今まで数多くの曲を作曲してきて、そうねえ、あんまり多くてわかんないけど、たぶん片手では数え切れないくらい?(一桁じゃねえかよッ!)。
 えっ?、代表曲?。
 そりゃもうみんなも良く知ってる曲。題名はイエスタデイ。
 えっ?。ビートルズの曲に同じ曲があるって?。
 ビートルズって、ジャニーズの新人?。そっちが真似したんじゃない?。
 どういう曲かって?。ほら”イエスタデイー、ホンチャンハンチャン、ヘンチャン、ハリャリー〜♪”。

 ま、そんなアーチストな僕ですけど、作曲はもっぱらパソコンでやってます。
 OpcodeってとこのEZ VISION ていうソフト使ってます。
 先週金曜にマッキントッシュのOSを8.1から9に上げたんだけど、そうしたらEZ VISION動かなくなっちゃった。はっはっは。
 EZ VISIONもバージョンアップしようと思って、ホームページ探したらOpcode自体1999年にナンチャラカンチャラっていう会社に買収されて、EZ VISIONの開発は辞めちゃったみたい。はっはっは(いかにEZ VISION使ってねえか、バレバレじゃん)。

 と、言うわけで、どういうわけじゃいっ!、てな感じで、これでアーチストの僕は作曲ができなくなりました(最初からロクにしてねえよ)。
 明日からは、作曲は諦めて錯覚、いや違った、・・・、薬局、・・・じゃなくて、結局、放送局、なんでやねん!・・・で、頑張ろうと思います(で、頑張ろう、じゃねえよっ!)。

 「2003.3.18(火)」曇一時晴後雨・セット完了

 ソフトオンデマンドの3月20発売の新作。
 「全裸新体操」。
 「全裸」+「新体操」。
 ビビビビーン(アンテナが即反応した音)。
 いかで買わぬか。訳:どうして買わないことがあろうか。いや買う。
 ソフトオンデマンドのおかげで「全裸」という単語に異常に敏感になってしまった。

 僕はね、愛の人を目指してるわけですよ。究極的に。人類愛。神の愛。
 だから自分の波長も常に愛に持ってきたいわけ。
 でも今どっちかつーと、波長は全裸方向。全裸波長。
 全裸だとすぐ合う。波長が。
 寝ても醒めても全裸。全裸新体操。
 全裸全裸全裸。

 僕はね、いろんな壮大な、人類的な夢なんか抱いてるわけ。これでも。一応。
 でも今どっちかつーと、どっちかつーと、夢は、全裸ホカ弁店員とか、全裸スーパレジとか、全裸通勤女性とか、全裸保育園とか、全裸モー娘とか、そういうのが夢想されちゃってくるわけ。
 僕は全然そうしたくないんだよ。愛ですよ。やっぱ。目指すところは。
 でもね、合っちゃうんだよ。どーしても。波長が。全裸に。

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