Monologue2002-50 (2002.11.1〜2002.11.7)
 「2002.11.7(木)」晴・アルタCM

 「笑っていいとも」でやってたけど、新宿のアルタのアルタビジョンに15秒スポットCMを流すとお値段が1万円だそうだ。
 これ位だったらいろいろと使えるかもね。デートとかイベントや記念日とか。

 「2002.11.6(水)」晴・マコちゃん

 ドラゴンボールZのテレビシリーズのDVDが来年発売されるそうだ。25枚セット。欲しいけど高そうだね・・・。

 最近はアニメの名作が復刻DVDで次々と発売されてるようだ。僕も思わず欲しくなりそうなのが沢山ある。
 まだ発売はされてないけど「魔法のマコちゃん」てのもDVDあったら欲しいな。お恥ずかしながら主人公のマコちゃんに恋心に似たような切ない気持ちを覚えた記憶がある懐かしいアニメだ・・・ん?、知らないって?。
 確かに僕が小学生の時だから30年位前のアニメなんだな、これが。
 言った自分もその古さに改めてビックリな今日此の頃だ。

 「2002.11.5(火)」晴・姉上の御友人

 中学時代、友人の家に遊びに行くと、なかには姉上のいる家もあった。
 当時は僕も何も分からないボンクラ坊主だったので、たまに友人と一緒にレコードか何かを取りに入らせてもらった姉上の部屋のベッドの上に、下着が無造作に投げ棄てられてあるのを見ても、そんなもんか、くらいにしか思わなかった記憶がある。今だったら手に取って克明に調査しちゃうんだけどな(ただのスケベオヤジだよ)。

 僕と友人が部屋で遊んでいると、姉上様が御友人を連れて部屋に入って来た時もあった。
 随分昔のことなのに、今でも強く印象に残っているが、姉上様達は当時既に立派な(?)女子高生であった。地元の女子校の学生服を着用に及んでいた。
 姉上の御友人が、たぶんイタイケナ少年達をからかおうと思ったのだろう、僕等を見かけるなり静岡弁で、友人の姉上にこんなことをおっしゃった。
 「この子っちも、オ○ニーしてるだかしんねえっ!(訳:この少年達も(我々と同年代の青年達と同様に、もしくは私達と同様に)自慰の習慣があるのでしょうか?)」
 当時は僕も何も分からないボンクラ坊主だったので、友人と顔を見あわせヘラヘラしていたのであるが、姉上の御友人の艶めかしい感じを本能的に感知したのか、なんとなくこの話題もっと続けて拡げて欲しい欲求が胸を渦巻いてくるのがわかった。

 しかし友人の姉上が、すぐに遮った。
 「ちょっとおー、やめなよー!」。
 友人の姉上にしてみれば、自分の弟を交えての下ネタ話など考えられないことだったのであろう。
 たぶん僕の友人も姉の前で、そんな話はできなかったに違いない。

 姉上は、さあ行った行った、みたいに御友人を急きたてつつ、お二人とも去って行った。
 あとに残された僕と友人は、何事も無かったかのように、前の話題を続けるのであった。

 あの時のことを今思い出すと、なぜか僕は損をしたような気になってしまうのである。
 あの席で不都合があったのは、友人の姉弟である。僕等は部外者だ。だからできれば姉上の御友人と二人だけで、ご質問の件について改めて膝突き合わせ語りあいたかったくらいである。
 只僕も当時は、この下町の2階の四畳半の部屋で起った出来事が持つ淫猥さを、潜在意識では気づいていても、それほどハッキリ意識することができなかった。
 年下の僕等を見て、自慰の様を想像したであろう姉上の御友人、日常的に自慰などの性的な話題に興味がおありだったと思われる姉上の御友人、そして何よりも若々しく健康的な色気を発散させていた姉上の御友人・・・(結局姉上の御友人に未練があるみたいね)。今思えば少年の世界に突然大人の卑猥な世界が侵略して来た瞬間であった。きっと今だったらもっとうまい展開を幾らでも考えつくのだがな・・・。

 そう、それで、どうもあの時のことを今思い出すと、せっかく合コンで盛り上がりかけたのに、帰ります、と言って帰られちゃったみたいな、そんな不完全燃焼感が僕の中に残ってしまったような気がするのである。
 以来これがトラウマになって、僕は合コンに励むようになった、のだ、とさ(そこへもってくんのかいっ!)。

 「2002.11.3(日)」晴・新しい服を買いに行こう

 好きな人に会う為の新しい服を買いに行くことは、男性にとっても心弾む買い物だ。
 ま、僕の場合随分ご無沙汰だけどね。
 秋から冬にかけての少し肌寒いこの時期、空気が澄み夕焼けが奇麗になるこの時期、街の洋服屋のショウウインドウに並ぶ色とりどりの洋服を見ていると、僕のような孤高の独身隠遁者(?)でも、恋の気分というのを、たまには味わってみたいもんだと思う。

 若い頃は、恋が人生の目的、みたいな、恋が全てを解決してくれる、みたいな、恋愛に非常に重きを置いた価値観を持っていたような気がする。
 さすがに今はそんなことは思わなくなったが、先日フジの「ごきげんよう」で山本寛斎氏が良いことを言っていた。
 それは「人を好きになることは絶対に正しいことだ」ということだ。
 僕は成る程な、と思った。

 男女を問わず、人間は究極的にはお互いがそれぞれを好きになれたら、世界中の人が皆、皆を好きになったら、それが地球人の究極の理想の姿なのでは無いか。
 だから恋愛と言うのは、きっとその「正しいこと」に近づく為の第一歩なのだろう。
 僕としては、できれば”好きになる”、だけでなく、自然に”好かれる”ように心がけたいもんである。
 ん?、だったらまず部屋を掃除しろって?。ううっ・・・そ、そ、それはチョット、つーか、かなり難しいッス・・・。

 「2002.11.2(土)」晴時々曇・不惑たるには

 本日めでたく40を迎えることができた。
 今日は天気もまずまずだった。僕の不惑の始まりは至って平凡に過ぎていった。

 僕は自分の誕生日が割に気に入っている。理由は簡単、翌日が必ず休日だからだ。
 今年は運良く当日も休日であった。

 もし仮に前世・過去生と言うものがあるのであったら、どんなものだったのか是非知りたい。
 未だ理解し得ない今世で生じる不可解な障害が、前世に原因のあることなのか?、どうしても確認したい。
 しかし人は容易には自分の前世を知り得ない。
 たぶんこれは神の粋な取り計らい、というやつなのだろう。

 今まで何回も繰り返して来た転生の中には、良い転生ばかりでは無かったはずだ。勿論好ましく無い転生もあっただろう。思い出すも悲惨な時代もあっただろう。いやきっと失敗の連続だったと言った方がいいのかもしれない。
 ある時は悲惨な最期、ある時は不治の病、ある時は種族の長、ある時は惨めな奴隷、ある時は孤独な放浪者、ある時は男性、ある時は女性、ある時は子供で終わり、ある時は老人で終える・・・。

 それを、明日の生活にも脅えているような小心者が、又再び克明に全てを思い出すことになってしまったとしたら、今世は混乱の極に至り、生きる道を見失ってしまうかもしれない。今世を放棄してしまうかもしれない。それを避ける為に神は前世を簡単には思い出せないよう封印しているのだろう。

 前世を知り得るには、それ相応に精神が鍛錬され、あるレベルに達していないといけないのかもしれない。
 過去生にあった自分の幸も不幸も全てあるがままに受け入れ、認識でき、それでいてそれらに心動かされない。尚且つそこから今世への教訓を平常心で読み取ることができる。
 これはもう達人の域だ。まさにそう、不惑なのだ。

 自分の過去生だけでも膨大な情報量であろう。そこには善も悪も聖も俗も全てが記録されている。
 ましてや他人の前世ともなれば、想像を越える世界が展開される。
 それを、その膨大な情報を混乱無く認識し、処理し得るには、もう相当強い精神力が要求されるだろう。
 コンピューター用語で言えば、優れたCPUと膨大なハードディスクと優れたウイルスチェックのできる環境を備えたものでないと、自分や他人の過去生の膨大な情報を処理することができない、ということになるだろう。

 これは前世に限らず、「霊」でも当てはまるかもしれない。
 例えば映画「シックスセンス」でも描かれていた少年が突き当たった壁だ。少年は最初有りのままに見える世界を受け入れることができずに脅えていた。しかしそれを受け入れたことによって一段成長し、その能力を活かすことができるようになった。
 これは異世界の情報を受け入れる時に、我々の精神力の強さ・安定度を要求されることを暗示した手頃な寓話だ。

 僕は地球が素晴らしいのは、日常の生活には精神の鍛錬に必要な教材が溢れているということだと思う。
 僕等は山に篭って修行するまでも無く、毎日の生活がそのまま精神のコントロールを要求される場だ。
 日常繰り返される悲惨な事件、殺伐とした社会、これらは全て自分の過去生の鏡かもしれない。
 これらに対し動じること無く心穏やかに平常心で接することができた時、人は初めて自分の前世の神秘のベールを取る事ができるのかもしれない。

 そしてそのヴェールを剥がした時に、こう思うかもしれない。
 ”今が1番良いのだ”と。

 「2002.11.1(金)」曇後雨・ご無沙汰でした

 20代の頃はHな夢を頻繁に見ていた記憶がある。しかし最近は随分とご無沙汰であった。
 今朝こんなご無沙汰だったH夢を久々に見た。
 最近は難解で不快な夢ばっかりだ。夢見の良い夢を見たのも久しぶりだ。
 とてもカワイイ女の子が二人ほど登場していた。
 僕の場合だと大体二週間後の状態を象意した夢を見るようだ。それでいくと再来週の週末辺りの出来事か?。
 まず十中八九、飲み会、もしくは夜のオネエチャンの店の夢だろうな。たぶん。

   *   *   *

 さて、CMタイム。 
    僕の高校時代の友人、外山泰三氏がカメラを担当した番組が又々放送されるので是非見てやって下さいね!。

 ★11月3日(日) 22:00〜22:54 
   全国TBS系列放送局「世界ウルルン滞在記」 ”加賀健治がデンマークで王室御用達の銀職人に・・・出会った”

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