Monologue2002-35 (2002.7.28〜2002.7.31)
 「2002.7.31(水)」晴・だから、どうしたんじゃ?

 あれよあれよと言う間に8月ですな。
 今日、陽暦の7月31日は313年前、芭蕉が奥の細道の旅の中、出羽の国の名勝、象潟(きさかた)に赴いた日だそうだ。それが、どうしたってことですが。

 日テレの番組「ティンティンTOWN」でのナッチ(安倍なつみ)、すごく良かったな。歌のオネエサン的感じ、とても合ってるわ。それが、どうしたってことですが。

 ADSL導入で快適な通信ができるようになったのであるが、通信と関係無い作業で処理が遅いと、一瞬アレ?なんで遅えんだ?などと思ってしまう。ややもすると、自分のパソコン自体は何も変わって無いのに、ADSLのおかげでパソコンの性能まで良くなったように錯覚してしまうから、ひどくボケたもんだ。
 それが、どうしたってことですが。

 「2002.7.30(火)」晴・だから天然なのじゃ

 会社でトイレに行き小便をしようと、おもむろにズボンのチャックを開けパンツの中から○○○を取り出そうとしたら、僕の○○○が無かった。

 えっーーっ!。どーゆうことーーーーっ!。ナイッ!。ナイワッ!。アタシの○○○どこいったのようっ!。

 実を言うと○○○が無くなってしまったワケでは無く、いつもあるはずの○○○を取り出す穴がパンツに無かったのである。
 仕方ないので脇から一物を取り出して小用を足した。

 どうにも腑に落ちず、あとでズボンの後ろから手を入れ、尻の辺りをまさぐってみた。
 程なくスッと入れた自分の手が、自分の尻に直接触れる感触があった。あの穴があった。

 どうやら今朝パンツを前後逆に履いて来てしまったようであった。

 「2002.7.29(月)」晴・だから失敗したのじゃ

 スターウォーズシリーズの中でも最も好きなシーンの一つである、惑星ダゴバでの、ジェダイマスター、ヨーダと、ルーク・スカイウォーカーの修行シーンでのセリフ(「帝国の逆襲」より)。

 ルークにフォースを実践で覚えさせようと、沼に沈んでしまったルークの宇宙船をフォースを使って持ち上げさせようとするが、なかなかうまくいかない。ヨーダはルークに固定観念を捨てフォースを信ずるように諭すが、やはり思うようにいかず、ルークは不貞腐れる。
 すると、その場を投げ出そうとするルークを尻目に、ヨーダがフォースで軽々と宇宙船を持ち上げてしまう。そして驚いてヨーダに駆け寄るルークとヨーダの会話。

 ルーク;”信じられない!”
 ヨーダ:”だから失敗したのじゃ・・・”

 「2002.7.28(日)」晴後曇・南武線も又

 南武線は女性客が少なくて、僕も普段はブツブツ文句を言い放しだ。
 とは言え、最初は沿線の景色や駅周辺のホノボノした風景は結構気に入っていた。実は好きな路線だった。東京にもこんなところがあるんだ、と感心したものだ。
 いや、今だって昼間の沿線は相変わらず長閑で嫌いでは無い。この感じは僕がこちらに越して来た10年前とそれ程変わっていない。

 しかし、どうやらこの慣れにし沿線の景色とは、もうすぐお別れしなくてはいけないようだ。
 僕がここを去ると言う訳では無い。
 南武線が自ら姿を変えてしまうのだ。
 最近、この南武線高架化の工事が本格的に始まったようだ。
 駅近辺の店の中にも既に撤去されたものもあり、隣の駅でも臨時ホームが設置された。

 普段はどうでもいいわなどと思っていた南武線のこの沿線の情景も、いざこうしてもうすぐお別れとなると、チョッピリ寂しくなる。もし僕がいずれ稲城から越すようなことがあったら、それはもっと募ってくることだろう。

 とりあえず沿線の今の景色を写真に納めておくことにした。又10数年経った時に、たぶん、どこか別の場所から、この景色を上手に思い出すことができるように。

back to ●Monologue Index
back to●others
back to the top