「2002.5.30(木)」晴・べらぼう
最近「べらぼう」という言葉が、どうも気にかかる。 広辞苑での「べらぼう」は「べらぼう【便乱坊・可坊】寛文(1661〜1673)年間に見世物に出た、全身まっくろで頭がとがり目は赤く丸く、あごは猿のような姿の人間。この見世物から「ばか」「たわけ」の意になったという。:人をののしりあざける時に言う語。ばか。たわけ。あほう。:(「箆棒」の字を当てる)
異常なさま。はなはだしくて、信じがたいさま。」とのことである。
どうやら「べらぼう」は元はと言えば関西芸人の一種のようなものだったらしい。
ま、それもあくまでも想像してみただけなのであるが、一つ感慨深いのは、こうした流行物が300年以上経った時代にも言葉として残っていることである。
ところで「すっとこどっこい」って・・・?。 |
「2002.5.29(水)」晴・シート洗剤
洗濯はしばらく前からシートの洗剤を使っている。
時折スーパーやコンビニなどで、このシート洗剤が置いていない店に出くわしたりすると、このモテナイ独身家事不精エトランゼ、途端に激昂する。
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「2002.5.26(日)」晴後雷雨・かさね
芭蕉の「おくのほそ道」那須の項で、馬を貸りて行く芭蕉一行に、馬の跡をしばらく追って付いてくる少女の話が出てくる。
僕も街道散策や旅の途中で、不意に前を行く愛くるしい少女に出くわす時がある。
旅で見かけるこうした少女達は、きっと天使なのだろう。これは虚言では無く、実際にその巡り合わせ、タイミング、何か不思議なものを感じさせるからなのである。
「かさね」もきっと芭蕉的道祖神だったに違いない。 |