「2002.3.24(日)」晴時々曇・ラクカラチャ
TVから痛く懐かしいメロディが聞こえてきた。CMのBGMのようだ。
小学校の4年から卒業まで鼓笛隊に属していた。モノグサだった僕が良く続いたものだと思う。
「ラ・クカラチャ」の意味など元より全くわからぬ僕等故、必ず誤解しているだろうと思ったのか、当時顧問だったT先生は「ラク・カラチャじゃなくて、ラ・クカラチャだからね」と僕等に言い聞かせていたような記憶がある。 この顧問のT先生は女性で、当時20代だったと思うが、チャキチャキな感じの、元気が有り僕等にはちょっと恐いくらいのイメージの先生だった。
T先生は僕が4年の時から、ずっと顧問であった。
勘の良い方は、御想像がついたかもしれぬが、このT先生とS先生は後に結ばれ結婚した。
僕は何が言いたいのかと言うと、二人の結婚が自分の親達のように極自然のように思われていた為、その経過について全く気がついていなかった、気にも止めていなかった、ということなのである。
良く同じ学校内で先生同士が結婚すると言う話を聞くが、そこに艶めかしいものを持ち込んで考えようとするのは、高校生、まあ早くてせいぜい中学になったくらいからであろう。
よく考えてみれば、二人が結ばれたのは鼓笛隊が縁になったからのことなのである。
もし当時ビデオカメラでも設置していて、鼓笛隊の練習を撮影していたなら、両先生のイチャイチャシーン、ラヴラヴシーンが必ずどこかにあったはずなのである。
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「2002.3.22(金)」曇後雨・夢
雨や嵐の日は人は落ち込んでしまうものだと思っていた。
只雨や嵐の日にこそ人を勇気づけられるような、人に力を与えてやれるような歌を唄ってあげられること、そんなことができたら、それは最も価値のある行為となるだろう。
しかし方向としてはそんな方向を目指したい。こんなことを言うのは些かこそばゆいものであるが、できればいつしか気がついたら自然に嵐の日には人に素敵な歌が歌ってあげられる人になっていたらいいなと思う。 |
「2002.3.21(木)」曇後晴・又も平凡な春の一日
起きたら午後3時を過ぎていた。
しゃがんでいて急に立つと、軽くグラグラする。
・・・そんなことを思い出しつつ、上着のポケットを整理していると、今朝方までいたオネエチャンの店の伝票が出てきた。ほとんど飲んでいただけなのでツマミは注文していないと思っていた。
コンビニに買い出しに行こうと思った所、昨日自転車が壊れたのを思い出し、途端にブルーになってきた。
これが乗ってみると最初は大丈夫なのであった。
コンビニからの帰りは、逆風で上り坂、ペダルに思い切り力を込めなくてはいけない。
気を取り直し買って来たモー娘のDVDを見る。モー娘が良いのは言うまでも無いが、松浦亜弥ちゃんが輝いていたのが結構収穫。
山下久美子のデビューアルバムに入っている「次の駅についたら」。
山下久美子でちょっとキュンとなった後は、ワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の第三幕で、騎士ヴァルターの歌う懸賞歌を聴き、しばしの陶酔感に浸る。このロマン派コッテリの楽曲は、二日酔いの朦朧とした頭に程良い心地よさを与えてくれるものだ。 夜「恋のチカラ」と、ビデオに撮っていた昨日の「続・平成夫婦茶碗」を見終えると、もう遅い時間である。
こうして春の一日は平凡にこれといった何事も無く過ぎて行くのであった、とさ。 |
「2002.3.19(火)」晴・又部屋が・・・
産休していた椎名林檎が活動を再開するそうだ。なんでもカヴァーアルバムを制作しているらしいが、ビートルズの「ヤー・ブルース」という曲などを録音するようだ。
「男女七人夏物語」のDVDも買いてえ・・・。
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